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神様ドォルズ 第七話 追憶の肖像 レビュー [アニメ]

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それは6年前のこと…

6年前、阿幾はその時、暗密刀の隻の座からすでに退かされており
暗密刀は阿幾の異母兄である枸雅篤史が継いでいた。
阿幾はああいう性格な上にその生い立ちのせいもあって、篤史に
目の敵にされており、その日も篤史達に執拗にからまれていて
篤史は暗密刀まで呼び出して阿幾を威嚇しようとしていた。
篤史の隻としての腕は最悪で、飛ばす事もままならないような状態。
そんな光景を見て阿幾は「本当に隻の資格…あんの?」と篤史に言う。
その言葉は篤史を激怒させ、篤史は暗密刀で阿幾を殺そうとするが
そこに匡平が玖吼理で割り込み阿幾を助ける。篤史はその現場から
去っていった後、そこに居合わせた新任教師の瀬能千波野にドキドキ
する匡平。千波野は阿幾に助けた犬の面倒を見ろと言ってくるが
阿幾は千波野を無視、そんな阿幾を千波野は追いかけていき、その
光景を匡平が見ていた。

それが匡平、阿幾、先生・瀬能千波野との出会いだった。

後は続きからどうぞ

 
 

ちなみに、今回はオープニングなし。

新任の瀬能千波野は明るく学校でも生徒達に人気があった。
匡平も千波野の事が気に入っており、阿幾も、助けた犬を千波野の
言うとおりにちゃんと面倒見たりしていた。
そういえば、下山って、後で登場する予定があるっぽいのに、ここで
出てこなかった。

篤史は千波野にオレと付き合えとちょっかいを出してきて、しつこく
してくる。そんな篤史を千波野が思わずひっぱたいてしまった事から
篤史の千波野への執拗な嫌がらせが始まる。
まず校長に呼び出され、篤史に手を上げた事で注意され、ここで
仕事を続けていきたいのなら軽率な行動は控えろと釘を刺される。

この事を聞いた匡平は激怒して、父親に訴えるが、父はまったく
とりあわない、父は、もし何かいいたければ、隻である匡平本人が
校長や篤史本人に直接言えばいいと言う。まあ、ここで、匡平が
父親に訴えた所でそうだよなあ… 匡平はグーのねもでず、その場を去り
先生の所へ玖吼理で向かい、「ボクが先生を守る!」と先生に告げる。
自分は隻で村では特別な存在だから…と言う匡平に、千波野は
「そういう自分の特権を振り回すような態度、先生は好きじゃないな」
と言い、自分は大人だから自分のことはちゃんと自分で面倒見れるから
大丈夫と告げる。匡平は先生の事好きだったんだろうけど、先生は
匡平の事、子供としか見ていないというか、あくまでも先生という
立場で接しているよね。

とはいったものの、千波野の立場はますます悪くなっていく。
学校の生徒の親は千波野を避ける為に、生徒を学校によこさなくなり
学校に来ている生徒にも、親は「先生に近付くな」と言い聞かせている
ような状態。千波野が学校から帰ってくると、阿幾が犬を連れて
まっていた。千波野は校長が言っていた言葉を思い出す。
校長は阿幾が魔性の存在で、彼が小さい頃山ほど動物を殺しており
もし隻をやめさせなければいずれ人も殺すようになっていただろうと
千波野に教えていた。でも、目の前の阿幾がそんな少年とはにわかに
信じられない千波野。

千波野は阿幾に学校には来ないのか?と聞いてくる。

阿幾は…
「わざわざ忌み嫌われるために?
ここは外れちまったモンには、ホント冷たい所だからな。」と答える。続いて「一人で寂しくないの?」と聞いてくる千波野。
阿幾は…
「とっくに一人だよ。オレは」
と答え、空守村はクソみたいな所だと言う。

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立場をなくしていく千波野と、隻の座からおわれ孤独な境遇の阿幾…
二人の関係は緊密になっていく。

学校では黒板に千波野が父兄とデキていた不倫教師と変な落書きを
され、千波野はショックで教室を飛び出してしまう。一人で
フラフラと歩いていると、ノォノ(犬)の散歩中の阿幾に出くわす。
すると、千波野はなんか放心したような感じになって、阿幾の
顔に手を伸ばす。ここ、どういう意味で阿幾の顔に手を伸ばしたの
かねえ? 後の行動からしたら、もうこの時点でサカってたってこと?
どっちにしろ、千波野はもう精神的に追い詰められてかなりギリギリな
感じだよね…。

千波野は我に返り、学校へ戻っていく。その後、千波野を探しに
匡平が現れ阿幾に先生の居場所を聞くと、阿幾は先生が学校に
戻った事を教える。匡平は先生の事が好きなので、阿幾に先生の
事をどう思うか?とか聞いてくるが阿幾は(゚Д゚)ハァ?という感じ。

その後も。…先生の悪評はジワジワとエスカレート、
なんかもういわゆる村八分状態で、買い物に行っても物を売って貰えない
ようなレベルになってしまう。千波野が一人で歩いていると、また
篤史が現れ、「諦めてオレの女になれ」と言って、千波野を
無理矢理従わせようとしてくる。後ろ手に篤史に掴まれ千波野が
動けなくなっていると、ノォノが篤史の足に噛みつき、阿幾が
篤史を殴って、先生を連れて、その場から逃げる。

夜…阿幾は千波野から、前の職場で何があったかを聞く
なんでも、とある教え子が父子家庭で、色々と面倒を見ているうちに
そこの父親とデキてしまい、裸で父親と一緒にベッドにいる所を
子供に見られてしまったとか。子供はショックで家を飛び出し、
道路に出た所で車にひかれ、一命はとりとめたものの、結局
その事で学校を辞める事になり、途方に暮れているところに
空守村での就職の口があったそうだ。千波野さん、別に不倫じゃ
ないけど、やってる所を子供に見られるのはあまりにも軽率すぎるよ…

千波野は阿幾の眼が、その時の子供と同じ眼をしているとかなんとか
言って阿幾にせまり、いきなりキスをしてくる。

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そのガキの代わりに、オレ相手に腹イセかい?
ずいぶんセコイんだな。

千波野は「そうよ、腹イセよ」と言って阿幾を押し倒し
阿幾と肉体関係を結ぶ
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何やってんの、この先生…

Hの後、挙げ句に、あなたと二人でどこか遠くへ行きたいとか
言い出す千波野。阿幾は「オレにはまだここでやることがある」と
言ってそれを断る。阿幾のやる事とは…暗密刀を取り返す事だった。
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後日…阿幾がノォノと無邪気に戯れている姿を見て、心を奪われる靄子。
匡平は千波野に告白しようとしたが、千波野はそれを遮るかのように
匡平に匡平だけはずっと阿幾の友達でいてあげてくれと頼んでくる。

阿幾と肉体関係をもった事は、篤史達によって写真におさめられており
その写真が校長の手元に渡り、ついに学校をクビになる千波野。
村を去る事になり、荷物をまとめていると、庭のノォノから何か
異変が起きたような鳴き声が…。千波野が庭に出ると暗密刀と
篤史が現れ、千波野は拉致される。千波野の家にやってきた阿幾は
ノォノの亡骸の下に篤史からのメッセージを見つけ、言われた通り
お社の参拝所にまで行く。必死で走る阿幾の姿が……。

なんで…走ってるんだ? オレ
こんなに必死に… あの女のため…? 冗談だろ?

という阿幾の心の声が走っている時に原作の方では
入るのだが、アニメでは入らなかった。けっこうこの心の声が
好きなんだけどなあ…。

参拝所に辿り着くと、すでに、先生は篤史に犯された後だった。
阿幾の態度が気に食わない篤史は、暗密刀で阿幾を殺そうとする
暗密刀の刃が阿幾に刺さりそうになった時、阿幾を庇って暗密刀に
刺されたのは千波野だった。篤史達は動揺するが、阿幾と千波野が
心中した事にすればいいと言って、阿幾も殺そうとしてくる。
阿幾は暗密刀が自分のものにならないのならと、一度は死ぬことを
覚悟するが、脳裏にノォノ、千波野、匡平がよぎり、死ぬ事を
拒否する。阿幾が手を暗密刀に突き出すと、暗密刀は止まり
篤史の言うことを完全に聞かなくなる。

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騒ぎをききつけ、大人達が駆けつける、すると、篤史は、全部
阿幾がやったと、阿幾のせいにしようとするが、暗密刀の隻は
篤史なので、そんな言い訳は通用しない状態。よかったよ、全部
阿幾のせいにしようとするとか、どんだけクズなの篤史。
しかし、阿幾にとって、そんな事はどうでもよく…叫び声をあげると
暗密刀で周囲の人間を全員切り刻んだ。もちろん篤史も。
篤史は死んでも仕方がないと思うが、他の大人も皆殺しだからなあ…
すごい惨状だよ…。 匡平がかけつけると、阿幾以外の全員が
死んでおり、その状況で、匡平は阿幾が先生も殺したのかと
勘違いし、阿幾に襲いかかる。匡平は阿幾を捕まえ、阿幾は座敷牢へ。
その後、阿幾と暗密刀の繋がりはよくわからないまま暗密刀は封印され、
匡平は隻をやめた。阿幾が先生を殺ったんじゃないことは後から
知ったという匡平。


匡平からこの話を聞いた日々乃は涙を流す。

エンディングなしで、その代わり、石川智晶の「夏の庭」という曲が
流れた。


今回はこんな感じでした。
阿幾が、ただただ可哀相な話ですよねえ… 千波野なんかに
出会わなければよかったのにってホント思える。千波野に腹イセで
Hの相手させられて、挙げ句に色々と酷い目に…。しかし、この事が
なければ、暗密刀は阿幾の元に戻らなかったのか? いや、多分
阿幾はこの事がなくても、暗密刀を取り戻す事ができたと思う。
この事のお陰で、阿幾は何年も座敷牢入りですからね…。殺人を
犯したんだから、しょうがないんだろうけど、じゃあ、その殺人は
何が理由で?ってそれは千波野と篤史のせいだよな。
この話に関して、匡平はどちらかというと、蚊帳の外…という
感じですよね。
隻になる時って、人格審査みたいのしないのかねえ?
阿幾に問題があったから隻の座を奪ったのはいいけど、その後に
篤史を隻にするのが理解できん。才能もない上に、人間として
最低だし…。

次回は「神様の役割」

前回までのレビューは以下からどうぞ
第一話 妖しきものの名
第二話 神様の特訓
第三話 攻め来たるは…
第四話 ヘルマ
第五話 故郷へ…
第六話 空守村

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