戦う司書 The Book of Bantorra 第17話 帰還と出会いと燃えあがる緑 レビュー キャプ

追憶の戦機ユックユックを持ち出し、ある日突然バントーラ図書館から姿を消し
裏切り者と言われた、ヴォルケンが自らバントーラに戻ってきた。マットアラストに
連れられ、正面玄関からバントーラに入るヴォルケンを見て、武装司書達は
裏切り者ヴォルケンが今頃何をしに？と戦々恐々としていた。しかし、ヴォルケンは
そんな武装司書達を前に、バントーラで行われている不正を正し、真の正義を取り戻す
為に自分は戻ってきたと宣言をする。しかし、そうはいっても、ヴォルケンに
課せられた罪は重く、彼は裁判にかけられる予定だった。ハミュッツに
「俺はお前を許さない。武装司書の正義にかけて！」と皆の前で啖呵を切った
ヴォルケン・・彼の運命は・・？

後は続きからどうぞ


白煙号の事件（第一話参照）
船を沈ませたのはハミュッツだった。彼女は、あの時、船の中でヴォルケンが見た
壁に刻まれた言葉「ベント・ルガーは生きている、オリビア・リットレットの心の中に
生きている」というものを見て、平和的には解決できないと判断し、船を沈ませたのだ。


クリックで別ウインドウ原寸大表示

帰還したヴォルケンは、ミレポックに会う。ミレポックがアーガックスで記憶を
消した事を知らないヴォルケンは、ミレポックを見て、微笑むが、ミレポックは
ヴォルケンを素通りする。思わずミレポックを呼び止めたヴォルケン、しかし
ミレポックが自分を完全に忘れている事を察すると、悲しそうに笑う・・。

ミレポックがアーガックスによって記憶を消した事を、キャサリロとノロティが
喋っていると、そこにミレポックが現れ、その事実を聞いてしまう。ミレポは自分が
消したヴォルケンという青年の記憶を辿るが、何も思い出すことはできない。
なぜ記憶を消したのか・・と１人悩んでいると、マットアラストが現れ、ミレポックに
記憶を取り戻さないよう助言をする。

モッカニアの反乱以来、バントーラに保護され、街の仕立屋で働くレナスの体には
異変が生じていた。アーガックスによって植え付けられたレナスの人格によって
封じられていた、元の人格が戻りつつあったのだ。その事に気付いた、エンリケは
ノロティが大好きなレナスの人格を失うわけにはいかないと、レナスの人格を
つなぎ止めるように努力するが、ある日、元の人格はいつもより強力に現れ、エンリケに
元の人格を取り戻す協力をしてもらいたいと言い出し、思い出したある言葉を
呟く。「鉛色の・・ベンド・・」その言葉を聞いたエンリケは顔色を変え、レナスの
名前を大声で連呼し、レナスの人格を再び呼び覚ますが、元の人格は確実に戻りつつあった

ヴォルケンは夜のバントーラを歩き、今まで過ごしてきたバントーラでの思い出を
思い返していた。そして、ある証拠を求めていた。「彼女さえ見つかれば・・」
と呟くヴォルケン、すると、彼の目の前に、レナスが現れる。レナスを見たヴォルケンは
レナスに問う。

「貴方はオリビア・リットレットではありませんか？」

そして、レナスの中の元の人格が戻り、彼女は言う。
「そう・・オリビア・リットレットだ・・」

翌日、ヴォルケンは再びバントーラから飛行艇で姿を消した。しかし、今度は単独では
なく、オリビアを一緒に連れて。

バントーラでは、ハミュッツがヴォルケン捜索の命令を皆に下していた。ヴォルケンの
師の１人であり、ヴォルケンと親しいビザクに、ヴォルケンを殺せと命令を出す
ハミュッツ。その事を聞いたミレポックは、ハミュッツの意に反して、ヴォルケンに
警告を送る。彼女の中ではヴォルケンを救いたいという気持ちがあったからだ。

ヴォルケンの飛行艇に追いついたビザクは、ヴォルケンに戦いを挑む。飛行艇で
地上に降り、２人は闘うことに・・

----------------

ヴォルケン君、帰って参りました！　しかし、なんか、超勝ち目なさそうな戦いに
なってまいりました。オリビアリットレットが何の証拠になるのかとか全然
わからないんですけど、とにかく、何かを証明したくて？再び彼女を連れてバントーラ
から飛び出しちゃった彼ですけど・・どうなるんでしょうねえ・・
ハミュッツが言う通り、なんかヴォルケン、甘い所が満載だからなあ・・

エンリケが超かっこいいですね。なんかノロティの事大好きじゃないですか。
ノロティの幸せを守る為に、レナスを守るって・・そんな事はノロティはまったく
知りませんが・・。そういえば、エンリケ、オリビアが言った言葉に激しく反応して
いましたよね？？　ベンド・ルガーと知り合いなのか？あと、レナスがオリビアだって
知ったら、オリビアの事も知ってそうな勢い・・あそこらへんの元肉達はみんな
どこかしらで繋がっている感じですからね。

しかし、久々のヴォルケン君の活躍、一話でも長く続くように祈っておりますん。

ＯＰとＥＤも新しくなりましたね。今回のＯＰの方が好きだわ。そういえば、ＯＰ
見てて、気になったんですけど、ヴォルケン君、あんまり出てないっていうか、
一瞬しか出ないんですよね、ＯＰに。ってことは死ぬんですかねｗ　

オープニング
「星彩のRipieno」佐咲紗花（アニソンブランプリで優勝した人）
エンディング
「Dominant Space」結城アイラ

前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 爆弾と本と沈み行く船
第2話 爆弾と姫君と灰色の街
第3話 爆弾と人間と死の神の病
第4話 夕方とシロンとコリオ
第5話 裏切りと杯と迷いの小道
第6話 雷と怪物と殴る少女
第7話 笑顔と仮面と死にたがりの男
第8話 沼と仲間と浜辺の貝殻
第9話 真人と戦場と私の世界
第10話 変人と母親と黒蟻の巣
第11話 弱者と迷宮と女王の指し手
第12話 過去と理不尽とパイプの煙
第13話 休暇と絵本と赤錆の髪
第14話 落日と語りべと幾つかの寓話（総集編）
第15話 少女と少女と神の寝床
第16話 禁書と腑抜けと聖浄眼

タグ：戦う司書 アニメ キャプ 画像 阿部敦 戸松遥 朴璐美 あらすじ 沢城みゆき 中村悠一 大川透 広橋涼 野島裕史 大原さやか