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花咲くいろは 第2話 復讐するは、まかないにあり レビュー キャプ [アニメ]

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誰かに期待しても傷つくだけだ…
小学生の頃、散々期待させといて皐月が授業参観に来なかった時以来
そう思うようになった緒花。
だったら最初から期待なんてしなければいい
皐月にその事で文句を言ったら、人はたとえ肉親でも信用できないもの
頼っては駄目だ、自分だけを信じろ、裏切られる前にえぐるように
刈り取るように先制攻撃をしろ!と教えられた。

朝、だれよりも早く起きて、とにかく仕事をする緒花。
大声を出しながら草を刈る。そんな大声出しながらでいいのか?と
ちょっと思ったが、それよりも、女将から草の刈り方の駄目だしを
食らう緒花。

適当な仕事は邪魔なだけだ

うーん、確かに。女将の言う事は正しい…。
女将から呼び出された緒花は仲居の仕事をするように言われる。
一緒に呼び出された菜子は先輩として仲居の仕事を緒花に教える
ように指示を受けるが…

後は続きからどうぞ
 

手際よく着替える菜子、その所作を見て、素敵~と素直な感想を
言う緒花だが、菜子は照れてるのか、シャイなのか、モジモジするだけ。
菜子、ちゃんと緒花に着方とか教えてくれているのかね?

さっそく仲居の仕事…
敷居を踏んで部屋に入ろうとする緒花に敷居は踏んでは駄目だと
やっと教える菜子。その他、なんとかっていうか、やっとって感じで
緒花に仕事を教える菜子。緒花が苦手なのか?どちらにしろ、人に
モノを教えるという行為自体が苦手なタイプっぽい。
次ぎの部屋の掃除という事になり、緒花が次ぎはどこ?と聞くと
「波の間…だけど…」と波の間にはなにかありそうな口調の菜子。
そこで、他の仲居から呼び出された菜子は緒花1人を残し、
「ちょっと行ってきます」と何も指示を出さずに行ってしまった。
あートラブルが起きそうな予感が…

人に頼らず…自分を信じる…

皐月の教えを思い返した緒花は、とりあえず、自分で波の間の掃除を
することにする。ノックをすると部屋には誰もおらず、部屋はけっこう
汚れていた。仲居頭の巴さんから波の間に泊まっているのは有名な
作家さんだと聞いていた緒花。とにかく、普通に部屋を掃除し、ゴミ箱に
入っていたゴミは捨て、菜子が戻ってくる頃には波の間の掃除は
終了していた。次ぎは何をすれば?と菜子に聞くと、今朝の仕事は
これで終わり、お疲れ様でした。と言われる。それ以外の言葉は
なかった。

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厨房からは民子が宮岸徹から怒られている声が聞こえてくる。
なんか民子がお魚を焦がしちゃったようで…板場は大忙し、その
せいで、いつもまかないを作っている民子はまかないを作る暇が
なくなってしまった。それを影から見ていた緒花は、手も空いているので
民子の代わりにまかないをつくる。幼稚園の頃から家事をしていた
緒花の料理の腕前は立派で、評判は上々、徹は民子に
「おまえより上手いんじゃないか?」と言ってくる。そ、そんな事
言ったら、民子、余計機嫌悪くなっちゃうよ・・と思ったら案の定
民子は食事を食べずに席を立ってしまう。思わず緒花が後を追うと
民子は「出しゃばるな!あのまかない、私へのあてつけ?」
怒鳴り散らしてくる。ええ~…そんなぁ… 民子は緒花の行為は
ありがた迷惑だと言い、最後はいつものように「死ね!」
言ってその場から去っていった。  ちょっとぉぉ、民子さん
死ねとか、ありがた迷惑とか、あてつけとか…それはないんじゃないの?
こうなるとは思っていたけど、民子のこの態度はさすがにドイヒーだよ。
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なんでこんなに嫌われてんだろう…
ただ仕事覚えたいだけなのに…

と…ここで新たなトラブル発生。
波の間に泊まっている次郎丸太朗が、直木賞を取れるはずの大切な
原稿がなくなったと大騒ぎ。いや、こうなると思ってましたよw
しかも、なんか魂胆があっての言いがかりっぽいぞ…
次郎丸は緒花が掃除した時に誤って捨てたんだと言い張り、ゴミだけを
捨てた緒花は完全に濡れ衣。しかし、女将の対応は何か前の時とは
ちょっと違う。そんな大切な原稿が紛失したなら警察を呼ぼうと女将が
次郎丸に言うと、それをテキトーな理由をつけて拒否する次郎丸。
従業員総出で原稿を探して見つからなかったら、いままでの宿代は
タダになるという事になるが、どうやら、それが目的で言いがかりを
つけてきた次郎丸。女将も次郎丸の目的がわかっているっぽい。

女将の部屋で怒られる緒花。波の間は客が居ない時の掃除は厳禁
だったらしい、それは菜子があらかじめ緒花に教えるべきだった事だが
緒花は教えてもらってなかった。女将が緒花に、菜子から教えて
もらわなかったのか?と聞くと、緒花は教えてもらわなかった事を
言わなかった。そんなわけで、また女将から怒られる緒花。
無駄なやる気は邪魔になるだけだ
そんなぁ… 厳しいなぁ…

無駄なって…
じゃあ、どうすればいいんですか?
仕事の事わかってないって言うから、がんばろうって思ったのに
私はがんばりたいのに… なのに…

そうだよ、だいいち、ついこの前、右も左もわからない旅館の
仕事をいきなり始めた緒花なんだから、もうちょっと色々教えて
くれてもいいよねえ…。この境遇にいきなり放り出されてやる気を
失ってないだけ凄いと思うよ。ちゃんと教えてあげれば、ちゃんと
できる子なんだからさ…。

緒花が原稿を捜しに行くというと、それを制止する女将。
他の者にも仕事に戻れという。女将はわかっているんだよね、そんな
大切な原稿なんか最初から捨てられてないってことがさ。

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こうなったらグレてやろうかと思う緒花だが、グレ方がわからない
そんな事を思っていると、板場の徹が、暇しているならちょっと
付き合えと車に緒花を乗せ、荷物を取りに行く。緒花の二の腕が太い
から力がありそうで荷物運びにちょうどいいとか、失礼な事をずけずけと
言う徹。この人苦手だ…と思う緒花。最初は嫌いで苦手でも
そのうち好きになるというパターンはよくあるよね…と、徹と緒花の
間にそのうち何かが芽生えるんじゃないかとちょっと思ったり?
強調性がなくて空気が読めないから友達いないだろ?となんか失礼な
事を言ってくる徹、緒花はそんな徹にもっともダメージを与えられる
言葉を考える。そんな緒花の口から出た言葉は「死ね」だった。

徹はその言葉にビックリ?したかどうかはわからないが
今なんて言った状態、それより、緒花の方が自分が言った言葉に
激しく後悔、死んじゃ駄目だ、そういうのはよくない!と徹に言って
車から降り、唖然とする徹を後にしてそのまま帰っていく。

帰り道…緒花は色々と思う。自分が何をしたいのかモヤモヤとした気分。
人に期待をしないって決めた日、どうしてもモヤモヤして、晩ご飯には
皐月の嫌いなブロッコリーをどっさり入れた。
そしたら…ちょっとモヤモヤがスッキリして…
何かちょっと吹っ切れた感じの緒花。

旅館に帰ると、民子が相変わらず緒花の顔を見て「死ね!」
言ってくる。緒花は「死ねはやめようよ!それでほんとに私が死んだら
後味が悪いよ?もっとちゃんと言葉を選んだほがいいよ!」
はっきり民子に向かって言う。するとそこに菜子が現れる。
緒花は今度は菜子に向かって「菜子さんは逃げるのやめようよ!」と言う。

私もやめるから…
空気読まないのやめる!
人に期待しないのもやめる!
期待するから、頼るから…だから教えてよ!
何しちゃ駄目なのとか、仕事の仕方とか…!
それ以外にも、二人のこともっと知りたい。
そうだ…食べ物、何が嫌いなのか教えて
明日も私まかない作るから!私、二人にむかついているから
腹いせに二人の嫌いなもの入れるから!

緒花の言葉に民子は菜子を連れてその場から去ろうとする。
緒花は二人を逃がさず、押し倒して、二人の嫌いな食べ物を聞き出す。
言え!!
緒花の迫力に負け、民子はほうれん草、菜子はさといも…と嫌いな
食べ物を緒花に教える。それを聞いた緒花は「よーし!」とその場から
居なくなり、緒花が去った後、菜子は、緒花は自分を庇ってくれたから
腹いせされなくっちゃ…と呟く。
こういう衝突とかをくり返して、徐々に仲良くなっていくんだねえ。

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何やってるんだろう…私。
でも、でも、きっとこれでいい。
食べて欲しいって思う。
食べてくれるって期待しよう!
自分だけの力じゃ、まだ何も出来ないんだから!

緒花がゴミを捨てに行くと、ゴミを捨てる場所が間違っていた事が
判明し、昨日捨てたゴミも残っていた。つまり、昨日、次郎丸の部屋から
でたゴミも残っていたのだ。この中に世紀の大傑作の小説が捨てられて
いるのかも?と思った緒花は、ゴミ箱から出た丸まった原稿を
広げて読んでみる。すると、登場人物が緒花…?名前が一緒なのは
いいが、内容が…官能小説だった!ビックリしてると、目の前に
「僕は悪くない…」とブツブツ言いながら迫ってくる次郎丸が現れ…!?


第2話はこんな感じでした。
やっぱり、昼ドラチックな感じですが、面白かったです。
この先が読める話の中に色々と細かい心理描写がいっぱい詰まっている
所がいいですね。今回は、緒花がついに、民子と菜子に、ちょっと
言うべき事を言えたという感じで、二人の嫌いな食べ物を聞き出す
シーンは、見ていてけっこう爽快でした。これで、民子の死ねが
止まればいいんですけどねえ。死ねって言葉は、誰がどんな時に
言っても、気分がいいものではありませんからね。民子のあの
刺々しさが、これからどういう風に変わっていくのかが、楽しみですね。
それと、今回は、徹がけっこう目立ってたかな? 空気読めない
感じの人ですが、そのうち緒花と何かありそうな感じがしますね。
あと、民子って徹の事好きだったりするのかしら…? とか色々
気になりますね~~!
それと、次郎丸…どう見ても宿代をタダにすることが狙いっぽいけど
どうなるのかしら?

前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 十六歳、春、まだつぼみ



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