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輪るピングドラム 16TH STATION 死なない男 レビュー [アニメ]

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出て行ってしまった父親からの手紙を読むまだ幼い夏芽真砂子。
手紙には…

父さんはこちらで元気にやっている
今は帰れないが、いつか家族4人で暮らせる日を
指折り数えて待っているよ。
それまでは真砂子、父さんの代わりにマリオを守ってやってくれ

それを読んだ真砂子は、心の中でマリオを守りきると決意し…

あの人を絶対にすり潰してみせるから…

と誓う。まだまだちっちゃい夏芽真砂子…こんな子供の時から
すり潰すが口癖だったのかっ

後は続きからどうぞ



いやだわ…早くすり潰さないと


ゆりから奪った日記が偽物だとも知らずに、自分の持っている本物の
日記と並べる夏芽真砂子。その時に、桃果の日記の方のページが
丸々1ページ見えたんだけど…

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今、桃果は「運命の至る場所」に居るんだろうか…

偽物の日記と重ねると、時籠ゆりから奪ってきた日記の方から
音楽が流れ出してゆりからのメッセージがw そしてプシューっと
煙が出て、偽物だと気付いた夏芽真砂子はニセ日記の方をポイっと
そこらへんに投げる。投げた日記からは炎があがってしまい、
消火活動にあたるエスメラルダ。真砂子は慌てて執事の連雀を呼ぶ。
連雀?ニューキャラ来た!


私の朝は一杯の紅茶から始まる
紅茶と男は初摘みに限る

ん?なんかソウルイーターのエクスカリバーみたいな事言ってるなw
今回は金子伸吾が脚本・絵コンテ・演出にいるから、もしや、本当に
エクスカリバーテイストかもw 
執事の連雀に冠葉と陽毬の監視と、その他色々を命じる真砂子。
連雀は祖父の代から夏芽家に使える女執事。
真砂子は夏芽ホールディングスの役員会議の為に出社。
真砂子の祖父は一代で巨大企業の夏芽ホールディングスを築いたカリスマで
真砂子は祖父の死後に遺産を引き継ぐ形で夏芽ホールディングスを
引き継いだ。

会社の社長として厳しい一面を見せる真砂子
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チャイナマネーにやられチャイナ!
(゚Д゚)だ、ダジャレw 


冠葉が晶馬に作らせたお弁当を持って病院に現れると、病室に
陽毬は居なかった。陽毬は眞悧と一緒に病院の庭で話していたが
陽毬は眞悧にどんな色の編み物が好きかみたいな事を聞いていた。
読んでる編み物本がアダルトな編み物みたいなタイトルなんだけどw
冠葉がやってくると、眞悧はその場を去る。冠葉が眞悧はあんまり
いい人間じゃないから余計な事を喋るなと陽毬に言うと、陽毬は
眞悧先生はマフラーを届けてくれたいい人だと言って怒って去って
行ってしまう。あと、陽毬は冠葉に編み物の事を秘密にしようと
していたから、冠葉の為に編もうとしているのかな?

その様子を逐一記録して夏芽真砂子に報告していたのは連雀。
連雀は陽毬を徹底マークしていたが、プリクリ様に見つかってしまう
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久々の生存戦略キタ――(゚∀゚)――!!


きっと何者にもなれないお前さんに告げる
こそこそと人のこと隠し撮りしやがって
いい根性してるじゃねーか
一句 盗撮でお前の母ちゃん泣いている
一句 撮られたら撮り返します隅々まで
一句 撮りましょう 脱いだらすごい?もしかして

そんなわけで、プリクリ様の連雀撮影会が始まる!
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連雀、超美しいじゃないかっ!!

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プリクリ様「いーよ、いーよ~」

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プリクリ様激写中…w
それにしても、連雀は美しかった 中原麻衣の喘ぎ声がまたなんとも良い

連雀は自らボタンを押してプリクリワールドから脱出
あまりの出来事に、さっき報告したばかりの事と
同じ事を真砂子に報告してしまうという失態w

真砂子の祖父・左兵衛は経済人としては天才だったが
人間としては破綻していたという…

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真砂子の回想 夏芽家・祖父の部屋 祖父が生きていた頃
*私はあの男に全てを支配されていた。だから、私はすり潰すことにした

私の朝は一杯の紅茶から始まる
紅茶と女は初摘みに限る

真砂子と同じ事言ってるし。真砂子はこういう所も受け継いでしまったのか。
幼い真砂子は祖父の紅茶に毒を盛っており、それを飲んだ祖父は死んだ…
と、思ったら、朝目覚めると、祖父は庭で「すり潰されたりせんぞ!」
連呼しながら竹刀の素振りをしていた… ん? どういうこと?
真砂子の夢落ちだったということ? どうやら、真砂子の夢だったらしく
その夜、真砂子が一人で庭に居ると、冠葉が現れる…。

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チャイナマネーにやられチャイナ!
(゚Д゚)ここも祖父から受け継いだ部分かっw
この後、真砂子は会議中の祖父の首に吹き矢をお見舞いし、祖父は死亡…
と、思ったらこれも真砂子の夢。朝目覚めると、いつものように庭で
祖父が「すり潰されたりせんぞ!」と連呼しながら竹刀の素振りをしていた…
ゴルフに出た祖父のキャディに化けて?ついてきていた真砂子はプレイ中の
祖父にゴルフボールを思いっきりヒットさせて、崖から海へ落とす
祖父は死亡…と、思ったらこれも真砂子の夢。朝目覚めると、いつものように庭で
祖父が「すり潰されたりせんぞ!」と連呼しながら竹刀の素振りをしていた…
クラブでフルーツの盛り合わせを頼んだ祖父のフルーツにキングコブラを
しのばせた真砂子、祖父はコブラに噛まれて死亡… と思ったらまたまた
これも夢→祖父「すり潰されたりせんぞ!」

何なの、この無限地獄のような夢は… なんかもう途中から夢なのか
現実なのか分からなくなってきた。もしかしたら、祖父は死なない男
なのかもしれないw

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晶馬と一緒に帰る苹果。晶馬は相変わらず、苹果や苹果の家族とは
相容れない運命だから、一緒に居ることも優しくする事もできないと
苹果を拒絶しているが、苹果はもうめげなかった。

晶馬君がヤダって言っても諦めないから
だって私は晶馬君のストーカーなんだもの
私は運命を変えてみせる

苹果、晶馬のストーカー宣言キタ――(゚∀゚)――!!
なんか苹果、一皮剥けた感があるな! てっきり、晶馬も少しは
ふっきれたかと思ったんだが、まだだった…w


運命を変えるのはとても難しい…と夏芽真砂子は思っていた。
真砂子達は祖父なき今も、祖父に支配されているという
祖父はこの世界には二種類の人間しかいないと考えていた。
「成功者」と「敗北者」…その考え方が真砂子の父を追い詰め
父は家にいられなくなったのだ。

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真砂子の回想 夏芽家・暖炉のある居間 続・祖父が生きていた頃
*あの男は私の大切なものを奪った。さらにマリオもすり潰そうとしていた。

祖父は真砂子とマリオの父との思い出の品を次々と暖炉にくべて
燃やしてしまった。父からの手紙さえも燃やされてしまったのだ…。
祖父はそろそろマリオにも夏芽家に相応しい男になるように訓練
せねばな…と言って、夏芽家の男の訓練風景を見せる。

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何この訓練w

このままではマリオは殺されてしまう。父は帰ってこない
今度こそ、祖父をすり潰す事にしたと、夜、あずまやで冠葉に
話す真砂子。なんかこの頃の冠葉、真砂子と超仲がいいじゃないか…。
真砂子が自分が呪われてもやると言うと、冠葉は自分も呪われても
いいみたいな事を言って真砂子を励ましていた。 

ある日、祖父は釣りに出て、大量にトラフグを釣って帰ってきた。
普通なら料理人にさばかせるのに、左兵衛は自分の獲物は自分で
さばくと言って、真砂子、マリオ、連雀の前でフグをさばき
ふぐ刺しをつくり、それを一気に自分一人で食べるが、その時
フグの毒にやられてあっけなく、今度こそ本当に死亡したのだった。
祖父が死んでも帰ってこない父、真砂子はこれは左兵衛の呪いだと
思っていた。

そして現在…
夜、マリオが姿を消したので屋敷を探していると、マリオは
死んだ祖父が憑依して、夜の庭で竹刀の素振りをしていた。
左兵衛はふぐ刺しを2皿用意していた。一つは料理人がさばいた
毒なしのふぐ刺し、もう一つは左兵衛がさばいたピリッと毒の
きいたふぐ刺し… 今から、マリオと真砂子がどちらかの皿を選び
毒じゃない方を食べ、生き残った方が夏芽家を継ぐとかマリオに
憑依している左兵衛は言う。真砂子が躊躇していると、左兵衛は
まずはマリオに食べさせるといってふぐ刺しが乗っているテーブルに
向かって歩いていく。マリオが食べようとすると、真砂子は
マリオを突き飛ばし、マリオが食べるくらいだったら自分が食べると
ふぐ刺しを2皿とも平らげてしまった。

毒を食らわば皿までも!!

すぐにフグの毒で倒れる真砂子… (゚Д゚)…
すると携帯に眞悧から電話がかかってくる

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眞悧「しびれるだろう?」
真砂子「ええ、今、まさに…」 

っちょっっっ! 真砂子、フグの毒で超プルプルしびれてる…
このままじゃ死んじゃうよぉぉぉおお。

これで夏芽の呪いは…

真砂子は自分が死ぬことになってもこれで夏芽の呪いはなくなったと
思い、そのまま死んでいこうと…!?
真砂子は父に「愛してる」と言って欲しかったと言うが、本当は
父ではなくて、誰か別の人物に「愛してる」と言って欲しかった
らしい。それは冠葉か?

気付くと電車の中にいる真砂子。異様な電車の中の空間で、隣の
車両に父の姿を見つけ、隣の車両に行こうとするが、行けない。
父に呼びかけても父は行ってしまう。そして、その後、冠葉も
隣の車両で謎の男達と何処かへ行こうとする。真砂子は必死に声をかける
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「冠葉!奴等に近付かないで!このままだと貴方もお父様と
 同じように、利用されて殺されてしまう!!」

え…夏芽父は殺されたの?

すると、今度は眞悧が、真砂子のいる車両にマリオと共に現れる。

彼らは選ばれたんだ
この世界の間違いを正す者に選ばれたんだ

眞悧は、マリオを助ける為には真砂子も選ばれた者として
行動を共にしなければならないという。何…どういう事なんだ。
冠葉とあの黒ずくめの男達の仲間になれと??

真砂子「何をしようとしているの?」
眞悧「世界を取り戻すのさ…」

冠葉に行ってはいけないと真砂子が叫んだ所で、真砂子は目を覚ます
真砂子はフグの毒で三日三晩生死の境を彷徨っていたという。
真砂子が窓のカーテンを開けると、庭には眞悧が立っていた。
眞悧の姿を見て真砂子は思う…

わたくしはその列車には乗らないわ

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今回はこんな感じでした。
最後の「わたくしはその列車には乗らないわ」からのエンディングへの
入り方が超かっこよかった。今回のエンディングはまたまたARBの
「イカレちまったぜ」をトリプルHが歌うカバー曲。
なんとなく、歌詞の「シビレっぱなしで」の部分とか今回のふぐで
しびれていた真砂子のシンクロしてて、いい感じだった。
「イカレちまったぜ」の部分も、今回のイカレた話によくマッチ
していて、ぴったりだったな。
真砂子の祖父は凄かったですね、真砂子が何度も祖父を殺そうと
していた夢は、途中から、ほんとに夢なのか?というくらい、あの
祖父が強烈すぎた。特に、マリオに訓練風景見せていたシーンとか
あの三角木馬に乗ってる祖父の姿とか…もう変態にしか見えなかったよ!
あと、あの外人はなんだったのかね、祖父と一緒に居たのはまあいいとして
真砂子がフグ食べた時も、「hey young girl ! watch out !」って
あの外人の声がしたんだけど、あの場にはいるハズもないと思うんだがw

真砂子が最後「わたくしはその列車には乗らないわ」と言った時は
かっこよかった。冠葉はいったい何をやってるんだろうか…と
ますます心配になったな…。あの黒ずくめ軍団とかいったい何なんだろう
あと、眞悧も、悪なのか善なのか…  
それと、連雀が美しかったですね~ メガネの下は美女だった…。

前回までのレビューは以下からどうぞ
1st STATION 運命のベルが鳴る
2ND STATION 危険な生存戦略
3RD STATION そして華麗に私を食べて…
4TH STATION 舞い落ちる姫君
5TH STATION だから僕はそれをするのさ
6TH STATION Mでつながる私とあなた
7TH STATION タマホマレする女
8TH STATION 君の恋が嘘でも僕は
9TH STATION 氷の世界
10TH STATION だって好きだから
11TH STATION ようやく君は気がついたのさ
12TH STATION 僕たちを巡る輪
13TH STATION 僕と君の罪と罰
14TH STATION 嘘つき姫
15TH STATION 世界を救う者

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