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神のみぞ知るセカイII FLAG 7.0 Singing in the Rain レビュー [アニメ]

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告白は明日の放課後だというのに、どこか上の空の様子のちひろ。
桂馬に告白を手伝ってもらっているうちに、桂馬の事が気になる
ようになってしまっていたのだ…。

一方、桂馬は翌日のちひろの告白に備えて、家に帰ってもちひろの
告白シナリオを色々と用意していた。

ボクの攻略に失敗はない

と自信を見せる桂馬。男子キャラの攻略にギャルゲーのノウハウが
ここまで活用できるとは!と新たな発見をした桂馬。

「あいつのような個性のないキャラだからこそゲームのプレイヤー
キャラにシンクロしたのかも。興味深い。」
ちひろの事をあくまでも、個性のないモブとしか見ていないまだ
見ていない桂馬…。

後は続きからどうぞ

 
 

翌日… エルシィを男に見立てて、ちひろに告白の練習をさせようと
待っていたが、なかなかちひろがやってこないので、エルシィに
ちひろを捜しにいかせる。

ヒゲガールのエルシィ… かわいいね~
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この格好で捜しに行かせるとか…どんなプレイw

エルシィが去った後、一人、引き続きちひろの告白について作戦を
立てる桂馬だが、男への告白を考えるのはやっぱりアホらしい…
とちょっとやる気をなくしていると、やっとちひろ登場。
ちひろが買ってきてくれた桂馬の分の肉まんを食べると、ちひろは
今日、駅前にあるイチオシの中華屋に一緒に行かないか?と
言ってくる。しかし、桂馬は「それはない」とキッパリ言う。
なぜなら、ちひろは今日、桂馬の攻略通りユータ君に告白して
成功、そして桂馬との付き合いも終わるからだ。

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すると、ちひろは「告白やめよっかな…」と言い出して桂馬を
唖然とさせる。その言い訳が「よく考えたらそんな好きでも
ないかなーと」という、またいい加減なもの桂馬の怒りを買う。
今まで出会った女子達はみんな頑張っていたのに、なぜちひろは
頑張れないのか、「少しはお前も真剣になれ!!」と怒鳴る
桂馬。ここで、ちひろは、自分がいかに、自分自身をあきらめているか
を表に出してくる。

なんの取り柄もないし、見た目だっていいわけじゃ…
歩美みたいに足が速いわけでもない、かのんちゃんみたいに
歌が上手くてかわいいわけじゃない。みんなみたいに輝けないのよ…。
真剣になって、どーなるってのさ!!

テキトーでいいじゃん! どいてよ!と桂馬を突き飛ばして、その場
から歩き去るちひろ。ここに至るまで、がんばる歩美の姿を
じっと見たり、ちひろの部屋のテレビにかのんちゃんが映って
それを見ていたり… あの時にも、何か、彼女の「あきらめた気持ち」
みたいのが出てたよねえ。ちひろだって、歩美やかのんちゃんが
頑張っているのは知っている、そして、もちろんそんな彼女達に
憧れのような気持ちをもっているが、自分の事を諦めている
ちひろは、その気持ち故、頑張っても無駄だと思っている…。


ここで初めて、桂馬はちひろにもちゃんとパラメーターがあった
事に気付く。ちひろをモブキャラとしてではなく、ちひろという
一人の女の子として見る。自分は今度の事でちひろの心の
スキマを広げてしまったのかもしれない…
桂馬は自分が駆け魂を出すとエルシィに告げ、ちひろの元へ走る。

目先の「恋愛」にとらわれすぎていた。
今にして思えば、ちゃんとつながっていたんだ…。
…言いすぎだった。
もう失敗はしないぞ!!

海浜公園の帆船で、思い詰めた表情をして海を見つめるちひろを
見つけた桂馬は、ちひろが身投げでもするのかと思ってタックルをする。
そこまでは思い詰めてなかったが、桂馬の問い掛けに、ちひろは
自分の気持ちを吐露する。

パっとしない平凡な自分が真剣に生きるなんて無駄。
好きでもない男を追いかけるのは光ってる人に憧れているから。
そして、憧れている間は自分も一緒に光ってる気がするから…

ちひろは、桂馬なら自分の気持ちをわかってくれると思っていたが
それは間違っていた。桂馬はリアルには絶望しているが、ちひろの
ように自分自身には絶望はしていない。そんな桂馬は言う。

今を決めているのは現実じゃない。
決めるのは自分自身。自分が望めば不可能はない。
ちひろだって望めばなんでもできる。

桂馬は、かつて、ちひろの事を平凡だと思っていたが、今は
ちひろの事を「一番個性があったかもしれない」と認めている
事を明かす。光れるものなら光りたいと言うちひろに、

ちひろが望めば…できるよ。
たかが現実(リアル)だ。お前なら楽勝だ。

それでも、まだ言い返してくるちひろ…
こんな時はキスだという感じで、桂馬はちひろにキスをして
ちひろを黙らせる。

大丈夫…できる。
ちひろにならできるよ。
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神々しい~w まさに落とし神降臨という感じ?


駆け魂は無事、ちひろから抜けだし、エルシィが勾留!

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後日…
ちひろは、元気いっぱいにバンドを始めると言い出し
「自分の人生、いつも私がボーカルだ!ヘタでも私が歌わないとね!」
と、自分と向き合っている姿を見せる。
今までの、あの薄暗い雨の感じがうそのように明るい感じで
ちひろ編は終了~~。
いつもと同じ道を歩いて、いつもと同じ事をしているちひろでも
確実に、彼女の中では大きな変化が生まれている事が素敵に
描写されていました。

桂馬はエルシィと二人で反省会?
とにかく、今回は途中駄目かと思われたが結果はなんとかなった。
改めて、現実はクソゲーだと感じる桂馬。

なのに…みんな現実(リアル)に四苦八苦している。
ボクはどうなんだろう…
そうだな… ボクは…


今回はこんな感じでした。
なんか、けっこう、ダラダラとやったわりには最後はあっけなかったと
感じる感じになってたのかもしれませんね。しかし、ちひろが
自分をあきらめている部分の描写をじっくりやったので、その分
ちひろの気持ちがよく伝わってきたんじゃないかと思います。
だが~やっぱり、ちひろの顔を可愛く描きすぎなので、ちひろが
自分の事を「かわいくない」という部分には説得力が欠けていた
ような気もしますね。かわいく描く事は良いことですが、この話の
場合は、そこに補正をかけると駄目だったのかなあと。
それでも、ちひろ編の最終話のこの話のちひろが、この3話の中では
一番、可愛くない感じに描かれていたような気が・・・?
あ、変顔があったからか?w 
桂馬がいつもよりだいぶ多く、説得していたのが特徴的ですが、
それは相手が、桂馬を唯一打ちのめすことができた弁が立つちひろ
だったからですよね。

最後に、桂馬が何か意味深な事をかんがえていますけど
何を思ったんでしょうね?


予告イラストは水無月徹
Twitpicの方に100%画質の1152×648をアップしてあります。
http://twitpic.com/51kpi9

前回までのレビューは以下からどうぞ
FLAG 1.0 一花繚乱
FLAG 2.0 一拳落着
FLAG 3.0 地区長、来たる。
FLAG 4.0 地区長、誇りを取り戻す。
FLAG 5.0 たどりついたらいつも雨ふり
FLAG 6.0 10%の雨予報



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