ぬらりひょんの孫 〜千年魔京〜 #20 輪廻の環 レビュー [アニメ]
ついに弐條城にやってきたリクオ達奴良組!
門番の巨大妖怪、ガイタロウとガイジロウを一瞬で倒し、弐條城の
門をくぐり、中にいる無数の京妖怪達に名乗りをあげるリクオ。
よぉく聞け 京の魑魅魍魎ども
奴良組とてめぇらの大将とは四百年分の因縁ってぇやつが
こっそりついちまってるみてぇだが…
この際キレイさっぱりと、ケジメをつけさせてもらいに来た!
邪魔する奴ぁ 遠慮なくたたっ斬って
三途の川ぁ見せてやるから覚悟ねぇ奴ぁすっこんでろ!!
秀元「ヒュウ!カッコイイ!」
秀元がゆらちゃんに「一応もらってるで畏の羽織」と言うのがお茶目w
秀元が着ちゃえばいいのに?
次々と襲ってくる京妖怪と戦うリクオに、秀元は、この城の中にある
鵺ヶ池が羽衣狐の出産場所だと教える。
と、ここで、新たに強力な京妖怪が現れる…!
後は続きからどうぞ
現れたのは、前、珱姫の父を殺したあの妖怪二人組じゃ…
巨大な口でガブっといく鬼一口と、カエルっぽい顔のサトリ。
サトリは名前通り、悟りの能力をもっているので、相手の意志を
読む事ができる。リクオの動きはサトリによって読まれ、鬼一口に
伝えられ、リクオの攻撃が届かない。ゆらちゃんと秀元が駆けつけると
今度はゆらちゃんの意志を読むサトリ… だが、それがサトリ達に
とって裏目に出る。ゆらちゃんの心を読んだサトリは殺された祖父の
事を持ち出し、ゆらちゃんは激昂する。
今だかつて、ゆらちゃんがこんな怖い顔をしたことが
あっただろうか…!? サトリ達、滅されるぞ…w
そんなわけでゆらちゃんの全力全開攻撃が炸裂し、全式神が
サトリと鬼一口に向かって突進、あまりの強力な大軍に心を読んでる
場合じゃないサトリと鬼一口は逃げるが、その先でリクオが待ちかまえていた。
そして、ついに祢々切丸でサトリと鬼一口を真っ二つに斬る!
ゆらちゃんとリクオのコンビネーション…(・∀・)イイネ!!
弐條城の中では鬼童丸がリクオ達が待ちかまえていた。
鬼童丸はリクオには京妖怪の1000年の宿願を阻む大義があるとは
見えないという。その頃…鵺ヶ池では羽衣狐が出産中…若干…
エロ…いような…w 出産が始まった事によって、地鳴りのような
振動が城に響き渡り、秀元も羽衣狐の出産が始まった事を感じる。
鬼童丸はリクオに、妖なら、京妖怪の下僕となり理想世界の建設に
その身を捧げろと言ってくる。リクオは闇が光の上に立つ世は確かに
妖としては血がうずくが、京妖怪とは考えが違うと言う。
人間をふみつけにして人の上に立つというのは自分の理想とは
かけ離れている、妖の主なら人間に畏を魅せつけてやらなければ…と
言うリクオ。
京妖怪と江戸妖怪では所詮は相容れぬ存在…
鬼童丸が「いでよ羅城門」と言うと辺りの景色が一変。
そこはかつての鬼童丸達の住処、羅城門だった。なんかすごい景色、
真っ白な空間に、真っ黒なシルエットで畏のオーラみたいのを
放ちながら佇む門…。 鬼童丸は羅城門に巣食っていた鬼達と
共に、奴良組に向かって来る。
リクオはつかさず、氷麗を鬼纏うとするが鬼童丸によって
鬼纏をさまたげられる。
鬼童丸は剣戟・梅の木という技を繰りだし、リクオに襲いかかる。
梅の木は無限に拡がる枝葉のごとき剣でリクオはピンチに、すると
そこに黒田坊と首無が助っ人に入り、黒田坊はリクオが鬼纏を
身につけた事を知り、もっと進んだ鬼纏の方法を教える。
雪女との鬼纏は"畏砲"(いづつ)という手段。威力はあるが
隙が大きい。まっすぐ向かってくる敵には効果覿面だが、手数が
多い輩には不向きであるという。
敵にあわせてやり方を変えることが出来るのが鬼纏の利点。
新たな鬼纏の方法…それは、畏をあたかも着物のように羽織って
明鏡止水の心で黒田坊と心を合わせるという方法だった。
ここで黒田坊がリクオに新たな鬼纏の方法を教えるわけだが
教えている間に、茨木童子が襲ってきて、首無はそっちを対応、
黒田坊は鬼童丸の攻撃を受けるが、この時の黒田坊が、嬉しそうに
リクオの成長と、リクオに鬼纏ってもらえる喜びで油断しましたと
ニコって笑うんだよね。このシーン、ほんと好きだわ、黒田坊の
心の温かさが伝わってくるし、リクオの事を大切に思っている気持ちも
にじみ出てる。
鬼童丸が「虚空」という必殺技を繰り出した時、ついにリクオが
新たな鬼纏で黒田坊をまとい、通常の技の10倍という虚空を止める。
てめえの畏、確かに鬼纏った!!
鬼を斬れと怖ぇぐらいに滾ってやがる…!!
カッコイイ!
リクオと黒田坊の鬼纏の手数は鬼童丸の剣戟でも止められない威力。
まるで一振りで千の刃があふれ出るようだ
これが親父の使ってた鬼纏の二つ目…
鬼童丸は、まだやられるわけにはいかぬ!と羅城門と一体化?みたいな
感じになり、なんかよくわからんが、またまた凄い技を繰り出してきた!?
Cパート
Cパートでは千年前の安倍晴明の事が語られた。
安倍晴明は陰陽師でありながら陰と陽をあわせた都を愛していた。
妖と人間、両方ともと付き合い、彼はこの陰陽の都を永遠の秩序と
したいと思い、その為に永遠に生きる事を望んでいた。
鬼童丸とかもこの時からいるわけだ、若い鬼童丸、人間に化けた時の
青田坊に似てるんだけどw
復活の術である反魂の術の完全なる方法を模索していた清明は
母と呼ぶ羽衣狐がもう一度自分を産んでくれる事によってそれを
成し遂げられる事を悟る。
人は死ぬと必ず「輪廻の環」の中に還り、様々な生き物に転生する。
清明は死して後、輪廻の環に還らず、千年を生きる羽衣狐の
胎内に再び戻り、またこの世に清明として転生する…
これが完全なる復活の法 完全なる「反魂の術」なのだ。
羽衣狐は何度でも清明を産んでやると約束したが、後日、心ない
人間が羽衣狐の肝を喰らえば不老不死になると思い、羽衣狐は
深手を負わされ捕らえられ、清明激怒、人間に見切りをつけた事により、当初
思っていた、人と妖・光と闇の共生を止め、闇が光の上に立つ
世界を求めるようになった。
うーん、この経緯見ちゃうと、清明の怒りもごもっともという
感じがするね。当初目指していたのは人と妖の共生だったのにねえ…
一部の心ない人間の傲慢さが、清明を変えちゃったという事か。
今回はこんな感じでした
リクオが鬼纏の、新しい段階へ進んだ所がかっこよかったですね~
黒田坊との鬼纏、見た目が格好良すぎるっ!
ゆらちゃんが、超怒るシーン、ゆらちゃん、怖い顔はしていたけど
あの怖い顔が、いつもは可愛いゆらちゃんを、美しくみせていた!
大人っぽくなった感じに見えて、あれはあれでけっこういいなあと。
鬼童丸、羅城門と大技繰りだそうとしていたけど、あれはいったい
どういう技なんだろうね、羅城門と一体化していたという事で
いいんですかね?
けっこう佳境だよね、残すところ、あと4話!? あっという間
だったな2期。 お名残惜しいッス。
前回までのレビューは以下からどうぞ
#1 覚醒、奴良組三代目
#2 二人の正義
#3 花開院ゆらの納得
#4 ぬらりひょんと珱姫
#5 今へと繋ぐ
#6 遠野・物語
#7 鏡花水月
#8 羽衣狐京都全滅侵攻
#9 灰色の陰陽師
#10 破軍
#11 京上空の戦い
#12 宿願
#13 迷宮・鳥居の森
#14 絶対に遭遇してはならない妖
#15 闇に沈む…
#16 二人の過去
#17 百鬼纏う御業
#18 全部あずけろ
#19 背中越しの絆
漫画・アニメアンテナ
コメント 0