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新作アニメ うさぎドロップ 第1話 りんどうの女の子 レビュー [アニメ]

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祖父の訃報で、何年かぶりに、祖父の家を訪れたダイキチ…
庭先で見知らぬ小さな女の子に出会う。

りん… 可愛イイイイイイイイ!!

と、シャウトしたくなるほどのりんの可愛さ。

最初、りんの事をいとこの娘かとと思ったダイキチは母親から、りんが
死んだ祖父の子供である事を知る。母親は母子手帳を残して不明…
りんはダイキチが気になってしょうがない。なぜなら、ダイキチは
自分の父によく似てるから…。

ダイキチがじいちゃんに似ているという描写は、原作ではじいちゃんの
知り合いのオバサンが、ダイキチの顔を見て驚いて転ぶという
シーンがあるのだが、アニメではそれがなく、代わりに親戚のおじさん
から、ダイキチがじいちゃんに似ていたンだなあ…としみじみと
言われていた。

後は続きからどうぞ



春子の所の娘の麗奈が…クソガキすぎw
あやとりで、りんが作ったブリッジをそのままもらって、
できたー!って喜んで、他の人に見せてまわるとか、どういう…
でも、りんはそんな麗奈の事を見て、微笑んでた。りんとは
そういう優しい子なのだ。 その後、親戚のオバサンに
4段梯子を作ってみてと、言われた麗奈が当然できるわけなく
逆ギレして、りんからもらったあやとりの紐をおばさんに
「うんこ爆弾!」って言って投げつけるとか…
どんだけクソガキなの麗奈w

夜も更け、祭壇の前で眠りそうになっているりんがダイキチに
寄り添って眠ってしまう姿がまた可愛い… りんがダイキチの事が
気になってしょうがないのはもっともだが、ダイキチもりんの事を
気にしている。だいいち、まわりの大人が、りんに構わなすぎというか
もうちょっと気を遣ってあげてもいいのに…

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翌日、葬儀中、最後のお別れの時…
またまた、麗奈のしつけが… 柩の中にお花を入れる時に、花を
沢山とって、お花畑にするの~とか言って花を柩に放り投げるとか
どんだけ…。 ダイキチは部屋の隅っこで一人、だまってあやとりを
していたりんを呼びに行く。柩の前で、柩に入れる用の大きな菊の
花をりんに渡そうとすると、りんは大きく首を振り、そして、庭に
駆けだしていく。りんが向かったのは庭になるりんどうの花畑。

じいさんが好きだった花…

りんはりんどうを数本摘んでくると、それを柩の中に入れる。
「じいさん…この花が一番喜ぶよな…」そうダイキチが言うと
りんは「もう、おきないの?」と聞いてくる。
ダイキチが「ああ、もう起きない」と答えると、りんはダイキチの
スーツをキュっと掴み泣き出す。その姿を見たダイキチは

お前…本当にじいさんの子なんだなァ…

としみじみ思う。キンモクセイの花が空に舞っていく光景とか
音楽、ほんと情緒たっぷりだなあ… 

火葬場から戻ってきた後…

止まってしまった時計を巻こうとするりんだが、手が届かない。
ダイキチが巻いてあげるのだが、二人の後ろ姿が、なんかいい。
こんなシーンは原作にはないのだが、なかなか、いい感じに
収まっている。

今後のりんの扱いについて、近親者の間で話し合いが始まる。
あー、また麗奈だよ、麗奈が、りんが喋れないと、ダイキチに
向かって騒ぎ出したw 要するに、りんがあんまり喋らないから
麗奈がつまらないという感じなんだが、あまりにうるさいんで
お菓子を渡して黙らせる。

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誰が当面、りんの面倒を見るかで、もめる親戚達。
りんの言葉が遅れてるみたいだし…とか言ってるけど、りんの
言葉は遅れてなんかないよ… ただ、余計な事を喋らないだけ
なのに。ダイキチが自分の母親に、家にいるんだから面倒みて
あげれば?と言うと、母は半ば逆ギレで拒否、そんな様子を
見たダイキチは、この話し合いが誰がりんをあずかるかという
話し合いではなく、すでに連中の腹の中は決まっている話し合い
だという事に気付く。

とりあえず、すぐにでも受け入れてくれる施設をあたってみよう

その言葉を聞いたダイキチは決心して立ち上がり、
庭にいたりんを呼ぶ。


りん、おれんち 来るか?

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(ノД`)

こうして、ダイキチの家にりんがやってきた。
一つの布団で、りんと一緒に寝るダイキチ。朝、りんの方が
早く起きて、ダイキチを起こす姿とか、りんが可愛すぎるぜ…。


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朝ご飯を食べてると、りんがご飯のおかわりをしてくる。
もう、おかずないよ?と言うと、「おにぎりにするから」と
言うりん。「おにぎりの具もねえよ?」と言うと、「しお!」と
言うりん。小さな手で小さな塩握りを作って、ダイキチに
「はい、おじいちゃん!」と言って渡した後、
「間違えた、ダイキチ!」と言い直すりん。 かわええ・・

そんなわけで、りんはダイキチの事をダイキチと呼ぶことになった。


初回はこんな感じでした。
ほんと、見ているだけで涙が出てきちゃうような作品だった。
原作にけっこう盛ってあったけど、その盛った部分が、失敗じゃなく
かなり良かった。りんが手の届かない時計のネジを巻いてあげる
シーンでの二人の後ろ姿はほんとよかった。あの姿を見た時
ああ、きっとりんの父親が生きていた時も、こうやって
こんな後ろ姿で二人は時計を巻いていたんじゃないかなって。

土田大のダイキチって、最初は、トニーアルメイダがダイキチ?って
ちょっと想像できなかったんだけど、ぴったりじゃないですか!
りんの声も可愛くてキュンキュンしましたよ…。
アバンの部分はなんかユラユラしたような絵面だったけど
本編に入って普通のアニメっぽい絵面になってよかった。
ずっとあのボヤーっとした絵面ってどうなのかな?と思ったんで。
キンモクセイの花が所々でいい味出してたなあ。なんかキンモクセイの
あのいい香りが漂ってくるようだった。
とにかく、いい作品になりそうで嬉しい。
次回も、感動させてくれ!

スタッフ
原作:宇仁田ゆみ
監督:亀井幹太
シリーズ構成・脚本:岸本卓
キャラクターデザイン・総作画監督:山下祐
プロップデザイン:秦綾子
美術監督・美術設定:立田一郎
色彩設計:田中美穂
特殊効果:村上正博
撮影監督:田中宏侍
編集:植松淳一
音響監督:若林和弘
音楽:松谷卓
プロデューサー:小中大典、尾崎紀子、中武哲也
アニメーション制作:プロダクション I.G
製作:アニメ「うさぎドロップ製作委員会(東宝、
フジテレビジョン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、
電通、プロダクション・アイジー、祥伝社)

オープニングテーマ
「SWEET DROPS」歌:PUFFY
エンディングテーマ
「High HighHigh」歌:カサリンチュ

キャスト
河地大吉(CV:土田大)
鹿賀りん(CV:松浦愛弓)
二谷コウキ(CV:酒井乃碧)
コウキママ(CV:大原さやか)
前田春子(CV:植田佳奈)
前田麗奈(CV:須藤菜々子)
吉井正子(CV:坂本真綾)
河地幸子(CV:峰あつ子)
河地カズミ(CV:内山夕実)


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