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人類は衰退しました episode.10 妖精さんたちの、ちきゅう レビュー  [アニメ]

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人類最後の教育機関、学舎も私達12名の卒業をもって
閉校を迎えました。卒業と同時に里での就職を決めた私は
自ら進んで若き研究者としての過酷な道に身を投じる事を
決意しました。でも…楽に野望を実現するに越したことは
ないんですけど。

ん?私が学舎を卒業したばかりだという事は、時系列で
いうと、いままでで一番最初の話じゃないですかっ
なぜ、この話を第1話ではなく、第10話にもってくるのか…w
原作では最初の話なのにね。アニメをこういう時系列に
した意味はいったいなんなんだろうか。


後は続きからどうぞ
 


それにしても、人類最後の教育機関さえも閉校になって
しまうとは、ほんと、人類は衰退してる。学校というものが
消える世界ってどんなの? これから教育はどうするんだろうか。
人類が築き上げてきた学問というものは、細々と、最低限の
部分が親子の間で受け継がれていくのかな。
親が子供に学問を授けなくなったら…?
こうやって人類は衰退していくのか…

このクスノキの里で私は調停官となるのだ

自宅に帰った私に、おじいさんは、調停官になるなんて
モノ好きな奴だなと言ってくる。私は畑仕事よりは楽かなと
思ったらしいが…w

自分の体力を考慮して、適切なジョブを選んだという私に
おじいさんは、苦労した方がいいだろうと、新任の挨拶に
行きなさいと言ってくる。誰に挨拶って、もちろん、現人類の
妖精さんに…。

「挨拶の礼儀とか、注意しないといけないこととかはないんでしょうか?」
「ないぞ。センスで乗り切れ」

ないのか… センスで乗り切れって、アバウトすぎるww


妖精さんが居るらしい場所に到着するとそこは廃墟…
結局妖精さんには会えず、帰宅した私。
見つからないとおじいさんに文句を言うと、おじいさんは
先任者の記録を取り出してくる。

「これは参考になりそうですねぇ… ちなみにその方は?」
「なんか、死んだ」

なんかって…w おじいちゃままたまたアバウトすぎるだろw


先任者の記録が怖い…
内容をまとめると、妖精さんと接触し、その後
妖精さんに熱烈な歓迎と接待される毎日、素材不明の
ごちそうが毎日のように振る舞われ、最後の方になると…

○月×日
今日もビフテキに継ぐビフテキ。
酒に継ぐ酒。
ビフテキ、酒、ビフテキ、酒、ビフテキ、酒、…

○月×日
ビフ…… 酒……

怖いっっっっw 
先任者に何が起きたのか、なんで死んでしまったのか…
私、なんとなく解ります!

「どうだったね?」
「ビフ酒でした」
「そうだ。いいぞ。その認識であってる」

どういう認識w 要するに先任者は毎日に及ぶ過度な
接待による暴飲暴食で死んだという事なのだ…。



後日…
おじいさんから、妖精さんはお菓子の類と楽しいものが
好きだという事を聞いた私は、金平糖を持って、再び廃墟へ。
金平糖を撒いて、楽しそうなものを置き、遠くからその場所を
監視… すると、現れた、妖精さん達。
双眼鏡で妖精さんが大量に現れた様を見て、考える私。
ファーストコンタクトの問題をどう解決するかについては
まったく考えてなかったのだ。 

彼らが何者なのかって?
そう… あのちんまい方たちこそ

地球人類だったりしますね、このごろは。

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現・地球人類w

妖精さんと顔馴染みになる為に意を決して
挨拶へ向かう私。エレガントにキメようと思ったが
いきなり転ぶ… 驚いた妖精さんは蜘蛛の子を散らすように
居なくなってしまった orz 
ところが、金平糖を仕込んでいた容器の中をのぞくと
妖精さんが3人隠れていた。魔が差した私は、妖精さんを
自宅の自室に拉致

恐怖に震える妖精さん達、ここはエスプリの効いた冗談で
場を和ませなければ…
「ええと、何か召し上がりますか?それとも…
 あなたたちのことを私がおいしく食べてしまいましょうか?」
と妖精さんに言う。

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あまりの恐怖に失禁ww

ちなみに妖精さんはほぼ真水を排泄なさるそうです。

こうなったら餌付けだ! 
というわけで、金平糖を振る舞う私。
この一粒は小さな一粒だが、新旧人類にとって偉大な
一粒になると良いなあ… なんて思いながら。

妖精さん達超ハッピー!
気付けば、妖精さん達、なんか増えてるw

「にんげんさんは、かみさまです? です?」

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話していると、妖精さん達は記憶力が欠如しているような
感じ… 自分の生まれた場所すらもわからない、いつ
生まれたのかもわからない。何人かは、今、この部屋の中で
生まれたよなw 謎だ… 妖精さん達には名前がない事も
判明し、色々と不便なので、私は、妖精さん達に名前を
付ける事にする。 名前を付けた後、妖精さん達を廃墟に
送り届け…帰ってきた私はいきなり難題が。
なんと、妖精さん達は、他の仲間にも名前を付けてあげて
くれと言ってきたのだ。
しかし、まあ、とりあえず、妖精さんと仲良くなった事は
喜ばしい、おじいさんも、「うまくやったもんだ」と
驚いている様子。拉致の事はもちろんおじいさんには内緒。
私が、明日また様子を見にいく予定だと言うと、おじいさんは
意味深な事を言う。

「うむ。なら… 覚悟しておけ」


覚悟?
どういう事?


そして翌日…

わたしがゴミ山を訪れると、そこにはもうゴミ山はなく
ミニチュアサイズSF未来予想図風のメトロポリスが広がっていた。

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彼らは巨大な文化と科学の溶鉱炉だ。
それはちょっとしたはずみで昇華するし
新文化は一瞬で伝播する。
単純に言えば、妖精はたくさん集まると面白いことを
おっぱじめる、という事だ。

というおじいさんが言っていた事が脳裏をよぎる。
つまりこういう事なのか。妖精さん、凄すぎる。
でも、前回の漂流生活で、既にこの凄さは散々見たので
驚きはないッスw やっぱり、この話は、一番最初にやる
べきではなかったのかな?

こんな凄い科学力と文化なのに、妖精さんは名前の事は
既に忘却の彼方だった。

「あったようななかったような」
「ありました」
「なかったようなあったような」
「ありましたってば」
「あったようななかったような」
「あなたたちはメモする事を覚えるべきですね」
「きおくのはざまでゆらゆらゆれるです」

揺れないで欲しい…


そして、膨大な数の妖精さん、1人1人に名前をつけるのは
もう不可能だという事に気付く私。急遽名前を付けることは
中止となった。私は混乱を避ける為?か、思いっきりパチンと
両手を閉じる。すると、妖精さん達は球体にw
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何コレw 犬玉、猫玉、妖精玉… みたいな?

困った私は人名辞典をプレゼント…
「この人名辞典から、あたなたちは好きな名前を選ぶのです」
私は辞書を天高く持ち上げ、そう告げる。
その私の姿を崇める妖精さん達は感動で目を潤ませ
「にんげんさんは、かみさまです」
と呟いた。


家に帰った私は不安になる。
辞典を渡した時のあの妖精さんの様子…
神様ですと言われた事を総合すると…どうなるのか、
なんとなく想像ついちゃうもんねw

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翌日、メトロポリスを訪れると、わたしの巨大な彫像が。
女神像… 私は民族の象徴にされてしまっていた。
このままでは妖精さんの世界で私が女神に君臨してしまう
危機感を覚えた私は妖精さんの一人、リーマンスーツを着てる
なかたさんに「はいタッチ。次ぎはあなたが神様」
神様を譲る。 なかた氏はすぐに私にタッチしかえしてくるが
ルールがあった。同じ人はもう神様になれない←私が決めたルールw

神の概念は一転して悪鬼のそれとなり、神様になりたく
ない妖精さん達はメトロポリスから蜘蛛の子を散らすように
脱出していく。

すべての妖精さんがいなくなるまで、10分かかりませんでした。
ここに、都市国家は瓦解して果てたのです。
すごい勢いで、メトロポリスが廃墟になっていったw

この事をおじいさんは、怒るかと思ったが、おじいさんは
なんだか楽しそうだった。自分の孫が数日でしでかした
ちょっとワイルドな展開が楽しいんだろうね。なんせ、
おじいさんも元超ワイルドだったんだから。

こういう相手とつきあっていくには
それ相応の緩さが必要だということだ

おじいさんはそう言うと、ポンと私の背中を叩く。
私はヨロヨロと転びそうになり、女神像にぶつかり、最後に
唯一残っていた女神像も倒れて砕け散った。

おじいさんはまたまた大笑い。

「この老人、超嬉しそうなんですけど…」←私の心の声

これが、わたしの調停官としてのはじめての仕事とその顛末でした



今回はこんな感じでした。
OPなし。ほんと第一話という感じ。実際、この話は
原作でも第一話。
前回も妖精さんが文明をどんどん発展させていく様が
描かれていた為か、メトロポリスに驚きはなかったですが
ヒジョーに面白かったです。驚いたのは、妖精さんが
びっくり?すると、球になる事ですね。完全な球体に
なっちゃうとは…w あと、けっこう失禁しやすいよねw
そういえば、今回も私を神を崇めてたり、前回は私を
女王様と崇めたり、妖精さんは、常にそういう存在を、
自分達を導いてくれる人を求めているのだろうか…?

ふと、考えてしまうのですが、もし、人類は衰退しましたが
原作通りのオーダーで時系列通りに放送されていたら、
各話に対する印象もまた違ったものになるのか?と。

前回までのレビューは以下からどうぞ
episode.01 妖精さんの、ひみつのこうじょう
episode.02 妖精さんの、ひみつのこうじょう
episode.03 妖精さんたちの、さぶかる
episode.04 妖精さんたちの、さぶかる
episode.05 妖精さんの、おさとがえり
episode.06 妖精さんの、おさとがえり
episode.07 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ
episode.08 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ
episode.09 妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ


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