問題児たちが異世界から来るそうですよ? 第10話 問題児たちが白黒はっきりさせるようですよ? レビュー

神格を得たヴェーザー強い！十六夜さんけっこう
押されている感じ…なのかと思ったら、ニヤリとしながら言う…

十六夜「随分と俺好みなバージョンアップしてきたじゃねえか。
　　　　嬉しいぜ、ヴェーザー河の化身…　
　　　　いや…本物のハーメルンの笛吹？」

十六夜さん完全に謎を解いていた！
ヴェーザー以外のメンバーは黒死病を元に後付された偽物。
例の碑文にはネズミを操る道化師ラッテンフェンガーは出てこない。
ハーメルンの笛吹きにネズミを操る道化師が現れるのは黒死病の
最盛期である1500年代以降、これでネズミを表すラッテンと黒死病を
表すペストは除外される。嵐の意味を持つシュトロムも本物と
見せかけてフェイク。碑文にある丘とはヴェーザー河に繋がる丘を示し
天災で子供達が亡くなった象徴とされる。つまりシュトロムもまた
ヴェーザー河の存在を示す…　以上の結果からヴェーザーが本物
だという答えが導き出せると十六夜さんは説明した。

　

十六夜さんの説明を聞いた後、ヴェーザーは溜息をつき
十六夜は魔王側に移籍した方が舞台映えすると改めて勧誘してきた。

十六夜「悪いがお断りだ。魔王も面白そうだが今は他に目標があるからな」

目標ってノーネームが旗印と名前を取り戻す事よね？

二人の戦いは再開…！


一方…
ラッテンが操るシュトロムと戦う飛鳥とディーン。
飛鳥はディーンを完璧に動かし、次々とシュトロムを撃破
していく。ディーンの動きがかなり良い！そして強い！！
バックで挿入歌が流れているけど、飛鳥(CV:ブリドカットセーラ恵美)
が唄う「Scarlet」という曲。先日発売された問題児たちが異世界から
来るそうですよ? サウンド・コミュニティIIに入っている曲ですね～
勝負はあっという間につき、飛鳥はラッテンにトドメは刺さずに
ラッテンにゲームを申し込む。

ゲームをしましょう。貴方に１曲分の演奏を許可します。
その１曲で私に服従しているディーンを魅了してみなさい

つまり、前にラッテンが操るネズミを支配できなかった事に
対しての勝負というか、これでラッテンがディーンを魅了できなかったら
飛鳥の完全勝利という感じになるってことね。
ラッテンはゲームを受けて立ち、幻想曲"ハーメルンの笛吹き"の
演奏を魔笛で始める…



ペストと戦闘中のサンドラと黒ウサギ。黒ウサギはペストに問う。
"黒死斑の魔王"(ブラックパーチャー)、貴方に正体は神霊の類ですね？
十六夜から聞いたという黒ウサギ、ペストの持つ霊格はハーメルンの
笛吹きに記述された130人の子供の死の功績ではなく14世紀から17世紀
にかけて吹き荒れた黒死病の死者、8000万もの死の功績を持つ悪魔ではないかと
いうことだった。それに対して、ペストは「そうね…」と答え
自らの正体に対しての説明をし出した。


私は8000万の悪霊群の代表…
その怨嗟と怨念の象徴。太陽が寒冷期に入り活動が
低下したせいで黒死病が蔓延し、大量の死者が出た。
私には権限がある。世界中に黒死病を蔓延させ、飢餓や貧困を
呼んだ諸悪の根源…怠惰な太陽に復讐する権限が！！

ペストちゃん、怨念の塊だったのか…
太陽に復讐って、とどのつまり白夜叉ちゃん狙いなわけ？


十六夜さんとヴェーザーの戦いは、十六夜さんが、ヴェーザーに
出し惜しみするなと言い出していた。ヴェーザーは十六夜さんが
懐に飛び込むたびに何か隠し玉を使おうかと狙っていたらしく
その事に十六夜さんは気づいていた。その事を指摘された
ヴェーザーはその必殺の一撃を十六夜さんに向けて放ち、十六夜さんも
それに答えて全力でぶつかる。十六夜さん、挑発が凄いな…ｗ
このままじゃ埒があかないから、全力全開の勝負で一気に
決着をつけようとしたという感じなのか。


ラッテンの魔笛の旋律に酔いしれる飛鳥。しかし、彼女も
十六夜同様目的がある。みんなの顔を思い浮かべた飛鳥は
いつかみんなでハロウィンを実現しようと誓った事を改めて
心に誓い魔笛の旋律から醒める。それと同時にラッテンの演奏も終了…

飛鳥「とても素敵な曲だったわ」
拍手を送る飛鳥。

ラッテン「あーあ…負けちゃった。ま、さっきの一撃で殆ど致命傷だったんだけど」
そう言うと、足元から粒子のようになって消えていくラッテン。
えええ…ラッテンさん、消滅しちゃうの…
「じゃあね可愛いお嬢さん、マスターによろしくね」

さよなら…ラッテンさん

飛鳥はディーンと共にペストの所へ！


十六夜さんとヴェーザーの戦いも決着がついていた。
ヴェーザー「お前、本当に人間か？」
十六夜さんはかなり負傷していたがまだ戦う気満々。
しかし、ヴェーザーは召喚の触媒である笛を砕かれ、ラッテン同様
光の粒子になって消滅しつつあった。消えていくヴェーザーに
「俺と真っ正面から殴り合える奴なんて今までいなかった」
と賛辞を送った。

ヴェーザーさんもさよなら…

なんか、ラッテンとヴェーザーが消えちゃってちょっと
寂しい展開だねえ…。まさかの消滅なんだもの。



ペストは二人が倒された事を感じ取り、「やめた」と方針転換。

白夜叉だけを手に入れて皆殺しよ

すると街を赤黒い霧のようなものがつつんでいく。
それは触れただけで死を運ぶ風だとペストは言う。建物の中に
逃げ遅れた次々と命を落とし、そんな中、逃げ遅れた子供を助けようと
した耀が霧につつまれそうになってしまう。間に合わない！と
思われた時、飛鳥がディーンで霧を遮断して耀達を助ける。
同じく、黒ウサギにも霧が迫っていたが、かけつけた十六夜さんが
死の霧を蹴って黒ウサギを助けた。十六夜さん、死の霧を蹴って
霧散させるとか凄いな。これもギフトを砕く能力なのね。


飛鳥と十六夜が駆けつけたことで、黒ウサギはある作戦を
決行する事にし、それぞれに指示を出す。十六夜や黒ウサギが
次々とペストに攻撃を加える中、ペストは痺れをきらし、より
強大な死の霧を放出、このままでは街の人々がただでは済まない
という時、黒ウサギは作戦を決行。

時は満ちました！！


皆様をまとめて月までご案内いたします



目映い光に包まれ、気づけばペストと十六夜さん達は月の上。
目を開けたペストは「ここは…」と驚きの声をあげる。

黒ウサギ「月界神殿・チャンドラ・マハールでございますよ！！」

これで他の参加者の心配は無用！


ペストは死の霧を再び放出して攻撃してくるが、黒ウサギは
「無駄です！」とギフトカードを取り出す。そのギフトカードは
太陽の光を放ち、ペストの力を封じる。つかさず、十六夜さんが
ペストに攻撃を加え、ペストは上空に吹き飛ばされる。
黒ウサギは控えていた飛鳥に指示を出す。
「飛鳥さん！！」

少し前、黒ウサギは飛鳥に"叙事詩・マハーバーラタの紙片"と
呼ばれるギフトカードを預けていた。マハーバーラタの紙片から
召喚されるインドラの槍は強力な反面、ギフトゲームでは一回しか
使用はできない。使うべきタイミングに完璧に使って効果を発揮
するという感じか…
黒ウサギ「飛鳥さんにはギフトの力を十全に発揮する才能が御座います！
　　　　　ご自身をもっと信じてください！！」


このシーン格好良かった～

今がその時、飛鳥はインドラの槍を召喚、ディーンがその槍を
ペストに向かって放とうとする。　ペストは槍をかわす気だったが
サンドラが能力を使ってペストをバインド。槍は放たれ、ペストの
身体を貫く。ついにペストは撃破され、戦いは終わった。
ええええ…ペストちゃん…壮絶な最期じゃないか。あんな
太い槍を突き刺されて…。

世界は元に戻り、サンドラちゃんから魔王のゲームの終了と
勝利宣言がなされ、人々の歓声があがる。
飛鳥は130人の精霊群に報告、130人の精霊群はこれで元の時代に
戻れると言う。えええ…帰っちゃうの？とんがりちゃんも？？
精霊群は言う…

どうか最後に聞いて欲しい…
もう一つのハーメルンの笛吹きの可能性を
私たちは歌いながら未踏の地を目指した。
親元を離れ、ヴェーザー河を下り、笛を吹きつつ
自分達の街をいうコミュニティを作る為に。
私たちは帰らねばならないのです。1284年のあの日に…
私たちが旗揚げした第二の故郷へ

飛鳥は130人の精霊群にエールを送る。
すると、精霊群はそんな飛鳥だから託せると、ディーンと
131人目の同士を託すと言ってきた！！　
おおっ　とんがりちゃんが戻ってきたー！
しかもディーンも飛鳥に！！

私達が後の世に授かる開拓の霊格(こうせき)をその子に授けました
箱庭に残せる最後の生きた証…　貴方に託します…！

精霊群はそう最後に言って消えていった。
飛鳥はとんがりちゃんにメルンと名付けて、これからは
私達の同士だと告げる。



ええええ…！？
魔王を祭りに招き入れたのはサラマンドラだったのか。
確かに、出展物にあんなに沢山のステンドグラスを紛れ込ませて
いた事を考えると、主催者側が意図的に見落としていたとしか
考えられない。なるほどねえ…要するに、新たにマスターとなる
サンドラに箔を付けさせる為に今回の事を計画したという感じかあ…。
魔王襲来を仕組んだのはサラマンドラだが、その事はサンドラ以外の
全員が知っていた。命を落としたサラマンドラの同士達は知った上で
死んでいったのだ…　エエエ…　
マンドラは事実を十六夜さんにあばかれたが、十六夜さんは
それ以上は追求せず。ただ、これから、魔王との戦いを続けていく
ノーネームに何かあった際はサラマンドラがいの一番に駆けつける
という約束をとりつけた。


エンディング！！
ん？なんか最終話みたいなエンディングだな…と思ったら
今回で最終話でした。全１０話とは短い、もっと見たいよぉおお。

荒れ果てた農園に集まるノーネームの面々。

土壌の方はメルンの力でなんとかなりそう？
あと、なんといってもディーンがかなりの戦力よね。

エンディング曲は「ぼくたちの星座」歌：佐土原かおり
「To Be Continued?」とは違ったしっとりとした曲。

そして舞い込む一枚の封書…


最終話はこんな感じでした。
いやー、最終話だって知らなかったｗ　まさかの全10話。
これゾン２期も全１０話だったよねえ、野水伊織が出てるアニメは
全１０話とかが多いような…　あと、番組表にも(終)とか書いて
ないんだもん～。　エンディング見ながら、なんか最終話みたいな
エンディングだなあとか笑っていたら、ホントに最終話だったという衝撃。
問題児、全体的に面白かった。なんだかんだで、かなり楽しめた
アニメだった。素直にもっと続きが見たいと思いました。
だって、ほんと、これからじゃないの、物語がもっと面白く
なるのは…。　終わったばかりですが、２期を期待しちゃいますよ。

十六夜さんの鬼強モードがもっと見たいです。
あと、飛鳥や耀が戦う姿ももっと見たい。なんといっても
ノーネームはまだ旗印とか名前とか取り戻してないし、農地も
荒れたままだし、色々と続きが気になりますよね。

前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 問題児たちが箱庭にやって来たようですよ?
第2話 和装ロリはいろいろブっ飛んだお方のようですよ?
第3話 お風呂であんなコトやこんなコトだそうですよ?
第4話 黒ウサギがエロイヤらしい奴に狙われたようですよ?
第5話 誓いは星の彼方にだそうですよ?
第6話 問題児たちがお祭り騒ぎに参加するようですよ?
第7話 暗闇で飛鳥がチューチューされちゃうそうですよ?
第8話 黒い凶事は笛の音と共に来るそうですよ?
第9話 災禍をもたらす死の香りが街にはびこるようですよ?

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