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ココロコネクト #4 二つの想い  レビュー [アニメ]

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突然倒れた稲葉。

伊織「死んだかと思ったよ」
いや、死んでないからw しかし、伊織にしてみれば
きっと、本気で心配したからの一言なのね。

稲葉は最近、体調を崩していたという。心労?

放課後、稲葉は太一と伊織と一緒に帰っていく。

じゃあ太一、そろそろ昨日、唯となにが
あったのかはっきりさせて貰おうか

脈絡なく、突然稲葉は昨日、唯と太一の間に何が
あったのか訊いてくる。場所を移して、二人に話せる
範囲で説明する太一。稲葉は大笑い…


後は続きからどうぞ

 
 


凄いやり方思いつくもんだな、自己犠牲野郎

自己犠牲野郎って言うのヤメレ。
楽しそうな稲葉のリアクションとは反対に暗い表情の
伊織は「そこまで酷い男性恐怖症だったなんて…」
唯の事を気付いてやれなかった事にショックを受けていた。
ショックで震える伊織に、唯に今まで通り接してやる事が
一番だと言う太一。

「わたしはそれでいいの?」
「ああ、十分だ」

太一と唯のやりとりを見ていた稲葉は
「やっぱりお前らお似合いだよ」
と言って立ちあがる。
「お互いがお互いを必要としあってる、間違いねえ」

稲葉は太一と伊織が両想いという事が間違いないと
言っているんだろうけど、なんか、稲葉がそれを言えば言うほど
違和感があるというか…不思議な感覚になる。

自己犠牲野郎のやっかいなところは
惚れられてしまう…
という事態がしばしば発生してしまうというところなんだよな

稲葉は唯も太一に惚れかけていると指摘。
「優しさが人を傷つける事だってあることを忘れるんなよ」
と言ってきた。言いたいことはわかるが、稲葉に言われる
筋合いもないような気がしないでもない。
稲葉を家にまで送り届けた伊織と太一。家の中に入っていく時
稲葉は「伊織、お前のトラウマも太一に解決してもらえ」
突然言ってきた。伊織は凍り付いたような表情をし、今まで
出したことないような低い声で…
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「稲葉ん…それは誰にも言わない約束じゃなかったっけ…」
と言うが、稲葉は振り返らずに、太一に、お前ならできるさと
言って家の中に入っていった。

どんな話を聞いても、太一が今まで通りに接してくれるならと
自分の事を語り出した伊織。

伊織のトラウマとは…
伊織は母親が離婚と再婚を繰り返した為、今まで父親が
5人いたという。その中でも二人目の父親が暴力を振るう
タイプだった為、伊織はその父親が機嫌を損ねないように
相手の好みに合わせて自分を演じていた。それ以来、
また新しい父親になっても、伊織はその人その人ごとに
色々な自分を演じ続けるようになってしまい歯止めが
利かなくなった。しかし、去年の春、5人目の父親が病死
した時、死ぬ間際に「もっと自由に生きなさい」
言われ、父が死んだ後、母親は今まで好き勝手やった事を
伊織に詫び、伊織が望むように生きられるように頑張ると
言ってきて、それでハッピーエンドのハズだった。

しかし、ここから最悪なアフターエピソードが始まるという。
自由にしていいと言われた伊織だが、誰かが望む自分を
演じ続けてきた事で、本当の自分を忘れてしまっていた。
どうする事もできなくなった伊織は、適当にその場に合った
キャラを演じる事にした。
皮肉だが、伊織が唯一自信がもてるのは「他人の望む事を
見破る」ことだった。それなのに、最近はそれすらも
見えなくなってきた。唯の男性恐怖症にも気付けず…
人格としての自分の存在をほとんど見失っている時に起きた
この人格入れ替わりは伊織にとって、本当に自分を
見失ってしまい、自分がこの世から消えてしまうのでは
という事を思わせていた。


そんな事を言う伊織をジッと見ていた太一は言う。

そんなことには絶対に、ならない。なぜなら
なにがあったって、どんな風になったって、俺が
永瀬が永瀬であると、わかってやれるからだ

断言する太一。そんなのムリだよ…という伊織に更に
ムリじゃないと断言する、なんで断言できるのか?と伊織が訊くと…

それは、俺が、永瀬の事を…

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ここまで言いかけて、稲葉の言葉、
"自己犠牲野郎"が脳裏をよぎる。
"自己犠牲野郎"という言葉が、太一の告白を
ストップさせた… ここで、伊織を救う為に告白を
する事に後ろめたさを感じたのかね。実際、太一は
伊織の事をどこまで好きなのか、もし、本当に好きなら
自己犠牲野郎という言葉を思いだしても、この場は
告白するだろうから、自分がこの後、何を言おうとしたのか
よくわからなくなったのかね…? まだ自分の本当の
気持ちがわからないといった所か…? 
結局、太一はその言葉の後は続けず、

とにかく、俺にはできるんだ、信じろ俺を

と説得力のない言葉を伊織に言う。
伊織は「そっか、太一が言うんだったら、信じてみようかなぁ」と
微笑を浮かべて力無く言った。
太一、ちょっとgdgdだったな…

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後日…
伊織は太一に、自分よりもっと心配な人間がいる事を指摘する。
そして、その視線の先には、稲葉がいた。
稲葉の体調は相変わらず悪いらしく、トイレで吐くくらいの
体調の悪さ。太一は稲葉と入れ替わっていたので、太一がその
気持ち悪さを体験、二人は部室へ行く。部室につくと入れ替わりは
終了し、二人は自分の体に戻る。

太一は稲葉と話し、稲葉は自分の中に秘めていた問題を話す。
稲葉は極度の人間不信で、誰の事も信用しておらず、特に
太一は一番の敵であるという。なぜなら、この世で誰よりも
稲葉の事を信頼してくれてるからとかなんとか…
稲葉は極度の人間不信ではあるが、人が嫌いな訳なんかじゃなく
人並みにはみんなと楽しくやれたらと思っていて、そんな
中途半端な性格だから、今の毎日が苦痛なのだ…。

稲葉はトラウマがあるわけでもなく、人間不信は生まれ持った
ものなので救いようがないと言う。太一の自己犠牲精神も
同じように救いのないもの…? トラウマとかがあれば、それを
なんとか乗り越えれば救われるが、トラウマさえない者に
とっては救いがない…それが稲葉の考えだった。

そうだな…トラウマもない人間には、救いなんてないのかもしれないな
でもそれは、救われる必要がないからじゃないか?

目からウロコ? 要するに、稲葉の悩みは、救われる
必要のない、些細な事だと? うん、私もそう思います…。
太一は、そんな人間不信の稲葉もアリだと言う。
そんな稲葉だって、みんなはきっと受け入れてくれる。
みんなに思い切って話すべき。

みんなに話して、もし受け入れてもらえなかったら
どうするんだと言う稲葉に、太一は
「それでもまだ俺がいるだろ?」
とハッとするような事を言う。そんな事言われたら…
惚れてまうやろー!!というチャンカワイのギャグを思いだした…w

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"これは他人に知られたらやばい"と考えている事は
必要以上にその事を重く捉えてしまうところがある。
だから、自分も墓場まで持っていくつもりだった秘密を
言ってみようと思うんだと、太一は言い、自分が今まで
これを言ったら終わると思っていた事を言ってみると言い出す。
俺も言うから、稲葉も言え的な意味合い。

俺は稲葉を…オカズにしたことがある
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太一の告白は稲葉を笑わせ、そして、彼女の心を動かした。
泣き笑いをする稲葉にハンカチを渡す太一。
「私まで、惚れさせる気かよ…」
稲葉、太一に惚れたなw でも、もっと前から、稲葉は
太一の事が好きだったのではないかと思ったり…。
その後、稲葉は文研部全員に、自分の人間不信を告白、
みんなは稲葉の事を受け入れてくれた。受け入れる…って
いうか、やっぱり、稲葉の取り越し苦労みたいな感じ
だったという事かな? 

帰り道、稲葉は代わりに自分の秘密を教えてやるといって
太一の耳元で囁く… 

私も、お前をオカズにしたことがある

一瞬、固まった太一は、驚きまくり。


次回の予告編が怖かったんですけど、伊織に何かが
起こるのか? 死って…??
結局今回は、稲葉の問題が解決しただけで、伊織の事は
何一つとして解決してなかったからな…。
伊織は自分よりも稲葉の方が心配だと言っていたが、
稲葉の人間不信なんて…伊織のに比べたらたいした事
ないような気がするんだけど…。


前回までのレビューは以下からどうぞ
#1 気づいた時には始まっていたという話
#2 なかなか面白い人間達
#3 ジョバーとローブロー


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