絶園のテンペスト 第六幕 矛盾する、頭蓋 レビュー [アニメ]
僕は彼女の遺体を確認したんだ
彼女は孤島で樽とともに死んでいる…
1月ほど前、左門から呼ばれて、鎖部の本家で
確認をしたという潤一郎。はじまりの樹の加護を
受けている葉風を殺す事など不可能と思われたが
はじまりの樹がまだ完全に目覚めていない事に
左門は駆けたのだという。つまり、葉風を直接
殺すのではなく、孤島に置き去りにする事によって
自然の理が彼女を殺すかどうか駆けたのである。
時間が経ち、左門は孤島から樽と葉風の遺体を回収。
葉風は既に完全に白骨化していたという。
でも、白骨遺体をどうやって葉風だと判別できたのか?
潤一郎は直感で骨が葉風のものだと判ったという。
後は続きからどうぞ
左門に絶園の樹の復活を指示してくれと頼まれた潤一郎だが
先代からなるべく中立の立場にいてくれと遺言されている為に
それを断った。いくら直接殺さなかったとはいえ、やはり
後で何が起こるか読み切れない事を考えると、左門が葉風を
殺したのは疑問が残るので、そこらへんを潤一郎が突っ込むと
左門はちょっと含みのあるリアクションをした。
潤一郎、頭蓋骨ナデナデし過ぎw
確かに葉風の遺体を確認したとはいえ、潤一郎は葉風が
はじまりの樹の加護がある上に強運だという事を考えると
殺しても死なない的な事を示唆する。
別れぎわに、潤一郎は何かを言おうとしていたが
「君らに言うべきことでもないか…」と言って、結局
言わなかった。
潤一郎の家を後にし、バスに乗りながら葉風と話す。
葉風は潤一郎は信頼できる人物だという。そんな信頼できる
人物が葉風がすでに死んでいると言うわけだから、いったい
今、話している葉風は何なのかという感じになるが、答えが
出るわけもない。と、ここで、外に大量の蝶が飛んでいる
事に気付く、果実の出現が目の前で起こり、バスは止まるが
バスの運転手は真広や吉野の近くに居たので、黒鉄病の影響を
受けなかった。真広は、バスの運転手に、そのまま走るように
促し、左門の所へ向かう。
潤一郎さん強い~!
潤一郎に戻ってきて欲しいと言って夏村が迎えに来た。
潤一郎が断ると、夏村は力ずくでもと攻撃してくるが
夏村は潤一郎に歯が立たない。潤一郎さん、魔法使えないけど
強いんだね~。
真広と吉野は途中でバスを降りて、山で野宿。
真広が吉野に愛花の彼氏の事を訊いて、バレるのではないかと
ちょとドキっとしたが、バレずに済んだ。
そんな事を話していると、二人はいつの間にか囲まれてしまい
真広は気絶させられ、吉野だけが拉致されてしまう。
何この展開w なんで吉野だけが拉致されたかというと、
エヴァンジェリンと密会する為という…
暫くして真広は目を覚ます。
エヴァンジェリンと密会した吉野は、彼女に連れられて場所を
移動し、そこで黒鉄病対策本部長補佐の早河巧を紹介される。
早河さんは魔法使いに戦争をしかけるつもりだとかなんとかで
既に準備を整えており、その事を吉野に伝える。吉野は
エヴァンジェリンから彼女に頼んでいた荷物と銃を受け取り
吉野はエヴァンジェリンに魔具を渡す。
早河から今後の戦いの予定を聞いていると、外に真広が駆けつけた。
あ~あ…真広、可哀相に… 吉野が拉致されたと思ってるから彼を
助けようと思って必死でかけつけたわけだよ…。
軍の人達、そんな真広にマジ攻撃、もちろん、魔具使ってるから
攻撃は受け付けないが。真広が吉野を乗せて逃げる車を追いかけて
きたので、吉野は自ら車から飛び降りる。
この茶番のせいで、真広は何個魔具を無駄にしたのか。
何で来たんだ?と吉野が言うと、真広は
「いるのか?理由が…」
と答える。真広…カワイソス。何で来たんだもクソも
それは真広が吉野の事を大切な友達だと思っているからに
決まっているじゃないか。吉野はそんな真広を騙していて
罪悪感はないのかい。
俺がお前を救ってやるよ…
そう言う真広の言葉に気負いはなかったとか吉野は
心の中で呟いていたけど、そんな感想?w
真広は素直な気持ちで、友人である吉野に何かあったら
救ってやろうと思っているんだよ。
真広は愛花の事を思い出す…
真広と愛花は兄妹といっても血が繋がっておらず
愛花は真広の気持ちに気付いていたと思われるが、真広の方は
愛花に対する自分の気持ちが何なのかに気付いていなかった。
「あなたは私とどうなりたいんですか?真広…」
「じゃあ、俺はお前とどうにかなるのか?」
「それはこう尋ねているのですね…
お前は俺の女になれるのか…と」
このシーンの愛花ちゃん、どう見ても、真広に迫っているように
しか見えないんだけど、もし、真広があのまま、愛花ちゃんの
言葉を真に受けてキスとかしてきたら、どうするつもりだったのよ。
まあ、真広にはそんな事はできないと判っていて訊いたんだろうけど。
ホレイショー、彼女は小悪魔だ!(。_゜☆バキッ
今回はこんな感じでした
真広が大切な魔具をほっぽり出してまで必死で吉野を
助けにやってきた姿が、可哀相だったよ。大切な魔具も
吉野とエヴァンジェリンの茶番のせいで消費しまくりだし。
この吉野が拉致されるというくだり、原作にはない、アニメ
オリジナルな部分なわけで、原作では、吉野は彼女に電話しに
行くという理由で席を外し、その間にエヴァンジェリンと
会っているだけだった。ただでさえ、隠し事をされてるのに
なんで、真広がますます可哀相な感じになっちゃうオリジナル
展開にしたのか。
といっても、別に吉野が嫌いなわけじゃない、彼が
真広と行動を共にしている事を考えれば、吉野にとっても
真広が大切な友達であるんだろうと思うし。
葉風が胸の間に木彫り人形挟んでいるのがいいよね。
予告見た感じ、次回も色々とオリジナルを入れてきそうですね~
楽しみじゃん! ファーストキスってサブタイだけど
キスシーンとか来ちゃうのかな?
前回までのレビューは以下からどうぞ
第一幕 魔法使いは、樽の中
第二幕 彼女はとてもきれいだった、と少年は言った
第四幕 罰あたり、ふたり
第五幕 全てのことには、わけがある
漫画・アニメアンテナ
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