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ささみさん@がんばらない 第7話 声の出し方忘れた レビュー [アニメ]

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おかあさん、そのかっこいいポーズなに?

これはかっこいいポーズなどではない。道反之呪法という
呪術である。あらゆる怪異を封じ込める瞑想法である。

ささみさんが幼い頃の母・呪々とのやり取り。
そのやりとりは、ちょっと変わってはいるが、母は優しく
ささみさんは無邪気に母の事をしたっているように見えた。
ささみさんは呪々に抱き付いて言う…

おかあさん、だいすきっ
 

子供の頃のささみさん…
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普通の女の子じゃないか。もっと厳しい感じ
かと思ったけど、ほんと普通の子供に見えた。この後に
厳しい修行があったのかねえ…



一人、彷徨うたま… たま、ささみさんの所にまで
行こうとしているのか。最初は、かがみの看病をしていた
たまだが、怒られて部屋を追い出された。たまは一人で
彷徨う。 涙を流し、その涙を拭いながら歩き続けるたま。

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つるぎ姉は根の国に落とされた。かがみ姉はぼろぼろで
動けない。だけど、だまだけは元気。元気なのが、たま。
だから、たまは行かなくちゃ。怖いけど、涙は止まらないけど。
せめて、前へ歩いていくの。
もしも願いが叶うなら、神様、たまに、みんなの願いを叶えさせて。

たま「あれ?」
って、たまよ、散々彷徨っていたのにまた学校に
戻って来ちゃってるじゃん…絶望的な方向音痴か!?w
とにかく、頑張れたま!!



鎖々美さんが意識を取り戻すと、廃屋で、呪々が鎖々美さんの
体を触ってチェックしていた。最高神の力を行使されると
困るので、鎖々美さんの意識は薬物で希薄にされている。

「何これ… ここはどこ?」
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鎖々美さんの問いに呪々は答える。
ここは月読神社があった場所で、ここを浄化し結界を
張って、再び月読の巫女の修行の場とするとかなんとか。

呪々「これは最大限の譲歩である。二度と脱走など考えず
   世のため人のために、月読の巫女としての役目を
   果たすことを誓うか?」

鎖々美「やだ」

鎖々美さんは月読の巫女としての役割を果たす事を
拒否する。呪々は激怒し、鎖々美さんを再教育すると言うが
鎖々美さんはそれを拒否。

「いやだ、やだっ、わたしは、もう、がんばらない」

すると、呪々の表情がより一層怖くなり、微笑んだかと
思ったら「それでは仕方ないのである」と言って、なんと
鎖々美さんのお腹に手を突っ込んだ。

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ギャーっ何するのだ呪々は…

呪々が鎖々美さんのお腹に手を突っ込んだ理由は、鎖々美さんの
胃に直接、薬をいれる為だった。質疑のためにあえてわずかに
意識を残したが、この薬が効けば、鎖々美さんの思考能力は
完全に失われるという。

おまえに聞きたいことはもうない。 
おまえが喋るべき言葉はもうない。
おまえという人間に期待することはもうない。
残念である、鎖々美。
とても残念である。


その上、部屋の隅には、鎖々美さんの父・留座が今の鎖々美
さん同様、ほとんど意識がないような状態で横たわっていた。
呪々は留座にも失望したと言って、元々無能な男だと罵った。

役目を果たさぬのならばお前に価値などない
だが月読の血を絶やすわけにはいかぬ
よって、お前に望む事は一つしか残されておらぬ
子を成せ、ささみ。
その子に最高神の力を受け継がせ、月読の巫女とする。
力の引き継ぎが終われば、おまえはどこへなりとも失せるがよい。


ええええ…何言ってるの呪々、しかも、鎖々美さんと鎖々美さんの
父である留座で子供を作れって言ってるよ!? なんという
狂った世界、いや、これは近親婚が繰り返されていたって言ってた
から、これが普通なのか…?  でも、父親となんていくらなんでも
ヒドス。鬼畜の所業!

鎖々美さんは「やだ…やだ…」と涙を流し、せめてお兄ちゃんが
いいと懇願するが、呪々はそれを許さない。呪々は、さきほど
神臣が鎖々美さんを助けにここにやってきた事を明かし、鎖々美さんの
前に血のついた神臣の鞄を放り投げる。

「掃除しておいたぞ」

えっ…お兄ちゃん殺されちゃった!?
その鞄を見た鎖々美さんはショックで動けなくなり、前のめりに
倒れてしまった。すっかり虚ろになった鎖々美さんを見て、呪々は
「壊れたか?まぁよい、身体さえ大過なければ問題なし」
と冷たい口調で言って去っていった。

なんか呪々が信じられないほど冷酷なんだけど。
鎖々美さんと楽しそうに商店街で遊んでいた、あの呪々は
なんだったの… いくら使命感が強いからって酷すぎる。


別室に移動した呪々。
あれ…神臣、生きてるじゃん!ε-(´∀`*)ホッ
神臣は手枷足枷状態で拘束はされているものの、元気な様子。

「ささみに、最後のおつとめについて説明してきたのである
 お前が死んだと伝えたら大人しくなった。ずいぶんと
 気に入られているようではないか、ばけものの分際で忌々しい」

え…? 神臣がばけもの?? お兄ちゃんただの人間じゃないの…?

「殺せるものなら、本当に殺してやりたいぞ」

「どうしても鎖々美さんを月読の巫女を生む道具にするのですか?
 あなたにはもう、母親の愛情は残ってないのですか?」

「黄泉から這いあがったとき、わしは人間であることをやめたのである
 わしはあの子の親である前に、月読の巫女である」

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「ささみさんは、ほんとうに、あなたのことが大好きだったのですよ」

「承知している。だがそれは、取るに足らない些事である。兄上

兄上!?  神臣って本当は何者なんだ…???
兄上って… わからんわ… どういう事なんだ???

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邪神三姉妹の自宅…
かがみは自己修復と改変によって少し回復はしたがまだ
修復率は38%程度だった。戦闘可能状態まではあと七時間かかる。
「鎖々美さん…」と思わず名前を呟くかがみ。肉ちゃんは
かがみが心配なのかケージをチョイチョイと前足でつついている。

「相手は根の国の王の加護を受けた、歴代最強の月読の巫女。
 無策で挑めばあのたまでさえ私たちの二の舞になるだけなのです。
 根の国の王、つまり英雄神にして波乱の権化…スサノヲ

 スサノヲはアマテラスの秩序と管理を真っ向から否定する
 混沌と反逆。敵に回してこれほど厄介な相手はいないのです」


な、なるほど、根の国の王ってスサノヲなんだ…。
かがみはヨロヨロと立ち上がり近くに置いてあった布袋を拾い上げ
中から剣・天叢雲を取り出す。

「ついててよかった、GPSっぽい機能」

鎖々美さんの位置を特定しているのかな?

「月読の巫女だか、英雄神だか知りませんが…
 邪神三姉妹を、なめんじゃねーのですよ!!」

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そう叫び、剣を思いっきり振り上げたかがみ。剣は
彼女の手を離れ、どこかに瞬間移動した。かがみは
「あとは頼みましたよ…たま」と言って、その場に倒れ込む。



なんとかして鎖々美さんを助けないと…と、もがいていた
神臣の所に、かがみが瞬間移動させた天叢雲が到着。
神臣は天叢雲で枷に繋がった鎖をどうにか粉砕、これで
移動は可能になったが、手枷足枷はついたままなので
なんか笑えるかっこうで天叢雲を持って移動を開始。
「鎖々美さんのニオイは……」と嗅覚を頼りに鎖々美さんの
居場所を探す神臣。そして、ついに鎖々美さんがいる
部屋に辿り着き、ドアを蹴破ると、鎖々美さんの近くに
縛られて意識朦朧で立っていた留座にドロップキック。
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ちょっと留座が可哀相になった…w

神臣は鎖々美さんに向かって叫ぶ。
「鎖々美さん!僕ですよ!助けにきました!もう安心してください!
 何があろうと僕が鎖々美さんを守りますから!」
神臣の声を聞いた鎖々美さんは意識を取り戻し、最高神の
力は、鎖々美さんの身体の中の薬を中和。

「おにい…ちゃん…生きて…」
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うぉお…感動の再会…!!!
神臣に駆け寄る鎖々美さん!


!?
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ワロタww


「あっれえ!?状況が理解できません、今のは完全に
 お兄ちゃん大好きハートって抱きついてほっぺにチュウの
 展開でしたよね!?」

「助けに来るのが遅ぇんだよ!!ぶわぁーか!
 間抜け!無能!役立たず!クーズ!ゴーミ!イモムシ!」

ガスガスと神臣を蹴り続ける鎖々美さんだったが、涙が
溢れて止まらない。神臣は鎖々美さんを後ろから抱きしめ
「もう大丈夫ですよ、鎖々美さん。お兄ちゃんが鎖々美さんを
守りますから」と告げる… いやー、ほんと、よかったね…
神臣、不格好だったけど、格好良かった!
神臣の足枷手枷を外して、二人が逃げようと、外を走っていると
すぐに呪々が現れる。うわー来たよー…。

鎖々美さんは、自分は子供なんかつくらず、無意味に続いた
月読の血は自分の代で絶つと言い放つ。人間が無理に歪めた
この世界を神話以前の混沌に戻すのが、あるべき世界だと
鎖々美さんは言う。呪々の事を使い潰し、殺した月読神社を
認めない、月読の巫女なんてくだらない、人間で何も
出来なくても、幸せに暮らせるんだ!と鎖々美さんは続けた…。


呪々には鎖々美さんの言葉は届かない、このまま、呪々に
鎖々美さんも神臣も殺られてしまうのか…と思われた時
たまが現れた。な、なんかすごい迫力で現れたんだけど…
もしやたまのすごい本気が炸裂するのか!?と思ってたら…

「遠いよぉおおおおお!」

と、たまは緊張感のない叫びをあげる。
迷いまくってやっと到着したたまは、その苦労を語りまくる。
超迷子だったわけだな…w えっ 月読神社って九州なの!?


「もう、たま、ぜったいに許さないよ!つるぎ姉たちに酷いこと
 したひとやっつけて、ママりんたちと帰るから!」
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こんな事言って、果たしてたまは呪々に勝てるのか?
呪々はたまを小馬鹿にしたような事を言うが…。

しかし、そんな懸念は次ぎの瞬間、吹っ飛んだ!
たまは瞬間移動し、「ママりん、これ貸して」と天叢雲を
手にする。なんか色々と原理があって、たまは瞬間的に
移動しているらしく、呪々が難しい言葉を並べ立てて説明を
していたが、そんな事をしている間に、たまは呪々が持つ
魔剣天羽々斬を粉々にした。更に、たまの攻撃は続く…
たまの攻撃っていうより、駄々っ子がバタバタとデタラメに
手足をばたつかせるような動きだったが、たまの手が呪々に
当たるたびに、呪々の身体は欠けていく。

「食われ…た…!?」

呪々はたまが何者か理解する。
たまは新世代の神々世代交代のために用意された次世代神。
なるほど、だから、つるぎは、たまに次ぎの世代を託したい
とか前に言っていたのか。

呪々が呪符でたまを狙おうとした時、鎖々美さんは呪々の
動きを封じる。その技は道反之呪法、幼い頃、呪々がやっているのを
見て、カッコイイとマネをして覚えたものだった。道反之呪法は
あらゆる怪異を封じ込める瞑想法、つまり、鎖々美さんは今の呪々を
怪異とみなしたのだね。たまは、動けなくなった、呪々を
「根の国に帰ってよ!!」と突き飛ばす。呪々が突き飛ばされた
先には根の国への穴が開く。そして、その穴から、つるぎの手が
伸びて、呪々の肩を掴む。

「おかーさん。先日はどうも。
 ちょいと娘さんの進路について、お話しましょうか」

呪々は根の国に引きずり込まれ、穴の中からつるぎがたまに
「悪いな、姉ちゃん暫く帰れないから留守番よろしくな」
と語りかけた。えええ…つるぎはまだ帰れないのか…。

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そして後日…
鎖々美さんは無事、元の暮らしに戻っていた。
ただ、まだ鎖々美さんは調子が悪いようでベッドの上。
神臣はいつものように鎖々美さんに尽くしまくりだが、部屋にはいない。
鎖々美さんの携帯に、つるぎから電話がかかってきた。
改変をして頑張って根の国から電波を届けていると言うつるぎ。
つるぎは、調子こいてるをぶん殴ってから帰るから暫く
妹達を頼むと言ってきた。え…弟? 根の国の王のスサノヲって
アマテラスの弟なの? なんか、そこらへんの神話の人達の
関係ってよくわからんわ…。 砕け散る寸前だった呪々は
完全には消滅していないので、そのうち復活するかもしれないが
当面は動けないという。

つるぎは鎖々美さんを励まし、鎖々美さんは頑張るとつるぎに
誓った。つるぎは黄泉平坂を転がっているとき、呪々が落とした
ものを拾ったから送ったという。あ、それ、さっき、神臣が
言っていた宅急便か。荷物を開けると、中から出てきたのは
ちょっと血がついて汚れたウサギのぬいぐるみ…
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ええええ…これって、鎖々美さんと呪々が商店街の
クレーンゲームでとったぬいぐるみじゃないか…呪々が
鎖々美さんの為にとってくれた…


ぬいぐるみを抱きしめて泣く鎖々美さん…。


エンディング…!
たまとかがみ…バージョン


今回はこんな感じでした
呪々、商店街で鎖々美さんと遊んだ時はけっこう普通の人
だったのに、今回は凄かったわ… 近親で子を作るというのは
月読の巫女としての役割なのかもしれないが、まさか、留座と
子を作れと言うとは… さすがにビックリしたよ。その上
留座がもう廃人みたいになってて驚いた。あの後、留座はどうなった
んだろうか…。 
気になったのは、呪々が神臣の事を兄上とか化け物呼ばわり
していた事。神臣って、普通に鎖々美さんのお兄さんじゃ
ないのかもしれない…呪々が兄上なんて呼ぶなら、呪々の
子供ではないんじゃないかい。いったい何者なんだよ、神臣。
たまがあんなに散々迷ってやっと辿り着いた月読神社、まあ
たまは小学生だからしょうがないとは思うんだが、鎖々美さんと
呪々ってほぼ瞬間的に月読神社まで移動してたよねえ??
神臣もすぐにやってきていたけど、神臣ってどうやって九州
まで来たんだろうか。なんかちょっと気になった。
次世代の神のたまは凄く強かったですねえ…まさかあんなに
強いとは! あと、スサノヲがつるぎの弟だっていうのにも
驚いた。ちょと、どんな人か見てみたい。


前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 明日からがんばる
第2話 自宅警備員
第3話 働いたら負け
第4話 実家に寄生
第5話 まだ本気出してないし
第6話 迷惑かけてるのは親だけ

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ささみ

アマテラス→長女、ツクヨミ→長男、スサノオ→次男の三姉弟
by ささみ (2013-03-08 02:34) 

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