戦う司書 The Book of Bantorra 第8話 沼と仲間と浜辺の貝殻 レビュー キャプ

死ぬ前にしたいことはないのか？というノロティの問い掛けに、「笑いたい」と
言ったエンリケ。その場から逃亡した彼を追い詰めたノロティとミンスだったが
彼女達の前に立っていたのはエンリケではなく、エンリケから体を取り戻した
ザトウだった。不死身のザトウの真の能力は「本喰い」と言われる、文字通り
本を自分に取り込み、本の持ち主の能力をも取り込むというものだった。
ザトウはエンリケ達がいた訓練島に行き、そこで死んだエンリケの仲間達や
クモラの本、そして、１人生き残っていたエンリケを殺し、彼の本まで、すべてを
取り込み、「怪物」と言われるほどの能力を持ったのだ。

後は続きからどうぞ



ザトウに取り込まれた者達は、ザトウの中？の沼地のような所に皆集められ
ていた。エンリケや、ルイモンもその中の１人。エンリケはその沼地の中に
落ちていた本に触れる。すると、その本はクモラの本で、かつて、エンリケを
殺そうとしたくらい彼を憎んでいたはずのクモラがエンリケの本心を知り
彼を許していた事を知る。その事を知ったエンリケは、沼地に囚われている
仲間達を電撃で救い始める。


クリックで別ウインドウ原寸大表示

エンリケが沼地で仲間達を解放している中、表の世界でザトウと戦っていた
ノロティ。各種魔法を自在に操るザトウに苦戦していたノロティだったが、
エンリケがその魔法を持つ者達を解放し始めたために、ザトウは次々と
魔法が使えなくなる。ノロティはザトウに馬乗りになりザトウを殴る！
表ではノロティ、中ではエンリケ・・２人の攻撃により、ついにザトウ自身が
沼地に落ちてくる。エンリケはザトウも電撃で倒そうとするが、そこに
かつての仲間が現れ、ザトウを沼の底に引きずり込む。仲間達は
エンリケに、ザトウの体の中で生き続けろと言い、ザトウと共に消えていく。
エンリケの殺された仲間達は、クモラのようにエンリケを許したのだった。
そしてクモラも、「ありがとう」とエンリケに別れの言葉をつげ、ザトウから
解放されていった。

戦いが終わり、ザトウの中のザトウは消え、ザトウはエンリケになった。
エンリケになったザトウの姿を見て、うれし涙を流すノロティ・・
ハミュッツはそんなノロティとエンリケを、満足気に見ていた。

------------------------

あらすじ、超テキトーになってしまいましたｗ　まあ、だいたいこんな感じ
なんですけど、色々省いてしまってます。訓練島の出来事は以下の通り。

訓練島での出来事
仲間同士で殺し合う訓練の中、１人、５人もの仲間を殺し、勝ち抜いてきた
エンリケ。クモラはそんなエンリケに殺意を抱いていたが、ある日、エンリケ
の本心、「本当はもう殺したくない」という事を知り、エンリケを殺害
するのをやめる。そして、クモラは、エンリケも自分達と同じだと他の
仲間に伝え、皆で島を出ようと画策するが、ボラモット（監視・監督）に
ばれてしまい、彼によって皆殺害される。エンリケはその事を知り、
ボラモットを殺害するが、その後、１人残され、もう立ち直る事ができなく
なったクモラも殺してしまう。エンリケはその後、廃人のようになり、１人
島に留まっていたが、ザトウによって、殺されてしまう。ザトウはその時に
島にあった少年達の本やエンリケ、クモラの本、すべてを食らって怪物に
なったのだった。

------------------------

エンリケが最後、ザトウの体で復活してよかった。ノロティとエンリケ、
２人が違う場所でだけれど、それぞれが、戦う姿がなんかシンクロしてて
いい感じでした。そういえば、今回の元凶、ガンバンゼルはどうするんだ？と
思っていたら、なんかそれは来週の話でやりそうなんで、楽しみです。
エンリケも、武装司書になればいいのに？と思いますが、かつて、バントーラを
襲った怪物であったエンリケが果たして受け入れられるかどうか・・？って
感じでしょうかね～。

前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 爆弾と本と沈み行く船
第2話 爆弾と姫君と灰色の街
第3話 爆弾と人間と死の神の病
第4話 夕方とシロンとコリオ
第5話 裏切りと杯と迷いの小道
第6話 雷と怪物と殴る少女
第7話 笑顔と仮面と死にたがりの男

タグ：沼と仲間と浜辺の貝殻 The Book of Bantorra 戸松遥 野島裕史 浜田賢二 朴璐美 あらすじ キャプ 画像 アニメ 戦う司書