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青の祓魔師 第14話 愉しいキャンプ レビュー [アニメ]

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学校の方は一学期が無事終了し夏休みに突入。
燐達、候補生はこれから林間合宿と称し、学園森林区域にて
3日間の実戦訓練を行う為に、すぐに集結、引率は雪男と
シュラ。 この訓練は候補生が本格的に実践任務に参加できるか
どうかのテストも兼ねているので気を引き締めていきましょう!と
雪男は言う。テストか~ 塾のテストって、前の候補生試験の
時の事を考えると嫌な予感しかしないぜw

重い荷物を背負って拠点を作る所まで向かう燐達。
みんなゼエゼエいっている中、燐だけは異常に元気、なんと
シュラの荷物まで持って、それでも元気。みんなで一緒に
出かけているのが楽しいのと、体力がやはり人間離れしているw

志摩「奥村君って、体力宇宙ですよね…」

ちなみに、このシーン、原作では燐はシュラの荷物を持っていない。
アニメでちょっとディテール盛ってきていた。

後は続きからどうぞ



目的地に到着後、すぐに拠点を築く。
男性陣はテントの設営と墨おこし、女性陣はシュラの指示に
従ってテント周囲に魔法円の作画と夕食の支度。ここで、雪男は
あの暑苦しいコートをやっと脱ぐw 

燐が楽しそうに勝呂達と一緒にテントを設営している姿を見て
楽しそうだねと笑うしえみ。男の子って不思議だよねえという
しえみに、不思議なのはしえみの方だと言う出雲。
しえみに面と向かって大嫌いだと言ったのに、しえみはそんな事を
ものともせず、出雲に普通に話しかけてくるし、頼ってくる。
出雲はそんなしえみの事が理解できないのだ。理解できない…と
いう感じでもないか、出雲にとっては初めて接するタイプの人間で
戸惑っているといった方がいいかな? 

夕食の支度は、女子達の手際の悪さを見ていられなくなった
燐が、結局やり、手際よくカレーを仕上げる。燐の料理の腕前は
プロ級なので、皆、そのおいしさに驚きまくり。
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雪男…w

こんなみんなで楽しいキャンプのような事をするのは燐に
とって初めての行為で、その光景を見ながら、昔を思い出す。
思い出されるのは獅郎の言葉…

お前の力は誰かの為に…
もっとやさしいことのために使え

燐は獅郎の言葉通り、力をやさしいことの為に使ってきたが
それが裏目に出て、学校で孤立するようになり、そのうち
学校をサボるようになった為に、こういう行事にはろくに
知らなかったのだ。

仲間ってこういう感じなのかな…

こうやって、燐が幸せを感じるほど、炎ばバレる時が怖くなるね…

最近の燐の様子を心配していたしえみは、燐が楽しそうで
安心したと雪男に言う。すると雪男は「しえみさんは兄さんを
よく見てるんですね」となんか寂しそうな顔をしながら言う。
えっどういう意味、雪男って、しえみの事好きなの?それとも
自分より、しえみの方が燐の事をよく見ているという事が
寂しいのか? ちょっと意味深だよね。


食事後、自称18歳、ほんとは26歳のシュラがビール飲んで
酔っぱらっている事で、一瞬、素が出てしまう雪男。雪男は
もっと素な自分を出すべきだよね~ 言いたいことも
言わないんじゃストレス溜まるってもんよ。

課題が発表される…
森の何処かにある提灯に火を点けて戻ってくる
置かれている場所は拠点から半径500m以内の何処か。
3日間の合宿期間内に提灯を点けて消さずに帰ってきた者に
実践任務の参加資格が与えられる。
ただし、提灯は3つ、つまり参加資格は3枠しかないという。
候補生にはそれぞれこの課題をクリアする為に必要な最低限の
道具が与えられ、魔除けの打ち上げ花火も一本づつ配られるが
マッチは一本しか配られない、つまり、花火に使えば提灯に
火が点けられない… 使うときはよく考えて使いましょうという雪男。

森は夜間中は下級悪魔の巣窟なので、今の候補生の実力だと
ギリギリ切り抜けられるかどうかといった所… 
あああ・・また危ない感じがするなあ・・・。

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提灯に火を点けて戻ってくるだけと聞いて簡単そうだという
燐に、シュラはコッソリと囁く、暗い森の中で炎を出せば
一発でバレる、シュラはまだ監察官として此処にいるわけで
もし、燐の炎の事ばバレれば、シュラは上に報告せざるをえない。
そうなれば四大騎士(アークナイト)やら現聖騎士なんかも
やってきて大変な事になる…と燐に忠告する。

枠が3枠しかない事から、この任務はとにかく自分自身が
取ることだけ考えるのが正解だと判断した候補生達は、それぞれ
個別に四方に散っていく。そんなんでいいのか~? やっぱ
チームワークなんじゃ? と思うよね。

森に入ると、すぐに血を吸う蛾の大軍がそれぞれの候補生を襲う。
皆、それぞれ、自分の能力を駆使して、蛾を祓うが、しえみは
ニーちゃんを出す時に、蛾に召喚円を描いた紙を破かれて
しまい、ニーちゃんが消えてしまい、ピンチになり悲鳴をあげる。
その悲鳴を聞いた燐はすぐにしえみの所に駆けつけ、蛾に
襲われ血を流して気絶しているしえみを見て、つい炎を出して
しまう。すぐに自分に落ちつくように言い聞かせ炎を消す燐。

炎を使うことが完全にクセになっちまってる…!

と、ここで、なんと勝呂君が「何や、今のは!?」と現れる。
炎見られた!?と思ったが、暗闇で急に光ったので目がくらんで
よく見えていなかったのでセーフ。危なかったねえ…
と、ここで、志摩君も駆けつけ、そこに、子猫丸からメールが入る。
子猫丸は提灯を見つけたのだが、そこからわかったのはこの
訓練はみんなで協力しないと絶対にクリアできないものだと
いう事だった。


拠点で訓練生達の様子を見ていたシュラと雪男。
訓練開始10分と経たずに炎を使った燐を目の当たりにし
燐の能力を隠し通すのに限界を感じる雪男。シュラは、自分が
ヴァチカンに戻らず、正十字学園に残った理由は、燐に剣の
扱い方を教える事にしたからだと雪男に明かす。
シュラはある程度、燐を鍛える為のメフィストのやり方には
賛成しているらしい。そして、シュラの視線のずっと先からは
メフィストとアマイモンが見ていた。

メフィストとアマイモンは再び燐に何かを仕掛けようと
しているのだが、今回はメフィストは、自分の言うとおりに
動けとアマイモンに言う。しかし、アマイモンはまったく
聞いていない様子… そんなんでいいのか…?

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燐達は、提灯の実物を見て驚愕、それは提灯なんてものじゃなく
大きな石燈籠、化燈籠(ペグランタン)という悪魔だった。
化燈籠とは…
夜間人が火を灯すのを待ちかまえ、火が灯ると
動きだし、生き物を喰って燃料にする。特に女が好物。
燃料が尽きるか、朝になると動かなくなる。

枠が3枠とは言っていたが、3人とはいってない… つまり
これは協力戦だったのだ。まあ、それが祓魔師の戦いの基本だからね。
出雲と宝に連絡をとりたいが、誰も二人の携帯のアドレスを
知らないので、とりあえず、子猫丸が考えた、今ここにいる5人で
運ぶフォーメーションを採用し、化燈籠を運ぶ事に。
暫く先へ進むと、ボロボロになった吊り橋があり、その橋を
使って向こう岸に渡るのは到底不可能、そして、その吊り橋自体にも
何かが封印されている事が判明。

どうやって、向こう岸まで化燈籠を運ぶんだ!?という感じだったが
ここで勝呂君が、化燈籠の特徴を逆手に取った作戦を思いつき、
化燈籠自身に向こう岸まで渡らせる事に成功。これで一安心…
かと思ったら、燐が吊り橋の柱にちょっと触れたら、吊り橋が
崩れて、吊り橋の封印が解け、悪魔が現れ、燐が捕まってしまった…!


今回はこんな感じでした。
燐が、キャンプっぽい事を楽しむシーンは、なんかジーンっと
来ますね、中学時代だって、燐は獅郎に言われた通り、やさしいことに
自分の力を使ってきたけど、それはあまり人にはわかってもらえず
だんだん孤立していってしまったとか、ほんと、見てられんですよ。
でも、今は、初めて、同年代の仲間ができて、本当に楽しそうな
彼の姿… 色んな意味で切ないですなあ。
化燈籠はみんなで協力しないと運べないと判明した後、
みんなで協力して運ぶ部分が、すごく考えられていて面白いですよね、
子猫丸フォーメーションはみんなの特色をしっかり活かしたよくできた
フォーメーションで、凄いなあと思った、あと、勝呂君が
考えた、吊り橋の向がわに化燈籠を運ぶ方法も、いい考えだったよね。
若干、謎解き要素みたいのがあって面白かったかも。
会話で、面白かったのは、志摩君が失禁しちゃうかもとか言ってる時に
子猫丸が「失禁だけに、したら最後全てを失うんや」と言ってるのが
笑えましたね、いいこと言うなあ子猫丸!w

前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 悪魔は人の心に棲む
第2話 虚無界の門(ゲヘナゲート)
第3話 兄と弟
第4話 天空(アマハラ)の庭
第5話 祟り寺の子
第6話 まぼろしの料理人
第7話 友千鳥
第8話 此処に病める者あり
第9話 おもひで
第10話 黒猫(ケットシー)
第11話 深海の悪魔
第12話 鬼事(おにごっこ)
第13話 証明


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