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坂道のアポロン #5 バードランドの子守唄(Lullaby of birdland) レビュー [アニメ]

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律っちゃんにキスしてしまった事で気まずい状況の薫。
律っちゃんも気まずいというか、怒っているような感じで
家に演奏をしにいっても、薫を避けるような態度をとる。

おしまいだ…
絶対嫌われた…

そう思った薫は演奏にも集中できず。
律っちゃんは淳一の実家のケーキ屋でたまたま百合香さんと
遇い、百合香を地下室へ招待する。淳一は百合香の姿を見て

部外者立入禁止っておやじさん言っとらんやったか

とちょっと冷たいリアクションを取り、百合香さんは
ちょっと引き気味。なんだろ、ここであえて冷たい態度を
取る淳兄が余計に乙女心を惹きつけるような気がするw

薫は律っちゃんに謝ろうと一人地下室から出るが
律っちゃんは薫の姿を見ると奥の部屋に籠もってしまう…


後は続きからどうぞ



地下室ではレコードプレイヤーの調子がおかしくなり
それを、淳一は「まじない」と言って針の部分の上を
ちょこんと指で弾いて直す… 百合香さん、隣に淳一が
来たりして赤面とか、ますます淳一の事が好きになってる模様。
淳兄、やることなすこと格好良すぎるだろう! 
これじゃ女は惚れるぜ… 

薫は上で千太郎の妹の幸子の遊び相手になって、
糸電話で話したりしていた。学校の男子が幸子の嫌がる事ばかり
してくるという話を聞いて、その子は本当は幸子の事を好きなのかも
しれないよと言う薫。そしていつの間に、薫は自分の事を語り出す…

俺も最近大好きな女の子を泣かしちゃったんだ
謝りたいけど謝っても、許してもらえないと思うんだ…

すると、糸電話の相手がいつの間に律っちゃんに代わっていた!
律っちゃんは「許さんよ。うち初めてやったとよ」と言ってくるが
薫の事はどうしても嫌いにはなれず、上手く怒りきれないという。
律っちゃんは、自分には好きな人が居て、その人の事で精一杯で
薫の気持ちは嬉しいが、応える事はできないとハッキリ伝えてきた…
薫さん、分かってはいたがハッキリ言われショックでそのまま帰ってしまう。
薫、律っちゃんが千太郎の事を好きなのは承知の上に告白したわけだが
ハッキリと本人の口から告げられちゃうとショック百倍という感じかぁ…。
薫が去った後、千太郎に泣きながら、もう薫がここに来てくれない
かもしれないと言う律っちゃん…

千太郎がおやつを取りにいったので、地下室では百合香と淳一が
二人きり、百合香が淳一の実家の洋菓子店が、偶然前から通っていた
店だと言うと、淳一は店名の"しらゆり"百合香、名前まで
偶然重なってたんだなと、ドキっとするような事を言う。
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この二人の間に流れる雰囲気は・・・・


正月が過ぎ…始業式を迎える。
千太郎は律子と薫の糸電話をちょっと聞いてしまっていたので
律子の好きな人が誰か気になって、幸子に訊こうとするが、そんな
色気のある話は家の中ではできないと訊くことができなかったw
あれ以来、練習に来なくなった薫に学校で会った千太郎はなんで
練習に来ないのかといつもの態度で薫に接するが、薫は千太郎や
律子にもそっけない態度をとっていた。薫さん、そんなんでいいのか?


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夜…
正月が過ぎて、父が一時的に帰ってきていたが、気分がかなり
落ち込んでいる薫はこんな状態じゃ話す事ができない…とorz状態。
すると、窓から、なんと千太郎が部屋に押しかけてきた。
千太郎は律子が寂しがっているから練習に来いと言ってくるが
薫は「もう店には行かない」と頑なな態度…。
と、ここで、薫の父が部屋にやってきて、千太郎は隠れる。
父は家政婦をやっていたシヅさんからの手紙を薫に渡す。なんと
その手紙には薫の母の連絡先が記されているそうで、もし
会いたいと思うなら、今度の春休みに会いにいったらどうだと
提案してくる。

父が去った後、母親に会う気分にはなれない…と言う薫に、
千太郎はマジ顔で言う。

馬鹿たれ!!
居所のわかる時、行っとかんば
見失ったら死ぬほど後悔するばい!

この千太郎の言葉がなかったら、薫は母に会いに行かなかった
かもしれないよね。まり子が部屋に来てしまったので、千太郎は
慌てて帰るが、これで薫は母に会いにいく事を決めた様子。

後日…
薫は東京へ向かう寝台列車に乗り込む。
傷心旅行…?という感じだったのかもしれないが、自分の座席に
行くと、そこには千太郎がw 千太郎は丸尾に切符を頼んで
薫の近くの席を取ってもらい、一緒に東京に行く事にしてたのだ!
千太郎は薫の分も律っちゃんが作ってくれたお弁当を持ってきており
夜、薫は一人で、そのお弁当を涙ぐみながら食べる…

東京に着くと、千太郎は東京駅の人混みを見て「初売りか!?祭りか!?」
と驚くw 二人で母親の職場に行くと、そこは青い蝶々という
大人の社交場で、その大人びた雰囲気の店に驚く二人。
店はまだ開いておらず、待っていた所で店の人らしき女性がやってきて
千太郎が訊くと、今日は薫の母は休みなので、次の日の昼に会う約束を
取り付けてくれた。 千太郎行動的で頼もしいな。薫さん、帰ろうと
していたし、この旅、千太郎が居なかったら、薫さんは東京にまで来て
母親に会わないで帰っていただろう。

淳一のアパートに行くと、彼は留守だった。同じ大学の人が
淳一は雲隠れをしているとかで、もしかしたら女の所に転がり込んでいるかも?
とか言われる。薫は、淳一の部屋のポストに百合香からの手紙が
沢山溜まっているのを発見してしまい、千太郎の目にふれさせないようにと
手紙を慌ててポストに押し込む。うわ~百合香からの手紙、何通も
来てたわ… 

淳一と同じ大学の人は、薫達が九州から来たと聞くと、自分達の
部屋に招き入れ、歓迎してくれる。焼酎と水で乾杯だったのだが
入れ替わってしまっていて、焼酎を飲んでしまった薫と千太郎。
薫は幸せそうに笑い、千太郎にジャレる。そんな様子を見て
大学生のお兄さん達は、良い相棒がいてよかったなと言う。

大事にしろよ
恋愛と違って友情ってのは一生もんだからな

大学生のお兄さんの言葉…良い言葉だねえ… 
薫と千太郎にもこの言葉はきっと響いただろう。

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翌日…
雨の中、母を待っていると、薫の母、小夜子(CV:本田貴子)
現れる。小夜子は、すぐに二人を近くの洋食屋に招き入れ、
千太郎と薫にカツカレーをおごってくれる。
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千太郎、初めてのカツカレーに感動!

薫は小夜子から薫が子供の頃の話をする。
初めて聞く自分の幼い頃の話に驚く薫。昔、薫の父がピアノを
弾き、母が歌うと、薫はどんなに泣いてても泣きやんだそうな…。
千太郎はカツカレーを早々に食べ終え、気をきかせて店の外へ。
あれ?母が、なぜ薫をおいて家を出たかの経緯が全カット??
原作では、薫の「なぜ俺を置いて出て行ったの?」という問いに
自分の生い立ちとか、家を出た経緯とか、何故薫に手紙を
よこさなかったのかとか、小夜子本人から、ガッツリ
語られていたんだけど…。 

小夜子は薫が失恋した事を知り、いつの間に息子がそんなに
成長したのかと笑い出す。つられて、薫も笑いだし、薫の中で
溜まっていたものが蒸発していった…

小夜子は駅のホームまで薫と千太郎を見送ってくれた。
薫はきっとまた会いに来るからと言って、それまでに練習して
おいてくれと小夜子にレコードをプレゼントする。
小夜子は涙ながらに別れをいい、ドアが閉まった後、薫に
「ごめんね」と言っていた。
その姿を見て、薫の中では「母さんはどうして俺を置いて出て行ったの?」
という訊けなかった問いの事なんか飛んでいってしまった…


律子が家に帰ると…地下室には千太郎と薫の姿が!
薫は律子に優しく言う。

おかえり、律っちゃん


今回はこんな感じでした。
小夜子との再会の部分、けっこう大きく改変されてましたね~。
アニメの展開はあれはあれでいいと思うけど、薫的には母親が
なぜ彼を置いていったのか、どんな理由があったのかとか
結局わからないでよかったんだろうか? 付け足す感じで
その事を訊けなかった事はどっかに飛んでいってしまったなんて
言ってたけど、それでいいのかねえ? 
小夜子が薫を残していってしまった経緯はけっこう心に
残るエピソードだったんだよね、それが語られないのは、私的には
ちょっと残念だったかも。あと、小夜子が千太郎に薫の事を
よろしく頼むと言ってくる部分もなかったね… その部分で
千太郎は改めて「友情は一生もの」という事を言うんだけどねえ…
あの大学生のお兄さん達の言葉が、ほんと、坂道のアポロンでは
一番のテーマだと思う、友情は一生もの、ほんといい言葉だ。

前回までのレビューは以下からどうぞ
#1 モーニン(Moanin')
#2 サマータイム(Summertime)
#3 いつか王子様が(Someday My Prince Will Come)
#4 バット・ノット・フォー・ミー(But not for me)


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