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神様ドォルズ 第十二話 暴走 レビュー  [アニメ]

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まひるが下山に日々乃を任せて出て行ってしまった為に下山は
日々乃に手を出そうとしてくる。匡平がどんな顔をするか興味があるとか
そんな事を言ってる所がなんか卑屈というか…結局、隻になれない者の
妬みとか嫉みな部分なのかね。匡平はもう隻ではないのにね。

大人しく平城の手下になって秘密を探る機会をうかがおうと思っていた
久羽子だったが、仕掛けておいた盗聴器から日々乃が拉致されている事を
知り、日々乃を救出する為に鍵をゲットしたりデータもゲットしていたが
その場面を平城に見つかり、平城を気絶させて逃走。
阿幾の所へ行き、阿幾の手の錠の鍵を渡すと、その後、下山に襲われそうに
なっている日々乃を救出。久羽子さん、行動力半端ナイから
頼りになるぅ! 

日々乃と久羽子がマンションの部屋から出て逃げ出そうとすると、
そこに銃を持った平城が現れる!

後は続きからどうぞ

 
 
久羽子は日々乃を非常階段から逃がし、自分は一人平城と対峙。別に
日々乃を庇ったとかそういうのじゃない、久羽子は一人の方が
戦い易いからw 平城は久羽子を銃で撃とうとするが、久羽子は
平城を攻略し、逆に平城が銃弾に倒れる!? と、ちょうど、マンションの
部屋から出てきた下山と久羽子はバッタリ、目の前には血まみれで
倒れている平城、そしてマンションの他の住人にも目撃されてしまい
久羽子は下山に銃を渡して、なぜか「さ、逃げるわよ、あなた!」と
下山と無理矢理腕を組みその場から逃走。

非常階段の日々乃の前には、なんとまひるが現れていた。
まひるは自分が匡平に振られたのか?とか日々乃に聞いてくる。
そして、日々乃に、なんで強い匡平が隻をやめたのか、村に帰らない
のかとか、そんなの日々乃の聞いてもしょうがないのに…的な事を
聞いてくる。日々乃は言う…

いつだったが枸雅君が言ってた
過ぎた力は人を不幸にするって…

それを聞いたまひるは激怒して、禍津妃を使い日々乃を捕まえる。
日々乃の言葉はまひる的には自分を否定されたように言われた感じで
でも日々乃は匡平の事を言っているだけで…と、どちらにせよ
まったくかみ合わない二人の不毛な会話は、まひるの手元を狂わせ
日々乃はビルの上から落下してしまう。まひるは殺すつもりは
なかったので、驚いてしまうが、落下していく日々乃は間一髪で
駆けつけた匡平達に助けられ無事だった。

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日々乃を助けた匡平達はビルの屋上へ降りる。
すると、そこにまひるも現れ、まひるは闘いを望み、詩緒も
それを感じ取る。それに詩緒は、桐生へのクッキー(原作では
透君からのお菓子)をグチャグチャにされたというのが闘いの
理由で、二人は闘いに突入。またまた街中での派手な戦闘、
しかし、まひる達を見つけた勾司朗達も今更止められるものでも
ないと言ってとりあえず傍観…
匡平はまひるの闘いっぷりを見て、あの時からよくぞここまで
成長したと、まひるの成長を感じる。
結界の角が一本足りない禍津妃はその分結界を張るのに時間が
かかる、その一瞬が詩緒の勝機で、それを逃さなかった詩緒は
禍津妃に勝利し、禍津妃は玖吼理によって制御系統を完全に
寸断されまひるの命令で動かなくなってしまうが、突然、日々乃を
掴んで暴走し出してしまう。

まひるは精神力で禍津妃を抑え込もうとするが結局暴走は止まらない。
心を通わすうちに案山子に蓄積されている隻の想い、通常は制御
されているはずの"想い"が制御系の破壊により解き放たれ、その時
たまたままひるが日々乃の「出てくんな」と言っていた為に
それを具現化しようとしているという…

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詩緒に攻撃されて、ビルの鉄塔に突き刺さっても禍津妃は
日々乃を離そうとせず、このままではまずいと思った勾司朗が
どうにかしようと宇輪砲を近づけようとすると禍津妃はまひるも
知らなかった光線攻撃のようなものを繰り出してくる。

案山子の力の表れ方は隻の個性に大きく左右される…
だからまひるに限らず、隻が気付いてない能力が案山子には
眠っているという。

匡平は鉄塔まで梯子で登り、禍津妃にとりついて日々乃を助けようと
するが、禍津妃に殴られ、それを見た詩緒と桐生は兄を助ける
為に二人して禍津妃を止めようとする。
ここのシーン、詩緒はもちろんだが、桐生も匡平を助けようと
一生懸命になるのが、なんかこんな状況だが微笑ましかったり。

日々乃にを助けようと、日々乃を締め付ける禍津妃の手を
外そうとする匡平、しかし、禍津妃はますます日々乃を締め付け
このままでは日々乃が…!! 匡平の脳裏には、かつて東京に
出てくる前にいずれは村に帰ってきて家を継ぐように言われている事、
決して村から逃れられない現実がよぎる。村で用意されたものではなく
自分の手で掴んだもので生きていきたい、そんな思いで東京に
出てきて日々乃に出会った、日々乃は匡平にとってかけがえのない人…


村が俺から奪うのか…!
そんなこと!! オレは…!!

そう匡平が叫んだ時、禍津妃の手が匡平後頭部を殴りつけ
匡平は・・・・


今回はこんな感じでした。
次回で最終話の割りには、原作通りに進んでいる…こんなんで
うまくまとめられるのか? 最終話のタイトルが「隻・枸雅匡平」
なんだけど、それって8巻の終わりから9巻の最初の部分を
組み込んでくるって事ですかね?? でも、どう見ても7巻まで
で終わりそうなんだが… 多分、その部分が原作とは違う展開に
なるのかとちょっと楽しみでございます。隻の匡平はカッコイイので
匡平が隻に復活するシーンをちょっとでも見られるといいな~!
あと、最後は、やっぱり、おれ達の闘いはこれからだ!的な終わり方
になりそうだよね、だって、全然何も解決してないし…。

二期ありきなのかね? でも二期つくるといっても、原作の方が
完結してから作ってもらいたいね、せっかく、ほぼ原作通りにきっちり
アニメ化したんだから、最後まで貫いてもらいたい。
まあ、でも、二期はないか…w


前回までのレビューは以下からどうぞ
第一話 妖しきものの名
第二話 神様の特訓
第三話 攻め来たるは…
第四話 ヘルマ
第五話 故郷へ…
第六話 空守村
第七話 追憶の肖像
第八話 神様の役割
第九話 因縁の渦
第十話 美姫、繚乱
第十一話 囚われの日々乃



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