ぬらりひょんの孫 〜千年魔京〜 #10 破軍 レビュー [アニメ]
魔魅流を探すゆらちゃんは思う…
なんでこんなことになったのか、あんなにまじめで輝いて凄い人だった
秋房があんなものになってしまったのか…
竜二と戦う秋房は、竜二と戦いたかったと、意外な本音をもらす。
「京を守る」と豪語していたわりに、味方である竜二と戦いたいとか
秋房の方がよっぽど嘘つきだと指摘する竜二。秋房は竜二の手の内は
分かっていると言い、更に化け物のように変化してしまう。
その姿を見た竜二は心の中で「八十流の禁術にのまれたか…」と
思いながら、秋房の心の内を探る。
どこかで心が折れたのか、"超えられない才の持ち主が現れて"
道を誤ったのか? と竜二が聞くと、秋房は自分は常に正しい、自分より
努力した者などいない、自分が誰もが認めた存在であると言い出す。
後は続きからどうぞ
秋房は妖刀制作の名門である花開院分家八十家の次男として生まれ
わずか3歳にして最初の妖刀を作り、そのケタ違いの才能を見せつけた。
次の当主は秋房で間違いないという言葉が囁かれたが、本家の血筋でも
竜二という才のある者が出た事で、当時の陰陽師達は秋房か竜二かで
当主は決まるだろうと皆が思っていた。やがて、秋房は"慶長の封印"の
要、第一の封印に入閣する事になり、これで秋房が次期当主として
決定したかに思われていた…
ここのシーンで小さな頃の竜二の姿が出たわけだが…
なんてカワイイの!
秋房は当主になるのは自分だ!私が…正しいと我を忘れたような
感じに。竜二は「禁術に染まって刃を向けるべき相手もわからないのか」
と秋房に言う。 「正しい奴は目の前のことしか見えなくなっちまう。敵に
つけこまれやすくなる。お前の正しさはあやういんだよ」と竜二に
言われた秋房は「だまれ、だまれ…」と狂ったようになる。
怖いww 何も、これまでアニメで再現しなくてもw
狂ったようになり、我を忘れた秋房は、竜二が言ったように
つけこまれやすい状態だったために、まんまと竜二の術にはまり
式神・狂言によって猛毒をくらってしまう。倒れた秋房に、1分以内に
竜二がもつ解毒剤を飲まなければ死ぬ事を伝え、欲しければ禁術を
解けと言う竜二。と、その時、竜二は倒れている秋房の首に
動く目玉を発見、近付いてその目玉を見ていると、秋房の憑鬼槍が
尖って竜二の足を貫く。
そして、ついに現れたのは秋房に憑依していた鏖地蔵だった。
鏖地蔵はもう秋房の体はもたないので出ていいか?と羽衣狐に聞いてくる。
その背後からはがしゃどくろに乗った羽衣狐が現れ、竜二に
トドメを刺せと言ってくる。竜二ピンチ!!
またんかい!!
ゆらちゃんキタ――(゚∀゚)――!!
ゆらは「今すぐ秋房義兄ちゃんから出てけ!!」とついに
式神破軍を繰り出す。
破軍キタ――(゚∀゚)――!!
ゆらが破軍を出した姿を見た秋房の中では過去がフラッシュバック…
誰もが秋房が次期当主であると思っていた時…
本家のゆらが十三代目が示した当主となる"才のある者"の証である
破軍を出し、次期当主となるはずだった秋房の心は揺らいだ。
破軍はなくとも、自分達が羽衣狐を封じさえすればいい…
そう思った秋房は憑鬼槍に手を出してしまったのだ。
そんな心の闇を持った秋房が、第3の封印である鹿金寺で
羽衣狐達と戦った時、心の闇を鏖地蔵によってつけこまれて憑依され
羽衣狐の手駒の一つとなってしまった…。
駆けつけた魔魅流によってその場から離れた竜二は、ゆらに、
秋房を早く解毒させる為に、憑依している鏖地蔵を引きはがせと
指示を出す。ゆらは式神破軍を用いて、すぐに引きはがそうとするが
アレっ破軍、動かない…w すると、そこに、13代目秀元が出現、
「心を鎮めなさい"才"ある者よ そしてその"才"を強くしたいと
願いなさい…」とゆらに言う
破軍とは…
ただ歴代当主を呼び戻すための術にあらず
すなわち…
先神の霊力をかり その者の"才"を
極限にまで増力するものなり…
破軍発動!!
ついに破軍が発動され、ゆらの強化された黄泉送りは一瞬で
鏖地蔵を秋房から引き剥がした。秋房はすぐに解毒され、秋房は
竜二にすまないと詫びる…
400年の時を超えて、再び対峙した、秀元と羽衣狐。秀元が
つもる話もあるんで、再会でも祝って一杯どう?的な事を言うのが
おちゃめ過ぎるw そして、冗談がまったく通じない羽衣狐…。
羽衣狐は術者であるゆらもろとも秀元を始末しようとするが、
秀元はここで、花開院が羽衣狐たちと戦っても勝ち目がないのが
わかっており、ゆらに煙幕をはらせて、全員を相克時から撤退させる。
魔魅流はしっかり、雅次と破戸を救出。
その頃…奴良組の宝船は一路京都へ向かっていた。
みんな、船の上でいつもの奴良組のような感じでけっこうくつろいだ
感じで宴会中? 会議室では遠野と奴良組でこれからの作戦についての
話し合いのようなものが行われていた。
参謀役の黒田坊が遠野勢にむかって遠野勢の役目について指示を
出そうとすると、淡島がなんで遠野が奴良組の部下のように
扱われなければならないのかと意見してくる。リクオと盃を交わして
いない遠野に、なぜついてきたのかと聞くと、イタクは、リクオは
まだ鬼發も鬼憑も中途半端だからついていってやらないと心許ないと
言う。黒田坊は、それについてはありがたいが、リクオに対して
ため口はやめろと言ってくる。首無はリクオに席を外してもらい、
遠野勢と向き合う。
イタクがリクオが鬼發も鬼憑も知らなかったのは、奴良組の中では
誰も鬼發や鬼憑が使えないからだと言うと、首無は礼儀を教えて
やるから表に出ろとイタクに言い、イタクは自分達の方が上だ、
やれるもんならやってみろ、と、ついにイタクと首無が喧嘩を
始めてしまう。
今回はこんな感じでした。
秋房と戦う竜二が強くて、やっぱり、竜二の方が秋房よりも強いなと
思った所で、もっと才がある、ゆらちゃんがついに破軍を発動…!
ここらへん、ほんと、見ていて面白すぎる! 破軍によって秀元が
復活して、ゆらちゃんにアドバイス送ったり、羽衣狐と喋ったり
するのは、ほんと、不思議な光景ですけど、あのはんなりとした
感じがまた、なんともいいですよね~。何気に魔魅流も頼りに
なりますよね。ちゃんと破戸と雅次を救出したし。
遠野と奴良組、まあ、ここは一度、戦ってみて、お互いを認め合う為には
いいんじゃないかと、つまり、イタクと首無の戦いは必然!
いつもは穏和な首無が、本気出すとなんか迫力ある。あと、毛倡妓が
「あたしらだっておさえてんだから」と言う所も迫力あるよね。
イタクはまだ若いというか…w
ぬら孫2期のBlu-ray2巻のジャケットがすごくいいんですけど…!!
あのジャケットにはひかれるわー。
前回までのレビューは以下からどうぞ
#1 覚醒、奴良組三代目
#2 二人の正義
#3 花開院ゆらの納得
#4 ぬらりひょんと珱姫
#5 今へと繋ぐ
#6 遠野・物語
#7 鏡花水月
#8 羽衣狐京都全滅侵攻
#9 灰色の陰陽師
漫画・アニメアンテナ
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