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花咲くいろは 第13話 「四十万の女 〜傷心MIX〜」 レビュー [アニメ]

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皐月がやってくる…!
戦々恐々とする喜翆荘。女将は自分や緒花が担当するのは
論外なので、菜子にお部屋係を命じる。
どんなにゴタゴタがあっても喜翆荘はいつも通りにすればいい
と言う女将自身が、「私はどうなるかわからないけどね」
言い放つくらい、皐月が来る事は大変な事だった。
女将が、なんか感情をあらわにしてる!? とりあえず皐月を
見たら、何をしでかすかわからない感じなのか・・・ (;゚д゚)ゴクリ…

そんな事をしていると、ついに皐月が喜翆荘に到着…!!
緊張が走る喜翆荘の面々をよそに、超マイペースな感じの皐月。
おっ 別に、女将と口をきかないとかじゃないんだ? 普通に
話しかけてるし。縁とはもちろん、仲良さそう…というか
縁が皐月に遊ばれてる感じだなw 

後は続きからどうぞ
 
 

お部屋に案内されると、浴衣や出てくるお茶菓子を見て、かなり
役に立つような意見を言ってくる皐月。こ、これは、喜翆荘が
もっとよくなるようにアドバイスしてくれている感じがする…!
皐月の言っている事は、崇子なんかよりよっぽど役に立つような事
じゃないか。

縁は皐月の事が気が気じゃない。幼い頃、皐月に虐げられた
トラウマが蘇るのか涙を流してなんかオロオロ…。その様子を見た
巴が、それが縁が崇子のような横暴なタイプが好きな由縁だと指摘
すると、赤面して否定する縁… 図星だったのかw

接客を終えた菜子が部屋から出てくると、菜子に駆け寄る巴と縁。
どうだった?と聞くと、菜子は…
素敵でした…色々、旅館の事をよくなるようにアドバイスくれて…
と照れながら言う。それを聞いた縁が皐月のアドバイスをメモろうと
すると、女将が縁の顔をひっぱたく。縁、災難だなあ…w

緒花はいつもの仕事に戻り、旅館の外の掃き掃除なんかをしていた。
帰ってきたばかりなのにさっそく仕事?
と次郎丸に言われ、東京に行ってきたばかりだが、今の自分の
日常は喜翆荘に在る事に気付く。

皐月に誘われ、稲荷神社に一緒に行く緒花。
皐月はぼんぼり祭りだけは好きだったとか語る。
孝ちゃんと仲直りできますようにってお願いしてみれば?
と皐月に言われ、動揺する緒花。その緒花の動揺を見て
「やっぱフラれたか」と皐月が言うと、もっと激しく動揺する緒花。
えっ、フラれてないでしょ?? 孝一は緒花の事、別に振ってないよね?
緒花の中で自己完結しちゃってるような状態だが…孝一はまだ緒花の事
好きだよねえ。 緒花がその場から走り去ろうとすると、皐月は
男に振られてしょげてる場合じゃない、ちゃんと見せてよ、この
旅館の良さを。と言ってくる。

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フラれた…
そうなのか… これがフラれたってこと?

そう思いながら緒花がフラフラと喜翆荘に戻ると、従業員達が
従業員室に集まって、なにやら会議中??
何かと思ったら、皆がそれぞれ、皐月と接した時に、彼女から
かなり的確なアドバイスを受けていて、それがみんなの調子を
崩していたのだった。皐月が来るって事で構えまくっていたら
皐月から、いい感じのアドバイスもらっちゃって、みんな皐月の事を
認めてる感じになってきたな~。 と、ここで、縁が、崇子が
来てくれる~これなら皐月に対抗できる!と嬉しそうに言いながら
部屋に入ってくる。すると、女将は縁の胸ぐらを掴み、往復ビンタを
何度も食らわすw

こんな時にまでよそ様に頼って…!
これは喜翆荘だけじゃない!
うちの… 四十万の問題!!

喜翆荘では、お客様の好みを把握して、そこに行き届くような
きめ細かいサービスを信条としている。
女将は緒花に、自分と緒花は皐月の好みを知っているから、自分達に
しかできないおもてなしを皐月にする事を提案してくる。あらら
女将がそんな事を言ってくるなんて…! 

板場で蓮さんが皐月は女将に似ていると言っていた。徹もそれに
同意。 「タイプは違うはずなのに、どこか筋が通っていて
納得てきるっていうか…」と言う徹。すると、女将が入ってきて
板場を少し使わせてくれと蓮に頼んでくる。おおっ女将が皐月の
為に何かするのかっ! そして、緒花は菜子に、皐月のお布団の
用意をやらせてくれと頼む。おおっ!
そんな緒花の様子を見て、菜子は「よかった、いつもの緒花ちゃんだ」
と嬉しそうに言う。それを聞いた緒花は「いつもの私…」
何かホッとしたような表情を浮かべる。

お食事時…運ばれてきた料理を誉める皐月。その中でも、皐月の
為の特別料理、竹輪の煮物を食べた皐月は、地味だと言いながらも
嬉しそうに笑う。女将が、皐月の為に作った料理かーっ!
食後、温泉につかりながら
私の好物なんか出しちゃって…
と思う皐月。自分の少女時代を思い出す。お風呂に入ろうとしたら
豆爺が掃除中、豆爺に出て行ってと言うと、女将が豆爺に出て行か
なくていいと指示、仕方なく豆爺が掃除している横で真っ裸になって
お風呂に入ったという思い出…w あらら、そんな事が~
お風呂からあがって、部屋に戻ると、お布団が敷いてあり、一工夫
されたものがおいてあった。緒花は皐月が丸めたシーツがないと
眠れない事を知っており、それがちゃんと用意されていたのだ…。
さっきの竹輪の煮物といい、この丸めたシーツといい、女将と緒花に
しかできない皐月の為のサービスなんだね。

緒花は女将の部屋で、更なる作戦会議中。皐月の事を知り尽くしている
二人で意見を出し合い、皐月の為のサービスを考える。

女将さんと二人きりでこれだけ話すのって初めてだ…
それにママの話をするのも…
女将さんて私のお婆ちゃんで…
当たり前だけどママのお母さんなんだなあ…


すると、女将の部屋の電話が鳴る。皐月からの電話だった。
皐月は、部屋にお酒とソフトドリンク、そして芸者を呼んでくれと
言ってくる。こんな遅くに芸者さんは…と言うと、「この際、
婆さんと小娘でもいいわ」と言って電話を切る皐。あー、お酒と
ソフトドリンクって言っていたし、最初から、女将と緒花を部屋に
呼ぶつもりだったのね、皐月。


皐月の部屋に女将と緒花が行くとかけつけ一杯といわんばかりに
女将にビールを勧めてくる皐月。女将さん、飲みっぷりいいわーw
次ぎの場面では、緒花が酔いつぶれて寝ている!? えっ
未成年に飲酒させたのか?と思ったら、ジュースで酔っぱらったとか。
アニメとか、漫画とかで、こんな風によくジュースで酔っぱらう
というシーンがあるけど、ジュースで酔っぱらうなんて事は
あり得なさすぎるので、いい加減やめてもらいたいなと…
酔っぱらって、愚痴るというシーンにしたいんだろうけど、どうにか
脚本を工夫して酔ってないが、愚痴をこぼすようなシーンに
したらいいのに。 

なぜかジュースで酔った緒花は
孝ちゃんが好きだってわかった瞬間にフラれちゃったんだもん!
と愚痴る。あら、緒花、孝一の事を異性として好きだってちゃんと
自覚してたんだ。すると、女将は四十万の女は一度や二度フラれた
ぐらいじゃ諦めない、自分は5回目でやっと思いを成し遂げたと
言ってくる。 緒花は孝一には孝一、自分には自分の日常がすでに
あり、それはもうお互いに相容れないものだと言う。
緒花はみんながみんな、ぼんぼってる!と言い、そのまま眠って
しまった。ぼんぼってるって言われてもねえ…皐月と女将は??だよねw
眠ってしまった緒花を見て、少し微笑んだ感じの女将、そして皐月。

その後、女将も酔いつぶれて眠ってしまう。眠ってしまった女将に
浴衣を羽織ってあげる皐月…すると、女将が口を開く…

夢を見たよ…あんたがここを継いで
緒花もいて…

女将は内心やっぱり、皐月に旅館を継いでもらいたかったんだ…
ポロリとこぼれた女将の本音がなんか切ないッス。
眠ってしまった女将を迎えにきた縁は女将を負ぶって、女将が
軽い事に気付く。こうやって、自分の親が年をとった事に
気付く縁もなんか切ないなあ…。 皐月は、酔いつぶれた女将が
呟いた事を聞かなかった事にすると独り言。

私…なーんも聞いてないからさ。
いつまでも憎たらしい母さんでいてよ。

皐月も切ないな。四十万の人々、みんながみんな、ちょっと切ない
夜だったという感じか… 

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翌朝…皐月は清々しく喜翆荘を去っていく。去り際、緒花に約束だからと
封筒に入った今の喜翆荘に対する感想を書いたものを渡す皐月。

封筒を開けると…

10年一日の如く…と言ってしまえば簡単だ。
しかし、変化を続けなければ場は淀んでしまう。
変わらないというイメージを人に与える為の変化は
非常に難しいのだ。
喜翆荘は常に進化を続ける。変わらぬサービスを
続ける為、10年一日の如くを守り抜く為
従業員達の気概を感じる、とても暖かな居心地のいい旅館だった。


絶賛の感想を残した皐月。従業員達、縁は歓喜!女将も…表情は
見せなかったが、きっと嬉しかっただろう。


緒花は一人、稲荷神社を訪れ考える…

ここに来てから孝ちゃんに会いたいなって思う事はあっても
東京に戻りたいっていうのは一度も考えた事はなかった。
孝ちゃんとのいつもに戻れないから東京に戻らないんじゃない
この場所が私のいつもだから。
このいつもを選んだのは、誰でもない、私だから。
私は喜翆荘が好き。
喜翆荘で働くみんなが好き。
お婆ちゃん…女将さんの事も、ママの事も好き
孝ちゃんの事も…

孝一の「じゃあな」を思い出す緒花。すると、大声で叫ぶ。

孝ちゃん、いままで色々ごめんね!
色々ありがとう!色々ありがとう…
じゃーなー!!

涙を拭って顔を上げる緒花。

ヨシ!と自分に気合いを入れる。


エンディング…第一部終了という感じで、ちょっとオシャレエンディング
(いつもと違うエンディングのことをオシャレエンディングと呼ぶw)
今までの色々なシーンが流れてた。

今回はこんな感じでした。
最後の部分で、緒花が稲荷神社で、大声で孝一にむけたさよならを
シャウトしていたけど、あれって、あそこで、一人で大声で
言ってるだけじゃ、まったく意味ないんじゃないの? あれを
孝一に電話でもして、言わないと、まったく意味ないと思うんだけど…。
もしかしたら、この後、孝一にちゃんと電話か、メールか、手紙かで
伝えるのかな?? もし、孝一自身に伝えなかったら、ほんと
意味ないよね。あれじゃ緒花の中だけで自己完結したっていうだけじゃん。
だいいち、孝一はまだ緒花の事を好きなんじゃないのかねえ?
結局、緒花は孝一の事を放置プレイという事になってしまうような気が
する。今回で孝一絡みの事とか終了かもしれんが、そこらへんの
フォローは欲しい所じゃないでしょうか。
皐月、女将、緒花の3人の部分はよかったね~。あと、何気に縁も
よかった。要するに四十万の人々がいい感じだったという。
特に、今回の女将は、今までに見せなかった顔を色々見せてくれた
と思う。縁をひっぱたいているシーンとか、好きだわーw

次回は水着!?
久々に結名もたっぷり出てきそうだし、色々楽しみだな~

前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 十六歳、春、まだつぼみ
第2話 復讐するは、まかないにあり
第3話 ホビロン
第4話 青鷺ラプソディー
第5話 涙の板前慕情
第6話 Nothing Venture Nothing Win
第7話 喜翆戦線異状なし
第8話 走り出す
第9話 喜翆荘の一番長い日
第10話 微熱
第11話 夜に吼える
第12話 「じゃあな。」



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