青の祓魔師 第24話 魔神の落胤 レビュー

雪男の体がサタンに乗っ取られ、目の前で青い炎を出しながら
高笑いをする雪男の姿に唖然とする燐。
　
何やってんだ…雪男…
どうしてお前が青い炎を…
サタンの力を受け継いだのはオレだけじゃなかったのかよ！？

そう言った後、燐は雪男の体が獅郎の時のようにサタンに
乗っ取られている事に気付く。サタンは雪男と燐の体が自分の
噐として完成するのをずっと待っていたとかなんとか…
燐が雪男に近付こうとしても、軽く吹っ飛ばされてしまう。

サタンはこの１５年間、物質界と虚無界を一つにして新しい世界を
創る事を夢見ていたという。そして今がその好機、噐は完成し
物質界を自由に歩き回れるし、大きな虚無界ゲートが開いている…
サタンは以前のように虚無界ゲートを閉じられては困ると燐を
殺そうとするが、勝呂君がサタンに挑もうとした為になんとか
助かり、シュラがサタンを引きつけている間にみんなその場から
脱出していく。

シュラのオッパイ見てのサタンの一言
「なんだ、このみたらし団子みたいな姉ちゃんは？」
ちょっっ　サタンがお茶目すぎる…ｗ

後は続きからどうぞ




避難先にみんな集まり、話していると、シュラはサタンが虚無界ゲートを
閉じられるのを恐れている為に虚無界ゲートの前を動く事はないという
事を指摘する。すると、志摩君が、それはまるで缶蹴りのようだと言う。
鬼は蹴る側の人を探しにいきたいけど、蹴られたら負けなので
缶から離れられない…　それが今のサタンの状況なのだ。

とにかく、今やる事は虚無界ゲートを閉じる事、サタンが取り憑いた
人間を元に戻す方法を知らないとシュラが言うと、燐は獅郎がサタンに
取り憑かれた時に、自分を取り戻した事を語り、雪男の心はちゃんと
中にまだあると言って雪男を助けに向い、シュラも後を追いかけていく。
勝呂君は一人で行ってしまう燐を追おうとし、サタンはオレが倒す
みたいな事をいうけど、勝呂君じゃ無理でしょ…　と、ここで
出雲ちゃんがみんなの思っている事を代弁、今、行っても足手まといに
なるだけ…　　　そうその通りだよ。出雲は朴さんが心配だからここに
残るという。すると、椿先生が、みんなの力を必要としている人が
沢山居る…と言って鍵束を託す。

燐とシュラはプランを立てて、サタンを攻める事に。
シュラが説得役としてサタンを引きつけ、虚無界ゲートからサタンを
離し、その隙に燐が虚無界ゲートを破壊するというプラン。
ここで、どっちが説得役になるか、くじ引きみたいのしたんだけど
シュラは最初から燐に説得役をやらせるつもりはなく、チートして
自分が説得役になるようにしていたのが印象的。
で、しえみが、その様子を影から伺っていたと…　なんかイヤな予感…

サタンがこんな事をしている理由は全部ユリの為…
虚無界ゲートの横で一人黄昏れているサタンは、ユリの事を思いながら
心の中で呟く…

ユリ…もうすぐだからな…
俺達が夢見た世界がもうすぐできるからな…

ヌヌ…やっぱりサタンはそんなに悪い奴じゃないように見えるなあ。
全部ユリの為っていうのがなんともねえ…。



すると、そこに作戦決行の為にシュラが現れる。シュラは
サタンの中の雪男を呼び起こしてみせると、説得を試みる…
その頃、学園の寮内で隠れている朴さん達、一般生徒を悪魔が襲撃
間一髪のところで、出雲や勝呂達が彼女たちを救う。人々は鍵で
開けられた避難場所に避難させられ、そこならひとまず安心という
感じ。勝呂君はしえみがいない事に気付き… 「悪い予感がする…」と
呟く。いや、ほんと、悪い予感しかしないｗ

サタン相手に最初は善戦していたシュラだが、徐々に追い詰められ
倒れてしまう。すると、そこにしえみ登場…　エエエ…　
しえみ、ここで出てきたって何もできないよぉぉ　それこそ
足を引っ張るというやつじゃないですか。しえみは「ゆきちゃんを
かえしてー！」とシャウトして、サタンの攻撃をニーちゃんの
ツタで防ぐが、防げたのは一瞬だけで、ニーちゃんもやられ、
サタンに首を掴まれ持ち上げられてしまう。
そうなってくると、燐はガマンでずに、飛び出してしまい、作戦が
さっそくダメに…。

燐は弟とは闘わないと言って、サタンにボコボコにされながら
サタンの中の雪男に語りかける。

燐…顔ボコボコ…
笑っちゃいけないが、あまりにもボコボコすぎて…ｗ

ボコボコにされながらも、雪男の名前を叫ぶ燐の声は、深部で
眠らされている雪男の意識に届く。目を覚ました雪男は
ダークサイドの自分の集団に引きずられそうになりながらも
燐に手を伸ばし、ついに、自分を取り戻し、燐に手を伸ばすが
その時、燐を銃を撃ってしまう、って、これはもちろん、サタンの
意識がやらせたわけだが、サタンは更に、燐にトドメを刺そうと
銃口を燐へ。今の雪男は半分サタン、半分雪男という状態。
このままでは燐を殺してしまう、そんな事をするくらいならと
雪男は自分に銃口を向け自殺しようと…　

すると、ここで燐が雪男にパンチを食らわせ、雪男の自殺を阻止。
残された者の気持ちを考えろと燐に涙の説得をされる。
燐の気持ちが痛いほどわかった雪男は完全に自分を取り戻し、
サタンも雪男の体から離れた。これで、なとか雪男は救われた…

で、サタンは…？？と思ったら、サタンの声がどこからともなく
聞こえてきて、虚無界ゲートがなんか大変な感じになってきた。
まだまだサタンは自分の夢を諦めてなかったのだ…！！

サタン「オレの夢はまだ終わってねえ！！」

メフィスト「悪魔と人間の全面戦争もいよいよクライマックス！」


(　ﾟдﾟ)…



今回はこんな感じでした。
ラストのサタンの言葉がなんかヒーローっぽくて笑えたｗ
しかも、メフィストの高みの見物モードはいったい何なの…
雪男の体からサタンを追い出すのは、案外、あっけなく成功したなあと。
先週まででもう驚く事は出尽くした感ですねえ。
それにしても、サタンはそんなに悪い奴じゃないような気が
してならない、すべてはユリの為っていう部分がねえ…
サタンは愛の為に動いているって感じで。　最後はユリの幽霊とか
出てきて、サタンを説得したりするという展開はないのかね。
雪男と燐からユリが現れて、「もういいのよ…」と言うとかｗ
ユリが、もういいって言ったら、サタンは止めそうだよね。
そういえば、燐がサタンに顔ボコボコにされても、すぐ顔が元に
戻ってた。悪魔の血の治癒力？恐るべし。
次回は最終話ですが、このオリジナルストーリーどうなることやら…

前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 悪魔は人の心に棲む
第2話 虚無界の門（ゲヘナゲート）
第3話 兄と弟
第4話 天空（アマハラ）の庭
第5話 祟り寺の子
第6話 まぼろしの料理人
第7話 友千鳥
第8話 此処に病める者あり
第9話 おもひで
第10話 黒猫（ケットシー）
第11話 深海の悪魔
第12話 鬼事（おにごっこ）
第13話 証明
第14話 愉しいキャンプ
第15話 やさしい事
第16話 賭
第17話 誘惑
第18話 颶風（グフウ）
第19話 なんでもない日
第20話 假面（カメン）
第21話 秘密の花園
第22話 悪魔狩り
第23話 真実

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