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氷菓 第十五話 十文字事件 レビュー  [アニメ]

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お昼…奉太郎が姉が作ってくれたエスニックなお弁当を
食べてると、里志達がお料理研のコンテストから戻ってくる。
小麦粉の件で、奉太郎が里志にからかわれていると…
千反田がニコニコ顔で言ってくる。

それでですね、折木さん
見て頂きたいものがあるんですが…
これです

そう言って千反田が差し出してきたものは、もちろん
コンテストの時に発見した怪盗からの犯行声明カード。

お料理研から
おたまは既に失われた 
   
       十文字

今にも例のアレを言い出しそうな千反田を見て
「きたか~?」みたいな顔をする奉太郎。


後は続きからどうぞ

 


千反田だけじゃない、里志まで、よってたかって奉太郎に
各所で起きてる盗難事件の事を報告してくる。
どうにか、話を矮小にして、やり過ごそうとする奉太郎だが…

とてもやり過ごせる雰囲気ではない
まずい、これは駄目だ。いつものアレが…
千反田えるの好奇心が発動する…!!
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奉太郎、固まりすぎだろw

文化祭に乗じてこんなことをするのは誰なのか。
なぜ十文字さんの名前を騙るのか。
どうして次々に盗むのか…
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わたし、気になります

キタ――(゚∀゚)――!!
だが、今回の「わたし、気になります」は最後の方が
奉太郎に遮られた。奉太郎は、文集があるから、そんな事を
している場合ではないっとチタンダエル発動を食い止めようと
するが、今度は里志が食いついてきた。

なるほど…里志曰く、文集を売る為に地道にイベントで知名度を
あげた所で限度がある、それなら、この怪盗事件を壁新聞部に
売り込み、できれば校内ラジオの出演を頂く、そこまでいけば
文集はけっこうはけるのではないか?という事だった。
あれ?とはいっても、怪盗事件と古典部は関係ない、そこんとこ
どうやって売り込むの? 
…それは、奉太郎が怪盗十文字を捕らえ、此までの彼の活躍は
古典部の文集・氷菓を見ればわかるよ!! といった具合に…
奉太郎は客寄せパンダはヤダし、全校生徒の数やその他、お客や
職員の数からいって、怪盗を見つけるのはムリだと言って
断ってくる。 

摩耶花が怪盗が「古典部をターゲットにしてくれればな…」と呟くと
奉太郎はこれまでどこの部活が盗られたかと聞いてくる。
里志が囲碁部、アカペラ部、お料理研と答え、千反田が占い研
付け足す。 

「アカペラ部、囲碁部、占い研、お料理研か…」
奉太郎が呟くと、それを聞いた里志はハッとする。

「ABC!」

里志はすぐに知り合いに連絡を入れ、園芸部が盗難にあった事を
確認。園芸部は水鉄砲を盗まれたらしい。ああ、あの園芸部か
焼き芋の消火に水鉄砲の…。 これで確定、この盗難にはごく簡単な
法則が存在していた。しかも、盗んだものも、その部活が「あ」で
始まるものだったら「あ」で始まるものじゃないのか!

1・アカペラ部→(アップルジュース)
2・囲碁部→(石)
3・占い研→(運命の輪)
4・園芸部→(AKエーケー)
5・お料理研→(おたま)

そして、犯人の署名は… じゅうもんじ…ではなく…
奉太郎「なぜそう読む? 普通に読めば"じゅうもじ"だろうが」

またしても奉太郎の推理が冴えまくりで、一気に古典部を
売り込む事ができる材料が揃った。この法則でいけば
古典部だって十分にターゲットになりうる。千反田はさっそく
壁新聞部へ売り込みに向かった。里志は、何か考えがあるようで
どこかへ。里志がちょっと暗い顔というか、やけに真面目な
顔をしていたのが気になるな。自分もたまにはデータベースと
してではなく、探偵になりたいのだろうか。

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壁新聞部の前にまで来た千反田は、入須先輩から教わった
交渉のコツを今一度確認…って、千反田よ、それは入須先輩の
人心掌握術だよw 千反田は遠垣内を部室から連れ出すと、
人目につかない所で、それを実戦するが、なんか変だな。
やっぱり、千反田が入須先輩のようにやるのはムリですな…。
結局、遠垣内にはうまく伝わらず、遠垣内は去ってしまいそうに
なるが、千反田が盗難事件の事をシャウトすると、遠垣内は
激しく食いついてくる。

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遠垣内と話すと、なんと、壁新聞部カッターを盗まれ、
十文字の被害にあっていた! つまり、今、"か"まで来てるのか。
遠垣内がよくこの事に気付いたね、と千反田に言うと、千反田は
「あ、はい、折木さんが」と奉太郎の名前を出してしまう。
ああああ… 遠垣内に奉太郎の名前は鬼門じゃないの。
遠垣内、一気に表情が微妙な感じに…w 
そのまま、遠垣内はありがとうと礼を言って部室へ戻っていく。
千反田は古典部の事もちゃんと書いてねと念を押そうとしたが
それは遠垣内を疑うような事だと、ぐっと堪える。 ええ~
千反田よ~ そこは、そういうのは気にせずに押しておいたほうが
よかったんじゃ…。 千反田は成果があったかわからない状態に
ちょっとションボリな…。

里志は、十文字の次のターゲットだと思われる奇術部へ向かう。
古典部の部室で動かない名探偵な奉太郎に対して、自らの足で動き
現場をおさえようとする里志… でも、里志がもし奇術部で
十文字を見つけてしまったら、十文字が古典部に辿り着かなくなると
千反田は心配するが、それはなんとかなると、里志は行ってしまった。

奇術部の次の公演はまだだった。
公演が始まるまで廊下で待つ里志。もやってきた。
谷君も十文字の事知ってるのか…谷君も知ってるとなると
他にもけっこう沢山の人がこの事を知ってると思われる。しかも
壁新聞部は十文字を捕らえた団体には号外を丸ごと提供するという
賞品を出すらしい! なんと!

「まあ、悪いがこいつは、おれの勝ちだよ。
 こう見えてもミステリーファンだ」

自信満々で言う谷君…w 里志は笑顔で
「お手柔らかにね」と答えた。


部室では摩耶花と奉太郎が、十文字の本当の目的について
話していた。この盗み方に何か別の意味や意図が隠されている可能性…  
そんな事を考えている奉太郎を見て摩耶花は不思議そうな顔をする。

「折木、あんた、十文字を捕まえたいと思ってるの?」
「俺が?なぜ?」
「熱心だから」
「俺はどうでもいいさ。だが、千反田が気になると言った以上
最後には避けられない問題になる」
「無視すればいいじゃない」
「それができる相手じゃないから、面倒なんだろうが」

奉太郎の答えを聞いて笑い出す摩耶花。
千反田には敵わない奉太郎…w 
漫研に戻ろうとする摩耶花が奉太郎に小麦粉のお礼を言うと
奉太郎は「おお、それそれ」と思いだしたように言って、摩耶花に
手を差し出す。

「あの小麦粉、わらしベプロトコルで手に入れたものなんだ。
 代わりに何かくれ、なければプロトコル終了でもいいんだが」

わらしベプロトコルww

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摩耶花は、小さな手鏡?をわらしべプロトコルに提供。
ひみつのアッコちゃんのコスプレをしてるから…コンパクト?と
いう所なのかな??


「奇術部第五回公演、間もなく始まりまーす!」
おっ、奇術部の部長の声、岸尾だいすけだ!
奇術部の公演には、入須先輩、谷、総務委員会委員長・田名辺、
生徒会長・陸山宗芳、摩耶花の先輩の漫研の部長と河内先輩 などが
見に来ている。公演が始まって間もなく、里志は気付く、すでに
ステージ上のキャンドルがなくなっている!! 
つまり、公演が始まる前にすでに盗まれていたという事か。
ガックリする里志。よく考えてみたらお料理コンテストの時だって
おたまは別にコンテスト中に盗まれたわけじゃない。つまり、
公演中に盗むなんて考えは、変な先入観だったと。
焦ったか、里志。


漫研に戻った摩耶花は…

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このボカロコスプレ軍団、摩耶花に聞こえるように
摩耶花の悪口みたいなの言ってるんだけど…

ボカロコスプレ軍団は更に陰口を続け、摩耶花が持ってくると
言っていた"夕べには骸に"の悪口まで言い出した。

「大体さ、見つかんなかったとか」
「あれ嘘でしょ。」
「実は大したことない漫画を見せるのが急に怖くなったんじゃないの」
「聞いたこともない同人出して、通ぶってみたかっただけでしょ」

ドイヒーだな、なんだこの人達…。悪口に耐えていた摩耶花が
我慢できずに立ちあがりそうになった時、河内先輩達が戻ってきた。
「ストップ。そこまでね。聞いたこともないなら黙ってること」
河内先輩に厳しい口調でたしなめられたボカロコスプレ軍団は
黙ったが、摩耶花の事を睨みたおしている。雰囲気最悪だな…
摩耶花は漫研の部屋を出て、外の空気を吸いに。

摩耶花が外に居ると、部長が出てくる。
そこで判明した事は、河内先輩が"夕べには骸に"の作者と友達だった
事だった。そして、河内先輩が摩耶花との言い争いに関して、
本気で言い争っていたわけじゃない的な事を言う部長。部長はそれを
説明しようと思えばできるが、亜也子(河内先輩)とは友達だから
それはできないと言う。な、なんか複雑だな… つまり、部長の口から
説明したら、友達の河内先輩を裏切るような行為になるということ??

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千反田が廊下を歩いていると、ちょうど、壁新聞部の号外がはりだされて
いた。そこには、ちゃんと古典部が次ぎのターゲットになりうる事も
記されており、千反田的には満足! 夕方…かな? そろそろ今日も
終わり。千反田や里志が部室に戻ってきた。千反田は今日の事や
明日放送部に交渉しにいく事を奉太郎に報告、奉太郎はそんな千反田に
「お前…疲れ…」と言いかけて、そこに摩耶花が戻ってきて、その後は
言葉を続けなかった。奉太郎、千反田に「お前、疲れてないか?」とか
言おうとしたっぽい。 

2日目終了…
氷菓 残り137部

家に帰った千反田は奉太郎が思った通り、疲労困憊。
「なんだか、疲れました…」

摩耶花は"ボディートーク"という漫画を読む。
"夕べには骸に"に比べたらいちまい落ちるが、これも面白い
漫画らしい。

里志は夜の散歩に出て色々考える…

奉太郎は変わった。いや、真価を発揮した。
千反田さんに出会う事で。
僕がこよなく愛する、意外性を秘めた人間として。
果たして僕はそれをただ愉快だ、とだけ思っているだろうか?
容疑者は千人以上、この中から推理で犯人を導き出すなんて
どんな人間にも不可能だ。
だとしたら、できるのは現行犯逮捕、これだけだ。
奉太郎向きじゃないこの事件の真相を僕の手で解き明かす
ホータロー、十文字は僕が捕まえてみせるよ。

そう心の中で思い月に向かって手を伸ばす。


奉太郎はカンヤ祭の公式ウェブを見て、呟く
おお~通販もやってるのか!
そして、PCを落とし就寝…

古典部の中で奉太郎だけがマイペースな夜だなw


今回はこんな感じでした
十文字、じゅうもんじじゃなくて、じゅうもじだったのですね~
で、あいうえお順に犯行が行われていて、盗まれるものも
あいうえお順、このままいけば古典部がターゲットになる
可能性は大だけど、でも、怪盗・十文字はいったい何が目的で
こんな犯行をしているのか。 なんか文化祭の大きなイベントの
一つのような気がしてきたんだけど、そうなると、これを行っているのは
文化祭や学校の上層部、つまり、生徒会長とか、文化祭総務委員会?
実行委員?? 実行委員なんてあったっけ、里志達の文化祭
総務委員会が実行委員か? あ、生徒会長と、総務委員会委員長、
二人とも奇術部に来てたな… 怪しいなーアクセルワンコンビ。
そういえば、入須先輩も来てたな…? 関係ないかw

里志はこの十文字事件に、けっこうかけている所ありますね。
是非、里志に頑張ってもらいたいけど、果たしてどうなるか…。
千反田も摩耶花もお疲れモードだよね。特に千反田は、ものすごく
疲れている感じだった。奉太郎も気付くくらいに。
漫研の問題は、いったいなんなんでしょうか。十文字事件には
関係ないと思うんだけど、気になりますね。
わらしべプロトコル、鏡?コンパクト?もらってたけど
事件に関わってくるのかな…?? 

氷菓残り137部、果たして全部売る事ができるのか!


前回までのレビューは以下からどうぞ
第一話 伝統ある古典部の再生
第二話 名誉ある古典部の活動
第三話 事情ある古典部の末裔
第四話 栄光ある古典部の昔日
第五話 歴史ある古典部の真実
第六話 大罪を犯す
第七話 正体見たり
第八話 試写会に行こう!
第九話 古丘廃村殺人事件
第十話 万人の死角
第十一話 愚者のエンドロール
第十二話 限りなく積まれた例のあれ
第十三話 夕べには骸に
第十四話 ワイルド・ファイア


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