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人類は衰退しました episode.12 妖精さんの、ひみつのおちゃかい レビュー [アニメ]

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巻き毛の誘いで"のばら会"に入った私。
"のばら会"では私はお菓子担当?

生活は一変…
ランチはルームメイトになっちゃった巻き毛と
共にとらないわけにはいかず… その為、ランチも
"のばら会"と一緒。 そんな事をしている間に
巻き毛に対してのイジメもなくなり…

なくなるように多少の事はしましたが
そのことを本人には告げていません

おおっ私ちゃん、なんかやってくれたんだ。
確かに、この事は本人には言えない。だって
本人、変態だから、こんな事いったら、感動して
もっとベタベタしてくるw

"のばら会"でお茶の最中、資料を見ていると、本の
一部が破られている事に気付く私。先輩に訊いてみると
意外な事実が発覚。なんと、以前、がこの"のばら会"に
在籍していて、資料の破られたページは多分Yの仕業では
ないかという事だった。 

Yが"のばら会"に在籍していたとは!!

後は続きからどうぞ



"のばら会"に入ると、その人の特徴とかに合ったニックネームが付く…
ちなみに、私は"お菓子ちゃん"、Yは"銀髪ちゃん"

Yが"のばら会"に入っていた理由は、数千年の伝統、"のばら会"の
妖精のお茶会伝説の究明に興味を持ったからだったらしい。
なんだ、"のばら会"の妖精のお茶会伝説って…?


妖精のお茶会…


1年後…
私は勤勉が奏功し4級生に進級を果たした。
巻き毛「お姉さん酷い!進級早いー!」
私  「知りませんよ」
私ちゃん、ドライw


4級生の教室へ行くと、Yの姿が!
私はYの隣に座る。
私はクラスの中で、"のばら会"に所属しているという事で
同級生から声をかけられたり…そんな様子を見てYは一言
「笑顔が死んでる。くだらないやつ…」
辛辣な言葉かもしれないけど、ほんとに私ちゃんの
笑顔は引きつっていたよな。


「お嬢さんがたとのごっこ遊びは楽しい?」
「むう…」
「あんたが麗しいと思ってるものはみんな上っ面だけのものだから
 私ならあんなお茶会、とても耐えられないな」
「弱いからでしょ」
「泣いてたくせにさ」
「あなただって、ひとりの時は泣いてるんじゃないですか?」

Yからの返事はない。図星だったのか。
強がっているように見えて、Yだって人間だもの、きっと
一人の時は時々泣いたりするんだろうな。

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ある日…
図書室から本を持ち出しているYに遭遇する私。
Yは一冊本を落としてしまったが、気付かなかった。
私はその本を拾う。図書館の紛失リストを調べると、あれ
なんかBL系の小説ばかり。

そして見つけた秘密の小部屋。
"のばら会"にある資料を見ているうちに、寄宿舎には
沢山の隠し部屋がある事に気付いた私は、Yの秘密の部屋を
見つけてしまい、奇襲をかける。Yは、入学時の謎も解けなかった
私がなんで見つけられるんだと言ってくるが、実は、私ちゃん
あの謎はけっこう解っていた。ただ、あの謎を解いた所で、
その先で、私が有利になるかはわからない、鍵が見つかるかも
わからない…そう思ったら、馬鹿馬鹿しくなったから、先に
進まなかったとか。


「少年同士の行きすぎた友情の話…お好きなんですね?」
「うっ」
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将来・同類誌のパイオニアになるお方であるw

Yは図書館からBL系の小説を密かに回収しては、秘密の
腐部屋にコレクションしていた。私ちゃん、ズバズバとYの事を
分析しまくり、ホントに私ちゃん、ドS。 Yはグーのねも
出なくなっていく。 で、"のばら会"もに所属したのも資料を
検分する為だったと私ちゃんに突っ込まれると、それは違うと
言うY。Yが"のばら会"に所属したのは、学校に馴染めなかったから
せめてサークルには溶け込もうという純粋な考えだったのだ。

しかし、Yは知ってしまった…とんでもない秘密を。
Yは私を助ける為の有益な情報だから、"のばら会"には
黙っていてくれと言って、壁を押す。
そこに現れたのは新たな通路!!  (;゚д゚)ゴクリ…

いったい何が通路の先にあるのか…
「着いたぞ。花先輩の部屋だ」
通路はまず、花先輩の部屋に繋がっていた。
部屋には誰もいない。部屋に入ると、Yは机から一冊のノートを
取り出す。ノートは日記のようなものだったが、その中身は
驚愕の内容だった。花先輩のおっとりとした可愛らしいその
外見や所作からは考えられない内容… 

それは日常の些細な恨み辛みを細かく綴った日記だった。
Yは言う。
「あの人、自分に対して加えられた危害、絶対に許さない人だから」

私ちゃんの事も書かれているよ…((((;゚Д゚))))
○月×日 お菓子ちゃんがまた会合をサボる。謝罪あり。
     累計裏切り回数50回達成 罪★★★

普段は愛想がいい花先輩…でも内面は…

次ぎは魔女先輩の部屋
「こっちもきついぞ。覚悟しなよ」
(;´Д`)エー…
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Yはまた分厚いノートのようなものを取り出す。
中を見ると、これまた仰天、なんと、魔女先輩、女の子の
髪の毛をコレクションしていた。私の髪の毛もコレクション
されており、長くて瑞々しいので、たまに袋から出して
テイスティングもしているらしい。
テイスティング!? 髪の毛ペロペロしてるのか…ww
Yの髪の毛もコレクションされていた。


次ぎはA先輩とB先輩の部屋
二人は部屋におり、私は隙間から、中の様子を伺う。
部屋の中は怖ろしい程に汚れており、そこには普段の
様子とはまったく違うAB先輩の姿があった…
下品な言葉使いでスキットルで飲酒をしながら、低俗な会話…w
怖ろしやー… 信じられんw


「さ、次ぎで最後だ」
「ええと…順番から行くと…」

最後は私の部屋。つまり巻き毛…
部屋を覗くと巻き毛がいた。
普段、私が使っている椅子に人形を座らせてお人形ごっこを
している巻き毛。最初のうちは普通のお人形さんごっこだったが…
徐々に様子がおかしくなってくる。
最近、私がかまってくれない事についての愚痴をブツブツと
言い出す巻き毛。そして、ついに爆発、なんと、カップの
紅茶を人形にぶちまけた。

「ああ、ごめんなさい! つい…ごめんねお姉さん…
 なんかイラっと来ちゃって、大変すぐ拭くね。お茶だから
 舐めた方がいいよね? もったいないもんね? あぁ…」
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ペロペロ…ww 完全に変態、いや、ヤンデレ

ここのシーン、巻き毛ちゃん、アフアフ声でピチャピチャ
ペロペロと音と立てて舐めていたんだけど、音だけ聴くと
かなりエロだったなw

衝撃はまだ続く… アフアフペロペロが終わったかと思ったら
急に「あああああああああああ!!!!」と奇声をあげた巻き毛。
次ぎに巻き毛は人形を思いっきり投げつけ、目玉が飛び出た
人形を思いっきりナイフでグサグサと刺しだした。
(;´Д`)怖いよぉおお

わかっただろ
子供は健全で純粋な存在だなんてことはないんだ。
こういう環境では、特におかしな事が野放しにされたりするんだよ。
本当に信頼できる同族なんて、滅多にいないんだよ。

わかりました…怖いッス。
Yは心に闇系の女より、私の方がいいという。
人間性は信頼していないが、裏表がない、嘘が上手くなくて
分かり易い腹黒… 確かに…そうだな。
そして、Yは提案してくる

「だから…私ら、組まないか?」


Yと私は密かに活動を開始する。目的は本当の妖精のお茶会探し
おのずと"のばら会"とは疎遠になり、一匹狼が二匹つるんでいることは
最初のうちは目立ってたが、まあ、致し方ないこと。

その翌々年、Yと私は揃って5級生に進級。
Yと私の関係は良好、私ちゃんは、Yの特殊な趣味を唯一
知っている人間であり… それは自分にだけ伝家の宝刀が
ある悪友といった関係で、私はその剣を大事に大事に
抜いていきたいと思っている


手打ち
私の発案で、先輩方とYが和解。お互いに後味が悪いまま疎遠に
なっていたので、今後の事も考えてすべて精算。
それからは、楽しくも華やかな学生生活。
何一つ、寂しい思いのない…

そして月日は経ち、先輩達は卒業。
今の時代、別れたら、もう会えない。
そのことを誰もが知っていました。

私が6級生になる頃には、すっかり人が減っていました。
妖精のお茶会はまだ見つかっていません。
見つからなくてもいいのです。伝説の正体さえ解明できれば。
最後の最後が来る前に、こんがらがった伝説をほどいて、
すべてをまっさらにして卒業していきたいのです。

そして、見つけた不思議な場所。
そこには寮母ロボと同じタイプのロボが沢山あり…
誰がこんな場所に??
すると、私ちゃんは思い出す

多分…妖精… 
私、私、大切な事を忘れていた!!
妖精はいたんです! 確かに!!

走り出した私は妖精さんを探しに?
あの丘で、かつて妖精さんを解剖しようと追いかけ回していた
クソガキの一人に出会うが、彼は成長していて、今では
動物を可愛がるいい少年になっていた。そして、彼は妖精さんの
事を憶えていなかった。

翌日…学舎の廃校が決定された 


合同卒業式では、表情は出なかったが私ちゃん泣いちゃったっぽい?
"のばら会"のお茶室に居ると、巻き毛がやってきて、最後の"のばら会"の
メンバーとしてのケジメだといってカーテンを片付け出す。
私が手伝うと、巻き毛は私に抱き付いて大声をあげて泣き出す。
私は巻き毛をやさしく抱きしめる… 
なんだかんだで、カワイイ後輩だったんだなと
この時思った。巻き毛、成長したら、けっこう落ち着いた
感じになって、ヤンデレ感も薄れていたもんね。

寄宿舎の自室に戻ると、いつものように寮母ロボが廊下で壁に
体当たりをしてエラーを起こしていた。私はいつものように
直してあげて、寮母ロボに語りかける。

ここももうすぐ人がいなくなります。
あなた、うちに来ますか?

寮母ロボは返事をせず…いつもの機械的な言葉を
繰り返しながら去っていき、私はそれを見送った。

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そして現代…
いつの間に机につっぷして寝ていた私。
目覚めて、目もとを拭う。夢で泣いたのかな?
Yが尋ねてきた。
Yは卒業後、就職したが資料が沢山ある学舎で仕事になり
そのまま、学舎に残っていたのだという。
やっとできた卒業アルバムを受け取る私。
編集したのはYw Yはこの後、おじいさんに会いに
いかねばならないらしく、慌ただしく席を立つ。
別れぎわ、Yはロボットがわかるか?と訊いてくる。

なんとYの車のトランクにはあの寮母ロボが!!
直らないなら構わないと言って、Yは去り、私は自室に
ロボットを引き上げる。

「ろぼっとだー」
「おなくなりになってます?」
「なおすだけならできますが」
「もとどおりには」
「ならぬです?」

「どう違うのだろう…」

「そうるてきな?」
「にんげんさんいうところのたましい」
「ございませんゆえ」
「じゅみょーですな」

なんだろう? 胸がざわざわする…
そう私が思うと、寮母ロボから、妖精さんが一人飛び出してきた。

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「おつとめ、しゅーりょー!」

飛び出してきた妖精さんは、あの時の妖精さん。
友達が居なくて、寂しくて私が泣いた時の…。

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「ともだち?」

声を出して泣き出す私。
。・゚・(ノД`)・゚・。 なんだかわからんが、感動したよぉお


その夜、私は夢を見た
あの妖精さんと私でお茶会。

「まだ、さびしい?」
「いいえ、頭の中で、いつもお茶会が開かれているようなものですから」


「あなた自身は寂しくないの?」
「せんきゃくばんらいですからー」


あとはもう判然とせず…
覚醒という現実に落ちる頃には、わたしはすべての閃きを
夢特有の曖昧さの中に置き忘れてしまうのでしょう
そんなところです。

人類は本日も、絶賛衰退中。


最終話はこんな感じでした。
いやー、最終話よかったー、この話を最終話にもってきたのは
ほんといい構成だと思う。最後の〆の言葉が凄くいいし、最終話に
もってこいのフレーズ。
なんといっても、妖精さんが寮母ロボから飛び出して来て、
私ちゃんが泣くシーンは、なんだかわからないが、猛烈に
感動してしまい、ちょっとホロリとしてしまいました。
最後の夢のシーンでの妖精さんの笑顔が忘れられない。
人類は衰退しました、話によっては、ちょっと駆け足すぎで
ええ、そこカットしちゃうの?と思うような部分が多かった
所もありましたが、全体的にはすごく楽しめました。
特に、最後の2話は、すごくよかったとおもいます?

前回までのレビューは以下からどうぞ
episode.01 妖精さんの、ひみつのこうじょう
episode.02 妖精さんの、ひみつのこうじょう
episode.03 妖精さんたちの、さぶかる
episode.04 妖精さんたちの、さぶかる
episode.05 妖精さんの、おさとがえり
episode.06 妖精さんの、おさとがえり
episode.07 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ
episode.08 妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ
episode.09 妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ
episode.10 妖精さんたちの、ちきゅう
episode.11 妖精さんの、ひみつのおちゃかい

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