輪るピングドラム 2ND STATION 危険な生存戦略 レビュー

私は、運命って言葉が好き
だって運命の出会いって言うでしょ？
たった一つの出会いがその後の人生をすっかり変えてしまう
そんな特別な出会いは偶然じゃない…　それはきっと、運命
もちろん人生には幸せな出会いばかりじゃない
嫌な事、悲しいことだってたくさんある
自分ではどうしようもない　そういう不幸を
運命だって受け入れるのは、とてもつらいこと…

でも、私はこう思う
悲しいこと、辛いことにも、きっと意味があるんだって！
無駄なことなんて一つもない
だって、私は運命を信じているから

アバンのモノローグは荻野目苹果によるもの。
普通の夢見る少女な感じの彼女…　彼女は運命を信じている。
前回では高倉兄弟が二人揃って「運命って言葉が嫌いだ」と
言っていたが、今回はその正反対…　

後は続きからどうぞ
　
　

高倉家、朝の食卓…


カワエエエエエエっっ！！
もう、いきなりペンギン、可愛すぎるよぉぉぉ
ヨダレ垂らしているしｗ　あと、細かい所だが、納豆を
パックの所で作っちゃってる図がいいよね、パックの所で
作ると、使った辛子をあの場所に置くもんｗ


ペンギン帽が祭られてるｗ

ペンギンがヨダレ垂らして食卓を見てるって事で、ペンギンの
ご飯をどうするかという話になる。陽毬が水族館で聞いたところに
イワシ、サバ、アジなんかがペンギンのご飯らしいが、それって
ものすごくえさ代がかかるんじゃ…と青ざめる晶馬。
安いドッグフードとかじゃダメかなあ？　と悩んでいると
気付けば、陽毬があのペンギン帽をかぶっている！！




生存戦略ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!


またあの、トンデモ空間。あの空間に入る一連の流れは変身バンク
みたいな感じなのかしらん。それにしても、何度見ても、釘付けに
なる変身バンクですなあ…　何度でも見たくなる、すごい映像だよね。

きっと何者にもなれないお前達に告げる
本日、午前８時１０分発の列車に乗れ
前から３両目、２番目のドアで待機　
東高円寺駅で荻野目苹果が乗車する
その者がピングドラムを持っている　多分な

もしピングドラムが手に入らなければ陽毬は死ぬ。そう言われたら
陽毬LOVEの兄弟は動くしかない。晶馬がプリンセスの事を
帽子様って呼んでるよｗ　

生存戦略しましょうか？

そんなわけで、荻窪８時１０分発の丸の内線に乗った兄弟。
ペンギンズ２体ももちろん一緒。

■回想
晶馬の回想　前車両より　妹が生き返る
不思議な出来事。僕たちに起こったことは夢なんかじゃない。
だとしたらあれは？

ペンギンズ、他の人には姿は見えないからって、車両内を自由
気ままに…ｗ　特に晶馬のペンギンは車内をスポーツ
新聞の上に乗って滑っていた。そしたら・・・・

新聞のインクがお腹に写っちゃってるしｗ


そして東高円寺…
荻野目苹果が誰だかすぐに分かるかと思ったら、急に東高円寺から
混み出して、車内は満員状態、これじゃ誰が荻野目苹果だか
分からない…　こんな時はペンギンズの出番…と思ったら
ペンギンズも身動きが取れてなかった。　


挟まってしまって、なんとか抜け出そうと…
女子高生のお尻の所でモゾモゾしているのでイヤな予感。

スポーン！　抜けたｗ

感動の再会

しかし、この直後、案の定、女子高生が晶馬が痴漢だと
騒ぎ出した。ペンギンが引っかかってて・・・なんて説明できないし
晶馬が半べそをかいていると、冠葉が必殺のイケメンテクで
自分の鞄が引っかかっていて引っぱったと言い、女子高生は
許してくれた。冠葉と晶馬は双子なんだろうけど、冠葉の方が
イケメンなんだねえ、きっと。そして、新宿御苑前に到着し
女子高生は下車していったが、その時に友人の名前を呼び、その
友人が探していた苹果だった。

冠葉は晶馬に後を追わせて、自分はあとから行くと言って
そのまま電車に乗っていった。制服から苹果が櫻花御苑女子の
生徒だという事もわかり、後を追いかける晶馬。

ピングドラムを手に入れるんだ！　陽毬の為に



苹果が学校に入っていったのを見届けたのはいいが、女子校なので
それ以上は手出しができない。とりあえず、学校が見える
ビルの屋上へ移動し、黄昏れていると、冠葉がやってくる。
冠葉はハッキングに強い昔の女に、櫻花御苑女子の情報をゲットさせ
その情報が入ったＵＳＢメモリを持ってきていた。その上、
ペンギンズに無線とカメラなどを張り付け学校内に潜入させる。
ペンギンズには番号をふり、１号が冠葉のペンギン、２号が晶馬の
ペンギン、そして、３号が陽毬のペンギンという風になった。
学校内に潜入した１号と２号は指示通り動き、苹果を発見、
持ち物を探らせるが、ピングドラムらしきものはなかなか見つからない。
その後も、ペンギン１号と２号は苹果に密着して探りを入れるが
放課後になっても見つからなかった。

二人が学校をさぼっているので担任の多蕗先生から、自宅に
電話がかかってきて、陽毬が応対する…


なんか、ペンギン１号が、女の子のスカートの中ばっかり
見ているような気がするんだが…ｗ

放課後、苹果の後をつける二人は、苹果が向かった池袋PARCOへ。
もちろんペンギンズも苹果に密着状態。陽毬は二人が学校をさぼった事で
怒って電話をしてくるが、それどころじゃない、陽毬を助ける為に
二人は必死なのだ。そのうち、立ち読みをしていた苹果は
ランジェリーショップへ移動、二人は中に入る事ができないので
ペンギンズが引き続き苹果に密着してるが、苹果は店の裏口から
非常階段へ向い、そこからなんと、危険行為を…！


危ないぃぃぃ何やってんの！？

後を追う事はできないので、ここはペンギンズの出番…

ペンギンズｗｗ

後を追ったペンギンズは役に立たなかったが、非常階段の
所から苹果の様子を見ていた晶馬と冠葉は苹果が何かを撮影している
のを確認した。そして、苹果は荻窪駅へ。苹果は誰かを
待っている様子だったが、なんと苹果が待っていた人物は
晶馬達の担任の多蕗先生だった。エエエ！？　苹果が池袋で
撮影していたのは、多蕗に見せる為の燕の巣、多蕗は写真を
見て喜んで、その後、すぐに「お母さんによろしくね」と苹果に
言って去っていった。苹果の様子はどっから見ても多蕗先生の
事を好きな感じ。多蕗と別れたものの、苹果はニヤリと笑い
多蕗の後をこっそりとつけていく。　苹果、ここでニヤリとちょっと
ダークな笑いを浮かべる前までは、ただ、憧れの人の為に
頑張る女子高生・・・・という感じだったのに、ここからが
急展開でしたよね。

多蕗のアパートの近くで、尾行をペンギンズに任せると、
苹果が多蕗のアパートの床下に入っていった形跡が…！！
えええええっっっっ　　ま、まさか・・・・・

ペンギンズも苹果を追って床下に入っていくが、そこで苹果は
敷物を敷くと、その上に仰向けになり、盗聴器の無線の周波数を
合わせ、多蕗の部屋の音を聴き始め、満足げな顔を浮かべる。



荻野目苹果は多蕗のストーカー

苹果は鞄から日記帳を出し、ストーカー日記を…！？

安心して…　一人の晩ご飯も後少しで終わりだよ
だってこれからはずーっと私が一緒だもん
多蕗君に寂しい思いなんて…させない
大丈夫、未来はあらかじめ、すべてここに書いてあるから
ムダな事なんて一つもないよ
私は運命を信じている

そう言って苹果は未来日記に、DESTINYスタンプを押す
あー、この日記帳、あらかじめすべての予定が書いてあるんだ。
そして、それを苹果はすべて実行していってて、実行し終わると
DESTINYスタンプを押すと…　ひええええ　　怖いぃぃ



今回はこんな感じでした。
晶馬と冠葉は運命という言葉が嫌いでしたが、荻野目苹果は
その正反対に位置するというか、もう、運命しか信じてないというか
しかも、その運命を自分で描きまくって、それを実行していくと
いう超危ない未来日記ストーカー…　恐ろしやー！
多蕗の部屋に盗聴器まで仕掛けているっぽいですけど、部屋の中に
こっそりと入ったりしたりしてるのだろうか・・・なんにせよ
ガチストーカーなのは間違いない。苹果がもっている
ピングドラムって何なんだろうね・・あの未来日記…？？
予告の映像見ると、多蕗の部屋だったけど、多蕗も何か
一癖あるのかしら…？　一見なんの不思議な所もないけど。
普通の青年っぽいよねえ。　

それにしても、ペンギンズが可愛いな～　あの可愛さに悶絶しちゃうよ。


前回までのレビューは以下からどうぞ
1st STATION 運命のベルが鳴る

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