夏目友人帳 参 第十話 割れた鏡 レビュー [アニメ]
雷が鳴っていた夜の翌朝、雷が落ちた木を見にいくというニャンコ先生。
なんでも、雷が落ちた古い木からは、この世のものならぬ酒が湧き出る
事が多いらしく、これは妖の間ではメジャーな事だそうだw
ニャンコ先生はお酒のにおいを感知し、森の中へ猛突進、夏目も
その後を追っていくが、その途中、妖達の囁き越えのようなものが
聞こえてくる。 「木の上…光ってる…あれはひょっとして…」
そんな声を聞いた夏目がふと木の上を見ると、本当に何か光っており
その光が下に落ちてきて、何かが夏目の目の中に入ってしまう。
ゴミか?と目をゴシゴシしていると、そこで田沼と出くわす。
田沼にとって、この場所は近道も兼ねているらしいのだが、昨日から
声が聞こえるような気がするとかなんとか…。
夏目が小物な妖達が何か騒いでいたと言うと、田沼が聞いたのは
そういう感じではなく、切羽詰まる何かを探しているような声だったという。
後は続きからどうぞ
と、次ぎの瞬間、森の向こうから何かがものすごい勢いでやってくる
ような気配が! 夏目の方へやってきた何かを田沼が庇い、結局
突風だったのかな?みたいな感じで終わった。って、明らかに何か
来てたんだけどねw 夏目が自分を庇ってくれた田沼に、何かあったら
大変だから庇うなんてやめてくれと言うと、田沼は田沼で、 「でも
夏目に何かあっても大変だからな」とお互いを気づかう二人…
照れくさい瞬間…
何コレw ラブリーすぎる。
隠し事のあまり無い友人はお互い共に初めてで
相変わらず距離感が掴みにくい事が多い二人… こっ恥ずかしいかも
しれないが、見ていて微笑ましいよね。
ニャンコ先生が酔っぱらって戻ってきた…
田沼、ニャンコ先生の名前、覚える気ないなw
田沼と別れた後、夏目は思う…
相変わらず妖に悲鳴をあげる日々だけれど
知っていてくれる友人がいるだけで少し嬉しい
田沼にとっても そうならいいな…
その頃、田沼には異変が… 突然襲ってきた頭痛、そして、嫌な気配…
翌日…
文化祭の写真を田沼に渡しておいてくれとタキに頼まれ、田沼の
クラスに行くと、田沼は風邪の高熱により欠席という事だった。
気になった夏目は学校の後、田沼の家にまでお見舞いに行くが、
風邪が移ると大変だからと、田沼に会う事はできなかった。
夏目は田沼が妖の気にあてられやすいので、そのせいで体調を崩した
のではと心配… ニャンコ先生は気にするな的な事を言う。
そして翌日…
田沼は登校してきていたが、夏目が声をかけると、まだ治ってないから
しばらく近付かないほうがいいと言って、すぐ去っていってしまう。
あら、なんか寂しいわね…。夏目がため息つきながら、廊下を歩いていると
背後ガラスの割れる音が。見ると、廊下にあった鏡が粉々に割れており
先生は老朽化かな?とか言っている。夏目がホウキをとりに行こうと
すると、一瞬、超不気味な影が見え、夏目が急いでその影が消えていった
方を見ると、何の気配もない。気のせいか?と思う夏目…
放課後、一人帰りながら、「ダメだな最近は何でも妖のせいに
考えてしまって…」と思い、そして、田沼の風邪が早くよくなる事を願うのだが…
翌日…翌々日…翌々々日… と… あれ? なんか田沼、意図的に
夏目を避けている感じが… 夏目がため息混じりに窓から学校の中庭を
見ると、木の下に田沼の姿が見える、しかも、素手で何か掘っている?
明らかに様子が変なので、急いで夏目が中庭に出てくると、田沼の
姿はなく、突然、夏目の右目が痛みだし、その場に倒れてしまう。
と、そこに、いかにも悪い感じのする妖が現れ「見~つけた」と
言いながら、ハンマーのようなものを夏目に向かって振り下ろそうと
してくるが、夏目の悲鳴を聞いた田沼が駆けつけ、なんとか事なきを
得る… 危なかったねえ。田沼は、自分が何をしていたのか、覚えて
いない様子だし。
夏目は「何を隠してんだ田沼、困ってるならちゃんと話してくれ!」と
田沼に言い、田沼はすべてを話す事に…。
田沼はもちろん、夏目を避けるつもりはなかったが、どうもあれ
以来、体が重く、かといって、取り憑かれている実証もなく
夏目を煩わせるのも悪いと思った為にこんな事になってしまったと言う。
さっきは気付いたら裏庭にいて手に土が付いていたそうな…。
田沼は、たしかに聞いてもらえると楽になるし、ひとりで悩まれると
気分がよくないものだなと言って、夏目にも事情を話してくれと
言ってくる。
ニャンコ先生は校内に来ていたが、タキに捕まり大変な事にww
夏目は右目の事と、校内を金槌を持った妖がうろついている事を
話す。すると、どこかでガラスの割れる音が! 二人は音のした
方向へ向かい、音がした部屋を覗き込むと、割れた鏡の前で、さっきの
金槌の妖が!妖は夏目達に気付き、窓からどこかへ行ってしまうが
夏目達が割れた鏡の前に行くと、夏目の右目が痛み出す。割れた
鏡の中に、光るものをみつけた夏目が、それを拾い上げると、それは
割れた鏡とは別の銅鏡の欠片のようなものだった。次ぎの瞬間
田沼に憑いている妖が田沼の体を使って、 「返せ、返せ」と言いながら
夏目を襲いだし、思わず田沼を殴ってしまう夏目。
田沼に謝ろうとすると、田沼に取り憑いている妖が姿を現す…
妖の話によると…
あの雷の夜、友人を探す途中、雷にうたれてしまい、その時に
大事な鏡が砕けてこの辺り一帯に飛び散ってしまったという。
欠片を探そうにも雷にうたれたので回復が遅く、田沼を依代に
させてもらっているという事だった。
欠片達は光るものに溶け込み姿を隠している、そしてどうやら
その一つが夏目の目の中に落ち隠れて、他の欠片が近付くと
「拾ってくれ」と共鳴して痛むらしい。
妖は夏目の目をくれといって、夏目の目に手をのばす…って目を
あげられるわけないでしょ~~~ヒエエ と、ここで、タキとニャンコ先生が
窓から現れ、妖は田沼の体の中に戻っていってしまう。妖は、田沼を
無事にかえして欲しければ、鏡の欠片集めに夏目の目を使って
協力しろと言ってくる。 これ以上厄介事に付き合わされてたまるかと
ニャンコ先生は妖を田沼の体から引き剥がそうとするが、妖は
執念深く、ニャンコ先生の光でも田沼の体から離れなかった。
田沼は目を覚まし、意識を失っていた間の妖と夏目達のやりとりも
聞こえていたそうで、事情を把握していた。そんなわけで、夏目達は
鏡の欠片集めを開始… 夏目、田沼、タキは夏目の右目を頼りに
校内をまわって欠片を集めていく。欠片は普通の人には見えないが
欠片同士が集まると、ちゃんとくっつくような感じになっていた。
校内を3人が捜し回る姿は、他の人達から奇妙に見えたが、そんなのは
おかまいなしに夕方まで校内を捜し回った… 今日の捜索は
終了し、田沼と二人で帰る夏目。
取り憑かれている為か、田沼は妖の気持ちが少しわかるという。
あの鏡はすごく大切な鏡で、病気の友人の為に、病気を祓う力がある
あの鏡が必要なんだそうだ…
友人のため…
それと警告もしているという、その鏡はとても強い力を持っていて
欠片を狙ってくる妖もいるから気を付けろと…
夏目達が歩いている後ろには…あの金槌の妖の影が!! ひえぇ・・・
今回はこんな感じでした
夏目と田沼の友情の話という感じで、田沼に取り憑いている妖も
友人の為に…と、みんなが、それぞれ、大切な友人の為に
奔走する話ですね。 田沼と夏目の話になると、いつも彼等の距離感とか
お互いにどうしたらいいのか、手探りな部分が出ますけど、そこが
すごく好きなんですよね~ 微笑ましすぎる。
田沼に取り憑いた妖は別に悪い感じはしませんね、それより、あの
金槌もった妖が怖すぎる、田沼と夏目が帰っていく後ろで現れた
あのシーンとか、怖いから!
前回は時間がなくてレビューできませんでしたが、前回、ニャンコ先生が
全開したんですよね、夏目達が保健室に集まってワイワイやってる
シーンがほんとよかった。
タキがニャンコ先生を抱きかかえる姿が今回も一緒でしたなあw
田沼に取り憑いた妖の声は生天目さんがやってました。
前回までのレビューは以下からどうぞ
第一話 妖しきものの名
第二話 浮春の郷
第三話 偽りの友人
第四話 幼き日々に
第五話 蔵にひそむもの
第六話 人ならぬもの
第七話 祓い屋
第八話 子狐のとけい
第九話 秋風切って
漫画・アニメアンテナ
友達が夏目友人帖大好きでそのこんち行った時割れた鏡の回を見ました。それを見るまで正直夏目友人帖ってゆうアニメ自体知りませんでしたが一目ぼれというか私もそのことおんなじくらいの深夜アニヲタに…笑 なのでこちらのサイトでバックナンバーを見させていただいてやっとゆっくり見ようと思ったらもうすぐおわっちゃうというのを知ってほんとにショッキング!ははは…苦笑 3まできたんだから4もあるよ、きっと。とその子に励まされ今さっきやっとたちなおりましたとさ。
長文失礼しました。とにかくほんとにありがとうございます!
by もっち (2011-09-13 21:40)