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ちはやふる 第三首 ふれるしらゆき レビュー  [アニメ]

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仲良くなった新、千早、太一の三人は地元のかるた会の「白波かるた会」
訪れるが、そこで目にしたものは千早が知っているようなひまつぶしの
トランプやボードゲームのようなかるたと違って本当の競技かるただった。
それを目の当たりにした千早は競技かるたがスポーツである事を
実感する。 責任者の原田先生は、三人が白波かるた会を訪れた事に
大感激、なんでも、年に2回地域で啓蒙の為のかるた大会を開いても
勧誘のひっかかるのは一人か二人、なのに、なのに三人もやってきた
んだから、そりゃ、感激しちゃうよねw 

さっそく三人は同年代の子供達に紹介され、木梨浩(ヒョロくん)
知り合うが、かるたに関して、まだそこまで知識がない千早をヒョロくんが
バカにするような事を言った為、それなら、とにかく試合をしてと
いう事になり、新も三対三の源平戦でやろうと提案する。

そ、そんないきなり試合? やっても負けるだけだと言う太一に
「負けない」と根拠のない自信をのぞかす千早に…こっちは完全に
根拠があって言ってるっぽい新は「やるんなら勝つ」と同じく
自信を見せる。新、一人で勝てそうだなw

後は続きからどうぞ

 
 
源平戦というのは簡単で、1対1じゃなくてチーム戦で
取り札を50枚ずつにして自分の陣に3段に並べて取り合う
新は太一と千早に担当分の札を渡し、自分の目の前に三段に
並べるように言う。試合前の暗記時間は15分。暗記時間とは
並べた札の場所を覚えるための時間で、その間に自陣と敵陣の
配列を覚えるらしい… 

暗記と言われて、パニくる千早、新は外に出て作戦を立てようと言う。
その暗記時間の15分の間はどこに行ってもいいそうな!
外に出た三人、新は並べた札の説明を始める。
千早が担当にした札は「一字決まり」という札で「む」とか「す」とか
読まれた瞬間にもう取りにいっていい札で七枚あるという。そして
残りはあ行の「二字決まり」を回している。
太一には「大山札」と言われる「六字決まり」の札を回している。
「あさぼらけ」とか「きみがため」等は出だし5字が同じ二枚の札が
あって、ヤマを張って取るので「大山札」と呼ばれているとか。
残りは「五字決まり」も回している。

新一人でも十分ヒョロ君に勝てそうなのに、なんで足手まといに
なるような自分達と一緒にやるんだ?と太一が聞くと、新は
チームになってみたくての…
と、仲良くなった千早と太一と一緒にチームになりたいという事を
素直に伝える。

ところが…いざ試合が始まると、新は、千早の担当札も「遅い」と
いう理由で取り、太一の担当分もどんどん取っていく。太一の分は
お手つきの可能性があるので、新が取りに行くことによって、
太一が間違ってもプラマイゼロになる。千早と太一はそんな新に
自分達を全然信用する気がない!と躍起になり、特に千早の敵は
もはやヒョロ君達ではなく、新になっていたw

太一は、そんな千早を見て、色々思う…
なんでこんな実力差があって悔しがれるんだ千早…
こんなのがんばることないのに…
綿谷だってチームだなんつても、おれらに期待なんてしてないのに…
期待なんて…

そう思った時、太一は当たり札を取る事に成功する。
すると、新は囲み手で可能性があるもう一枚をカバーしていた。
新が囲み手へ飛び出せたのは、太一が当たり札を取ってくれると
信じたからだった。

太一、ナイス!

と太一に声をかける新。ここで初めて、新が太一の事を真島じゃなくて
太一って呼んだんだよね。 (*´ω`*) 

千早も音に集中する。すると次ぎに出た「一字決まり」の札を見事に
ゲット。その速さは新も驚くほどのもので、その場にいる誰よりも
千早が速かった。初めて競技かるたっぽく取れた一枚目に感動し、
その気持ちよさを実感する千早。新は、千早に札を取られた事に衝撃を
受けていた。前にやった時も気を抜いていたわけではないのに取られた
事がある。

「一字決まり」では千早に負ける!?

そう思った新は、その後、より一層燃えまくって、原田先生は
「この子らおもしろい…!」と楽しそうw
試合終了、千早達のチームはもちろん勝ち、三人は白波かるた会に
入る事になった。新が小学校1年から5年まで、学年別で毎年
全国優勝をしている強者だという事や、永世名人である綿谷始の
孫である事が判明し、原田先生また歓喜。原田先生は千早が自分の
名前に係わりが深い「ちはやふる」の札をバッチリ覚えているという
事を聞いて…

自分と係わりの深い歌はだれよりも早く取れるようになるんだよ
百人一首は全部で百首
百人友達ができたと思って仲良くなりなさい

と言う。

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もうすぐ大会が!
3月に市の小学生大会があり、3人1チームの団体戦で
六年生の出られる最後の大会だという。もちろん、出るつもりの
三人だが、大会は源平戦じゃなく、総当たり戦な為、三人のうち
二人勝たないといけない。三人は大会へ向けて特訓を約束

やりたい事を見つけた千早
以前はお姉ちゃんの夢に乗っかっていた千早、もちろん、今も
お姉ちゃんのファンではあるが、「あたしやりたいことがある」
お姉ちゃん達に宣言する。千早が自分の夢に乗っからなくなって
お姉ちゃんはちょっと寂しそうに見えたねえ、お姉ちゃん、
きつそうな事を言うんだが、それは彼女は彼女なりに、実は千早に
コンプレックスを持っているからという事なのがわかる

大会へ向けて、三人の特訓が始まる… 
三人が仲良くて、お互いに名前で呼び合う事にしたシーンとか
なんかものすごくいいよねえ… こういうシーンだけでちょっと涙出る。
嬉しそうに、新と太一の名前を呼んで「ずっと一緒にかるた
しようね」という千早の手を取る新と太一… なんとも感慨深いよぉ…

ある日…太一が通学に片道1時間30分かかる開明成中学
(まあ、開成だよねw)に合格、新は福井の祖父が倒れて卒業
したら福井に帰ってしまう事が判明する… つまり、卒業後、
三人で一緒にかるたができない事になり、激しく落ち込んだ千早は
大会に出ないと言って、練習にも出ず、二人にも会わなくなる。
新も太一も、自分達のせいで千早がこんな事になったと、言って
千早を心配する…

千早がもうかるたはやめると言って、原田先生にかるたを返しに
やってくると、原田先生は落ち込む千早を諭すように、太一や
新の事を説明する。太一が受かった中学は毎週かるた会に来てて
受かるような中学ではない、つまり、太一は、かるた会に来る為に
並々ならぬ努力をしていたという事… そして、新の祖父は
永世名人で凄い人、新はそんな祖父にカルタを教えてもらって
あそこまで強くなったはずだ、そんな祖父が病気になったら…
どれだけ心配だろうね?… 原田先生に言われれ、千早は二人の
事情を理解する。


大会当日…
太一と新は、「チームちはやふる」と書かれたおそろいのTシャツを
来て会場に来ていた。千早の姿はまだない。新と太一は、たとえ千早が
来なくても、二人で勝って千早にトロフィーをプレゼントしようと
決意する。しかし、新は風邪をひいており、コンディションは最悪
しかも、一回戦の相手の中には全国大会で準優勝の肉まん君が…w
家にいた千早は母親から、新達が朝もってきたというTシャツを受け取り
急いで会場へ向かう。ここのシーン、なんか千早は大会の日を
忘れていたみたいに見えたんだけど、原作では前日かなんかに
すでにTシャツを受け取っていて、そのTシャツを見た千早が
新と太一が二人でTシャツ作っている所を想像して涙を流すシーンとかも
あるんだけど、そこがなかったなー。

試合が始まる直前…千早が会場に到着、間に合った!

千早は自分の気持ちを二人に伝える。

こんなにさびしいのはあたしだけじゃないよねぇ?

。・゚・(ノД`)・


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試合が始まり、千早達は、三人で挑む最初で最後の大会に集中していく。

減っていく…
百枚しかない…
終わりたくない…

全力を尽くして挑んだ大会は終わった。
結局試合には勝てなかった。
帰り道、新は太一に「千早にトロフィーあげたかったな」と呟く。
太一は自分が勝てなかったからと、土下座をして謝ってくる。
すると、千早が号泣、しかし、その涙は試合に勝てなかったからじゃなく
「もっと三人でかるたがしたかった。終わりたくなかった」
という涙だった。(ノД`) 太一も泣いてるお…。

卒業式の日…
新は翌日に福井に帰るので、誰にも挨拶せずに学校を去る。
新が家で荷造りをしていると、千早と太一がやってきて、千早は
「あたしとかるたしてよ新!真剣勝負!」と言ってくる。荷造り途中だった新だが、すぐに場所を作って
かるたをやる準備をする。なんか、ここのシーンですでに泣けてくる…
札読みは太一に任せ、勝負を開始する二人、千早は初めて新とかるたを
した時の事を思い出す。新の情熱を知ったあの時…

新に出会ってかるた大好きになったんだよ!

新は千早と札を取り合った後、初めて、二人の前で涙を流す。


かるたを…一緒にしてくれてありがとな
千早も太一も…でも、多分もう会えん…

(ノД`)
そんな新に千早は、太一と新の手をとって言う。

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あたしたちにはかるたがあるから
また会えるんじゃないの?
続けてたらまた会える
絶対会えるよ

。・゚・(ノД`)・゚・



今回はこんな感じでした。
もう、何度泣かせるのよ… というくらい何度もウルっときた。
千早、太一、新の友情の起点でもある、この小学生編はほんと泣ける。
最後の所で、新が、きっともう千早と太一には会えないっていうシーン
同じ日本に住んでいて、生きているんだから、会えないっていうのは
大げさに感じるかもしれないけど、多分、小学生にとっては
福井と東京という間の距離は、離れたらもう二度と会えないくらいに
遠く感じる距離なんだろうなあ…と思った。そして、今まで、涙を
流さなかった新が、あんなに号泣するのが、また、本当に心に
響いて、本当に、別れるのが辛いと思っている彼の気持ちが伝わってきた。
そんな新を見て、もちろん、千早も太一も涙を流すわけだが、その後の
千早が、二人の手を取って、かるたを続けていたらまた会えると言うのが
また泣けるよねえ…。 それと、千早がこんなにさびしいのは
あたしだけじゃないよね?と言うシーンもいいよな。
唯一、残念なのは大会のシーンがけっこう、割愛されていた事かな…
1勝2敗でチームちはやふるが負けたという試合結果も出なかったんじゃ…?
しかし、それ以外はほんとよかったッス

前回までのレビューは以下からどうぞ
第一首 さくやこのはな
第二首 からくれなゐに


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