つり球 #12 さよならのフィッシング レビュー 最終話

JFXを釣り上げる為のルアーが壊れてしまった今、手段がなくなり
ハルは自らJFXを連れて遠くの海へ行くと、別れを言ってきた。
もちろんそんなの、ユキは認めない。必死になってハルを
止めようと叫ぶユキ、夏樹、アキラ。

JFXの影響はどんどん大きくなり、ついには横須賀の米軍基地も
影響下に入る勢い。DUCK上司のそのまた上司は、多少の犠牲は
やむえないから、DUCKの軍艦やアキラ達もろともJFXにミサイルを
撃ち込めと命令してくる。　そ、そんなあ…　
DUCK上司がどう出るのかと思ったら、なんと、

現地の隊員の命を守るのも私の大切な任務だ！！

と、DUCK本部に言い返した！　あら、DUCK上司、けっこう
熱い男じゃないか！　見直したよ。


後は続きからどうぞ



ハルを行かせない為に、ユキは急遽瞑想に入る。
今までの事を思いだし、どうやったら事態を打開できるか考える。
そして、閃いたユキは、壊れたルアーを海に捨てた。



なんでハルが二人で来たか？それは昔もそうだったから…
じゃあ昔、一人の天女は釣り人を手伝っていたが、もう一人は？

ハル…お前がルアーなんだよ
伝説のルアーはお前なんだよ！！

な、なんだってー！？
いや、ルアーが壊れた時から、そんな気はしてましたｗ
DUCK上司はミサイルを発射しなければならない事をアキラに
通告するが、アキラはもう少し時間をくれと懇願。
ハルをルアーにする為の準備を進めているユキ達にアキラが
もうすぐミサイルが飛んでくるから退避するなら今だと言うと
ユキは言う…

俺は戻らない。
今日が世界の終わりだとしても
俺は釣りができれば、それでいい！

夏樹は保達の事を想う、その頃、保達はさくらや真理子と
一緒に力を合わせて懸命に逃げていた。　
夏樹は"大丈夫だよな…親父"と、心の中で呟いた後…

俺、釣れずに帰るの大っ嫌いだからな！！

と、ユキ同様、このまま残る事を告げる。
夏樹が死んでもいいという覚悟を決めるこのシーン、よかったねえ…
例え、自分が死んでも、保達は大丈夫だと思ったんだろうね。
二人の覚悟を聞いたアキラは「みんな、すまない」と謝る。
ハルはこれ以上自分のフィールドをキープするのが無理な為
水鉄砲でユキ達を撃ち、少しの間だけJFXに操られるのを防ぐ事に。
タピオカも撃たれてたｗ　

ラスト一発勝負

江の島ドーンでハルをポイントに投げ入れる！
なんか、すごい超絶テクニック炸裂で、夏樹も「すげぇ」と
驚くレベル！　いや、大迫力だった。
ポイントの真ん中にルアーを投げ入れる事に成功、すぐにJFXは
食いついた！！　

あっ　タピオカが江の島踊りを踊り出しているｗｗ
ハルの歌声（江の島踊りの歌）が聞こえてくる
アキラ、夏樹も踊り出した。ユキは歌いながら懸命に
釣り上げる…　そしてついにJFXを釣り上げた！！



ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!
釣り上げた瞬間、雨雲は去り、みるみるうちに晴れていく空。
JFXに操られていた魚たちが江の島周辺に降りそそぎ、江の島踊りを
踊っていた人々は正気に戻る。
アキラはDUCK上司にJFXを釣り上げた事を報告し、ミサイルの
軌道修正を要請するが、なんとDUCK上司はアキラの言葉を信じて
攻撃時間をずらし、発射前にミサイルを停止していた。
DUCK上司、超いい人じゃーん。

「ヤマーダ、お前はDUCKの誇りだ」と心の中で呟いて
サングラスを外すDUCK上司…

サングラスの下は優しい目の熱い男だった！！


釣り上げたJFXは…

小っさ！！！ｗｗ

JFXが重かったのは操られた魚が塊になってくっついていたから
という感じかあ…実際はこんなに小さなお魚ちゃんだった…
アキラが乾燥させると、お魚ちゃんはハル達のように人型になった。


ウララという名前。声はなんと櫻井孝宏
中村健治監督の作品にはたかぴろ出ないとという感じかな？


お別れの日…　
夏樹は世界の釣り王子になると宣言し、アキラはまたどこかへ派遣
される、海がある所がいいなと言うアキラ。　ハル、ココ、ウララは
UFOに乗って自分の星へ帰っていった。ちゃんとケイトにもさよならって
テレパシーで言ったっぽい。　
湿っぽい別れじゃなくて、ほんと爽やかで清々しい別れ！




後日…
保はしらすカフェじゃなくて、元の店を続けている。
真理子が妊娠してるぅううう！　夏樹はバスプロを目指してアメリカへ
アキラはどこかで任務をしながら釣りを。タピオカには恋人ができたようだ。
ユキはヘミングウェイでバイトをしている。なんと、船長と海咲は結婚。
結婚した後、海咲は変貌したようで、なんか尻にひかれまくっている船長。

新学期の学校には転校生が…
ええええええええっっ　なんとウララが転校してきたｗｗ
どうなってるの。ユキの隣の席に座ったウララに、話しかけるユキ。
「今度一緒に釣りしない？」

そして…遅れてもう１人転校生がやってきた！
ハル戻ってきたぁあああああ！！


最終話はこんな感じでした。
ほんと、最後まで、飽きさせず面白かった。
なんといっても、これ以上ないというくらいのハッピーエンドが
いいよね。DUCK上司がけっこう熱い男だったのもよかった。
キャラクターの成長がめざましく、ユキや夏樹、アキラ、そしてハル
全員がほんと成長した。その成長が涙が出るほど微笑ましくて
感動だったよ…。　
釣り上げたウララが小さくてビックリだったが、ウララとハルって
なんでまた地球に戻ってきたのかね？　まあ、別に理由なんか
どうでもいいか、とにかく、戻ってきてくれたのが嬉しい。
あれ、でも、二人が来たって事は、また釣らなきゃいけない事が
起きてるのかな？ｗ　それともただ戻ってきただけ？

前回までのレビューは以下からどうぞ
#1 テンパってフィッシング
#2 悔しくてユニノット
#4 ムカついてランディング
#5 へこたれてジャーキング
#6 戦慄のスプラッシュ
#7 切なくてカウントダウン
#8 嬉しくてファイティング
#9 衝撃のアンダーウォーター
#10 俺たちのタックル
#11 伝説のビッグフィッシュ

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