織田信奈の野望 第八回 黄金の自由都市・堺 レビュー

12万貫もの大金を払わなければ今川義元の将軍宣下を
認めないと関白・近衛前久が言ってきた。
勝家とかは合戦の真っ最中だが、総大将である信奈は
お金を集める為に良晴達と一緒に大阪・堺に赴く。

信奈ちゃんが、アーンと良晴からたこ焼きを食べる姿…
か、カワエエエエエエ！　
しかも、服装が町人モードというか、ショート丈の
ピンクの着物…　出だしからいきなりの可愛さ爆発でございます。

自由貿易都市・堺
戦国の世にあって、貴重な中立地帯であり、アジアや
西洋諸国との交易によって巨万の冨を蓄えた黄金都市。
この堺を支配するのは会合衆と呼ばれる36人の豪商達。
その頂点に立っている今井宗久(CV:前野智昭)は信奈の
知り合いで、信奈は良晴を連れ立って、12万貫の事を
相談しにいく。

後は続きからどうぞ

　


光秀は関白・近衛前久に12万貫のお金を納める事に猶予を
もらいに行ったが、断られる。前久、「おじゃる！」とか
言ってて、超マロってる…。挙げ句に光秀は前久に利用
されそうな感じなんだが…　

信奈ちゃんは今井宗久に12万貫を融通してもらおうと
頼むが、さすがにそんな大金をポンと出せるわけもなく
36人の会合衆にそれぞれから集めるという案も、今井宗久が
たこ焼きの販売を独占している事から、妬まれているとかで
協力を得る事は難しそう…。

三好軍と織田の戦いは、三好軍が象とかまで持ち出して
織田劣勢？だったが、半兵衛ちゃんが軍師として戦いに
加わった事で、織田は勝利する。結局、あのマスクの男が
誰だかわからないんだけど、あれ、誰？

光秀は近衛との交渉が上手くいかなかった事を信奈に
報告。交渉が上手くいかないであろうという事は予見
できた事なので、信奈は光秀を労う。光秀は信奈の役に
立ちたくてしょうがないという感じだが、一攫千金の
良い考えはある？と信奈に訊かれ、それなら、堺の町を
焼き払って、町人を追い出せば手っ取り早くお金をゲット
できると答え、信奈ちゃんに「バカな事言わないで」と
怒られる。　堺の町を焼き払うとか、光秀、焼き払うとか
好きそうだもんな…ｗ　信奈ちゃんに怒られると光秀の中の
本能寺ゲージが溜まっていきそうで怖いんだが…

光秀は、自分を理解してくれるのは自分の母と信奈だけだと
信奈の心酔している為、信奈に認めてもらおうと躍起になる。

みていて下さい、母上！　
私は信奈様と天下を取って見せます！


信奈は会合衆全員と会合を開き、自分は必ず天下を
取るからここは先行投資だと思ってと資金を募ろうとする。
津田宗及はそれなら、今井宗久のたこ焼き販売の独占権を
12万貫で買うとか、人の足元を見るような事を言ってきて
信奈を追い詰める。すると、信奈は、たこ焼きのような
関西人の舌を唸らせる名物料理を新たに良晴に開発させ
それを12万貫で津田宗及に売ろうとするが、津田はそれなら
光秀と良晴に料理対決をさせ、勝った方に賭けた方が
会合衆代表の座を得るという賭けの提案をしてくる。
津田は光秀に賭けるといい、光秀が勝ったら、12万貫で
光秀の料理を買い取るという。ん？一見、悪い条件じゃ
ないような感じもするが、これって、もう最初から
津田は会合衆代表の座が欲しいだけじゃないの…？



変な事になっちゃったが、どっちが勝っても12万貫が
手に入るんだから、一緒に上手くやろうぜと、良晴が
光秀に声をかけると、光秀は「黙りやがれです」と
自分が勝つことしか考えておらず、自分が勝って自分の
12万貫で信奈を助けると、良晴を敵対視してくる。
光秀…　それじゃ、今井宗久が困るじゃん…でも、そんな
事より、光秀は自分が信奈の役に立つんだと、周りが
見えていない様子…。ああ、ここに来て、光秀が
ちょっと、本当に光秀らしくなってきちゃったのかな？

たこ焼き勝負になりそうだということで、最初から
津田は会合衆代表の座とたこ焼きの独占権欲しい為に
織田との勝負を利用した事が判明…　今井宗久はそんな事は
わかっており、それでも、信奈に賭けたのは、信奈が
天下人の噐だという事を見抜いている為だった。
今井宗久…イイ奴！

良晴は新しいたこ焼きのヒントを得ようとシスター・ルイズに
会いに来ていた。西洋料理は、この時代には珍しいだろうと
いう良晴の考え、ルイズと話しているうちに、良晴の頭に
マヨネーズの事が浮かぶ！！　


それにしても、シスター・ルイズ、カワエエ…

そしていよいよたこ焼き対決の日がやってきた。
光秀は最高の材料を用意し、手際よくたこ焼きを仕上げていく。
一方、良晴の方は火加減を間違えたりして、失敗続きだったが
油からヒントを得て、揚げたこ焼きを作り、そこにマヨネーズを
かけてたこ焼きが完成！　見た目は悪かったが、味は最高
今井宗久も津田宗及もそのおいしさにむせび泣くｗ


信奈は最高の笑顔を良晴に見せ、その様子を見て嫉妬する光秀。
光秀のたこ焼きは、たこ焼きは普通に作ったのに、上に八丁味噌を
かけてしまった為に、大変不味いものが出来上がり、大不評だった。
こうなると、勝者は一目瞭然、当然良晴が勝つかと思われたが
勝者発表の時、津田宗及は光秀を勝者と発表。
ええええええ…　どうやら、津田宗及は審査員を買収したらしい…
光秀は「勝てばいいんです、勝てば！」と無邪気に大喜び。
誰が見てもおかしい勝負に、信奈はガッカリし、大喜びの
光秀に12万貫を近衛の届けて来いと、一言命令し、その場を去る。
ついでに五右衛門と犬千代も光秀に「最低」と言って去っていた。
みんな去ってしまい、一人残された光秀…



今回の事は光秀の中に、謀反の種を植え付けるのも目的
だったらしい…　近衛がこれで12万貫が届いてしまい、義元を
将軍と認めなければならないと騒ぐが、朝倉義景は義元を
どうにかしようと考えているっぽいぞ…　大丈夫か？？
朝倉義景からは変態のスメルがする…

光秀は呆然と雨の中を一人歩いていく…

光秀ーこんな事で本能寺ゲージ溜めないでー
光秀は救われるんだろうか…。

その頃、近衛は、杉谷善住坊に信奈暗殺を依頼！？


今回はこんな感じでした。
たこ焼き勝負、面白かった。戦国時代にマヨネーズ…ｗ
良晴、よくマヨネーズの作り方知ってたな。女の子ならまだしも
男子がマヨネーズの作り方って普通知ってるか？？　
あ、ルイズに訊いたのかな？？　戦国時代に、西洋ではすでに
マヨネーズってあったのかな？？なんかないような気もするが。
それにしても、光秀が、空回りしてて、ちょっと可哀相になった。
一生懸命なんだけどねえ…　なんか周りが見えなくなっちゃう
タイプなんだろうねえ。こんな事で、光秀の中に、暗黒面が
芽生えちゃうのも哀しいな…。
12万貫っていうのが、現代のお金に換算するとおいくらいに
なるのか、よくわからないので、調べたたけど、貫の定義が
色々あって、よく分からなかった…ｗ　とりあえず
1万貫=９億円～１５億円と見積もってみたが、これが正解なのかは
わからない…　もし、このレートで換算すると、12万貫って
108億円～180億なんだけど…　すごい額だなｗ

次回…清水寺攻防　　

前回までのレビューは以下からどうぞ
第一回 信奈とサル
第二回 織田家、お家騒動
第三回 美濃動乱
第四回 風雲!桶狭間!
第五回 天才軍師調略!
第六回 墨俣一夜城
第七回 信奈上洛

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