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人類は衰退しました episode.03 妖精さんたちの、さぶかる レビュー [アニメ]

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完全なる密室…そんな空間に押し込められて
もう幾日が過ぎたのでしょう…
限界が来ているのです。肉体ではなく精神の方の…
なぜかような密室に隔離されているのか
まずは、そのあたりからお話せねばなりますまい

私… 助手さん… そして Y が
真っ白な空間に閉じ込められている。
いったいどうなってるんだ!?

時はちょっと前に遡る… 
真冬なのか…雪がつもって、私が雪かきをしていると
蒸気自動車に乗ってYがやってきた。

Yは私同様、学舎最後の卒業生
仲がいいのか悪いのか未だにわからない立派な悪友です。

サラッと、学舎最後の卒業生って言った。
今のこの衰退した世界では学校さえもないのか…

後は続きからどうぞ




Yはこの地に仕事で来たという。
私がお茶を用意していると「私は紅茶がいいかな」
言うY。私は心の中で「いけしゃあしゃあと…」と呟く。
私、Yの事、あんまり好きじゃないなw 

Yがこの地に来た目的は"人モニュメント建造計画"
いう、人類の歴史と技術、文化等、全史を網羅する記念碑的
建造物を造る計画の為。 
"人モニュメント"か… 滅びる前の人類が自分達が存在
したという事を証として残す為としか思えんw
思いだしたのはオリジナルの映画・タイム・マシンで主人公が
未来の世界で見つけた人類の記録の類。

Yから話しを聞くと、この仕事には足りないものが
沢山。例えば、記録媒体… しかし、そんなものより
肝心なものが欠けていた。

Y「それに決定的に足りないものが他にある。
  私の人類史に対する知識と熱意だ」

私の心の声
この女は遊ぶ気…
遊びだけ遊んでテキトーな理由をでっちあげて
ギブアップする気なのでしょう。
新人の分際で。

私達調停官には国の推進事業をサポートする仕事もあります。
Yを援助するのは私の役目。
でも、まさかあんな事に付き合わされるとは…


Yは里の外れにある大きな屋敷の遺品整理で使える
コピーマシンやデータを発見。出版物のデータが入った
MOに何が入っているか調べるという…
そして1週間後、里に謎の漫画が出回れる。

いいかんじの恋
主人公のジャッキーはソバカスが気になる普通の乙女
ある日ジャッキーは生意気な男の子とぶつかり大げんか
ところが翌朝学校に行くと、その男の子は転校生で…!
オチは、その男の子は男の子を好きな事と、ジャッキーが
女装した男の子であったという事…

BLのコピー本じゃないですかw

こ、これは!!
機械で描いたような完璧は背景!
乱れのない、それでいて個性的な人物画!
今の人類には描けない失われた技術
ロストテクノロジー!
いいえ、ロストテクニック!! 

大げさな…w 

里の外れにある大きな屋敷に行くと、Yが沢山のスタッフを
従え、24時間体勢で漫画のデータをサルベージしていた。
Yは昔からBLものが好きだったらしい。

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萌える話はまだあるさ…
そう、私はどこまでも腐っていける…

そう、私は限りなく神に近いほどに文化的な存在。
それもお高くとまったハイカルチャーなんかじゃない。
怪しくも淫らなサブカルチャーさ…


私「要するに彼女ははまったのです」

そして出来上がったのが、漫画本の「楠」
発掘漫画「女なんかにお前は渡さない」完全掲載!!

( ̄- ̄) さいですか…
Yは魂をかけて漫画本制作に没頭、人モニュメントの事は
すっかり忘れ去られてしまった。
私の心配は妖精さんにバレる事だった。
彼らは楽しい事が好き…自分達で真似するのも大好き…

もう少しだけこっそりやったらどうですかとYの提案したが
時既に遅し、Yは漫画本を全国に発送していた。
Yはこの漫画本の事を同類誌と名付けた…w

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こうなってくると、心配事がいよいよ現実になってきた。
私はYに警告。そんな時、他にも同類誌を出す人達が現れ
Yは第一人者としてますます同類誌にのめり込む事に。
自らの同類誌発行グループをサークルと称し… って ワロタw

Yの率いる楠派のその後の流れが、凄くてワロタw
留まる所を知らない楠派だったが、ここでトラブル発生。
あまりのボリュームになった同類誌の輸送を業者が断ってしまった
ので流通ができない危機に!

しかし、そんな事でYはひるまなかった。

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コミケ開催

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人類が衰退しようともコミケは盛況

ホームグラウンドでの頒布会、Yはその利をフルに活かし
売り切れれば増刷し、見事サークル間の争いの中で勝利をおさめた。


私「ここまでが話の導入になります」

後日、私が出勤すると、祖父の机の上に怪しげな同類誌
らしきものが… 私がその同類誌を開くと、光りに包まれ
気付けば… 真っ白な空間に。続いてYもその空間に…

Y「ここ…どこ?」
私「多分…コマの中です」


今回はこんな感じでした。
妖精さんもついにサークル創って同類誌に参加してきたって
事なんですかね… 妖精さんの優れたテクノロジーで作られた
同類誌、人々を直接コマの中に取り込んで、それを眺める??
みたいな意図なのかな?? アバンのあれだと、この後、
助手さんもコマの中に取り込まれて、何日も経ってしまうのか…
どうなるのか、非常に気になりますねー。
Yが、どんどん同類誌にのめり込んでいく姿が凄かった。
まさかのコミケ開催にまでいくとはw あと、内容はちょっと
片寄っていますが、現代に漫画というサブカルチャーを
完全に蘇らせたYの功績って意外に大きいんじゃないかな?と
ちょっと思ったり。

前回までのレビューは以下からどうぞ
episode.01 妖精さんの、ひみつのこうじょう
episode.02 妖精さんの、ひみつのこうじょう


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