たまこまーけっと 第12話 今年もまた暮れてった レビュー

遠い国から来た王子
変わった我が身が悪いのか…
時が何かを変えるのか…

デラ「王子王子～お前も元気そうだな～私も元気だぞ～」
王子「どなたかは存じませんが、それはなによりでございます」
デラ「はぁ！？」
王子「この国にも言葉を話す鳥がいるのですね。わたしの国にも
　　　幼少の頃からとても仲の良いデラという鳥が…」

デラちゃんの風貌を見て、デラちゃんだっと
まったく気づかない王子。




必死に身体をキューっと凹ませて当時の自分っぽく
見せるデラちゃん。　※この姿は１秒くらいしかもたない。

でも、ちゃんとデラちゃんだとわかってもらえたｗ


突然の王子の来訪にもち蔵は…

ヤヴァイ　また埴輪みたいになっちゃってるよ


さっそく北白川家と面会する王子
みんなかなり緊張気味。モチマッヅィ系の人は緊張
してないが…。王子はデラちゃんやチョイの事をお礼し
ますます恐縮なたまこ達。王子はたまこに勧められた
豆大福をパクっと食べる…

「おいしいですね～！」　

この笑顔である
デラ「モチ、ウンマイだろ！」
王子「国のみんなにも食べてもらいたいねえ」

たまやの餅の海外輸出計画…(ﾟ∀ﾟ)ｷﾀ！
王子がお餅を美味しいと喜んだ事で場の緊張もほぐれ…
王子は改めて自己紹介。

王子はそのまま北白川家に滞在？するような感じになり
たまことあんこは学校へ。そういえば、王子が来たのって
早朝でしたよね。メダル見つかって良かった。
もち蔵は疲れた顔で状況を訊いきた上に、「俺はたまこが
自分の気持ちに素直になることが一番だと思うからな」と
前夜に言ったような事を繰り返し言ってきたので、さすがの
たまこも…

「しつこいな、もち蔵」

ギロリ


学校に到着すると今度はみどり、史織、かんなが首を揃えて
王子がやってきた事を訊いてくる。３人はたまこが混乱している
事は理解しているという感じのスタンスだけど…

「んんー…」

この表情である

みどり「たまこ？」
たまこ「いやあ、なんか混乱しちゃってね」
みどり「私だって混乱してるよ！」
かんな「色々考える事あるだろうし、たまちゃんの人生設計じっくり立てな」
史織　「たまこがいいなって思うとおりにしてね。応援するから」

たまこ「うぇー…」

たまこ、ドン引きしちゃってるじゃん。
史織の言葉に対してのリアクションだっだけど、なんか３人とも
たまこが嫁にいくという事前提に話しているから、ちょっと引いちゃう
よね。昨晩、たまこが地団駄踏んでいる姿が蘇るよ・・・・


王子はさっそく商店街の人々がうさ湯に連れて行き色々と
話しをしているらしい。デラちゃんは豆大も王子に訊きたい事を
訊けばいいと言うが、まずはたまこが話すべきだと、頑な。
豆大「俺よりたまこが先だろ…メチャ・モチウンマイと話すのは」
デラ「メチャ・モチマッヅィだ！！」
豆大「名前変えてから出直してこいって言っておけ！」
いや、名前変えるの無理だからｗ　


その頃…王子は…

商店街の人にもてなされて？いた

記念撮影…

そして質問攻め…
チョイ「質問はおひとりずつお願いします！」
うさぎ山商店街の人々、みなさん、ほんといい人だとは
思うんだけど、ちょっと度が過ぎる時があるよね…



たまこはみどりや史織、かんなと共に下校…
商店街の入口にさしかかると、あれ？商店街が暗い！？
店も開いてないし、人っ子一人いない。

たまこ「閉まってる…みんな…どうしちゃったんだよ、みんな」

思わず走り出したたまこはすぐに自宅に戻った。
戻ったたまこは、お爺ちゃん、あんこ、豆大の姿を確認して
安心する。少し遅れてやってきたみどり達が、商店街の人達は
みんな王子とうさ湯にいる事をたまこに言うと、たまこは
母親に不幸があった時の事を思いだしてしまったと言ってくる。
みどりは思わず我先にたまこを抱きしめようとするが…

「娘よ～私の胸で羽を休めるがよい～～」

通常運転のデラちゃんにホッとするたまこ。
デラちゃんは、とにかく、たまこがどう思っているかを訊いてくる。


たまこの話を聞いたデラちゃんは全速力で商店街を疾走…


私、生まれた時からずっとここに居て…
うちはお餅やさんで朝起きるといつもあんこの甘い匂いがしてて
お盆休みとお正月以外はお爺ちゃんとお父さんがいつもお餅を作ってた。
ちっちゃい頃は商店街が遊び場で…子供銀行のお札持ってジャストミート
さんや、さしみさんへ行ったりしてた。でも、みんなお買い物ごっごに
つきあってくれた。「毎度あり！」って…

学校に行くようになると、朝はみんながおはようって言ってくれて…
帰ってくるとおかえりって。あ、そういえば、私がお父さんと喧嘩して
うさ湯さんのとこに家出した事あったっけ…

小学生の頃、魔法のバトンが欲しくてね、お小遣い貯めて買いに行ったけど
今、思うと500円足りてなかった、その時、みどりちゃんのおじいちゃん
おまけしてくれたんだよね。

あんこが生まれた時は、吾平さん、毎日見に来て、「おまえんちの娘じゃ
ない！」ってお父さんに叱られてた。

窓越しにもち蔵と遅くまで喋っていてお父さんに叱られた時は道子さん
糸電話作ってくれた。これでコッソリ喋れるよって。

あ、そうだ、一度ボヤ騒ぎがあったんだ、ジャストミートさんのとこで。


清水屋さんはいつもおからおまけしてくれて。
薫さん、いつも一番綺麗に咲いてるお花用意してくれて…
さしみさんにはよく料理教えてもらって…
みやこうどんさん、いつも力うどんにはうちのお餅使ってくれて…


この商店街ね、毎日がお祭りみたいに賑やかで…
だから私、全然寂しいなんて思わずに済んだんだ！
ここでよかったぁ…って　ここに生まれて、育って…
だから私…


このたまこの話を聞いた後、デラちゃんは涙を流しながら全力疾走…
きっと、痛いほど、彼女の気持ちがわかったんだろう。
そして、到着したのは王子をおもてなし中のうさ湯…



ちょっとまったああ！
王子よ、話がある。
私はあのたまこという娘に目星をつけ１年近くじっと観察していたのだが…
あの娘ときたら頭の中はけっこうけだらけ餅だらけ、無駄に元気で明るくて
心配になるほど大らかで私やチョイ様をホイホイ住まわせるようなお人好し。
それにきて、旨い餅を毎日私にふるまい、デラちゃんデラちゃんと
やたらと親しげにするものだから、私はここに長く居着いてしまった。
したがって、あの娘は王家のお后に相応しくない！！
あの娘の事は諦めてくれ！！


そう言った後、デラちゃんは土下座
この１年本当にずっとたまこを見てきたデラちゃんだからこそ、たまこの
あの言葉も痛いほど理解でき、そんなたまこの気持ちを守ってやろうという
もうそれは親心か！？　という感じだったな。愛する娘の為の土下座！

そしてその直後にたまこが入ってきた。

たまこは「お断りします！」と王子に断りを入れ、その直後に
たまこがクシャミをしそうになったので、尽かさずデラちゃんが
間に入って、自分がクシャミを浴び、今度はチョイちゃんが、自分は
まだ占っていないと、たまこがお后になってくれないかと思っていた
だけだという事を明かす。

と、ここで、やはり王子は噐が大きかったという一面が…
なんと、王子はすべてわかっており、花の香りもたまこがいつも
買ってる花からという事をすでに知っていた。
っていうかさ、チョイちゃん、花、何度も見てるのに、なんで
決めつけたんだろうか。それだけたまこに嫁にきて欲しかったのか。
でも、王子の事好きなのに？　チョイちゃん、どんだけドＭなのｗ


すべてはチョイちゃんの勘違いの元にという事が判明した瞬間…

みどり「勘違いってこと？」
かんな「土台から崩れたね」

みどりはへたり込んで、もち蔵は大きく息をついて空を見上げた

同志よ…

恋ではライバルでもたまこを愛する気持ちは同じ


占いを実行しようとするチョイちゃんとデラを止める王子。
これで国に帰ってきてくれるかな？という王子の求めに
素直にハイと答えるチョイ。チョイちゃんさ、王子の事好き
なんだから、そろそろ素直になればいいのにねえ。まあ、ここは
食い下がらなかった事が大きな一歩なのか？


そして王子が国に帰る日…
ああ、やっぱりデラちゃん帰っちゃうの？デラちゃんは最後まで
もうちょっと残りたいアピールをしたが却下され、モチマッヅィの
人々はさしみのバンで空港へ…　みどり、史織、かんなもかけつけ
それぞれお別れのプレゼントをチョイちゃんに。ってかんな、トンカチ
かよｗｗ　そしてたまこが超プルプルと震えながら、例のメダルを
チョイちゃんに贈ろうとしたが、アッサリ断られた。そりゃそうだ。

受け取れるわけがないｗｗ
代わりにチョイちゃんの方から折られた鶴が一つたまこにプレゼントされた。


窓の外で手を振るたまこ達に手を振った後、チョイちゃんは
自分の首の所に手をもっていった…

あー、やっぱり、チョイちゃん、自分の首もとに所に
"しるし"があるんじゃないの～　いつも首輪してるから見えないけど。


さらばデラちゃん…(ﾉД`)

見送るたまこ達…


って、アレ！？

デラちゃん残ってるぅうううううｗｗ


王子やチョイちゃんが気づいた頃には、もう引き返す事が
できるポイントではなく、そのまま二人は帰国。
デラちゃんは大晦日まで居てくれる事になった。
大晦日の前はクリスマス…

みどり「一羽丸焼き。こんがりロースト。スパイスたっぷりカラっと唐揚げ…」
たまこ「いいかもねえ～」

デラ「いやぁああ」


ここで八百比さんの素敵な一言
さよならだけが人生…ではない
出会えるからこそヒューマンライフ



クリスマスも終わり…あっという間に大晦日。
商店街やたまやは大忙し。
もち蔵は今年こそはたまこにプレゼントをと意気込む。
そんな中、デラちゃんは、たまこやあんこが悲しむ姿を
見たくないと言って豆大にだけサヨナラを言って去っていった
って、デラちゃん、サヨナラ言わずに去っていく方が、よっぽど
たまこ達が悲しむからぁあああ！

豆大が振り返ると、そこにはもうデラちゃんの姿はなく…直後
たまこもデラちゃんが去った事に気づいた。すぐにに後を追うたまこ。
たまこがデラちゃんを捜し回っている間、もう疲れたのか花屋に
寄った（薫さんのとこの…ｗ）デラちゃんは王子の匂いがする例の
花が沢山置いてある場所まで来ると、そのまま、その上で
眠ってしまった…

ええええ……っｗ

そして、忙しい中、その花の出荷中だった薫さんに花ごと
ラップされ、箱に詰められちゃった。え…何このパターン。
そして、荷物を取りに来たのは…もち蔵！！！！
おおお…　なんか泣きそうなんだけど

もち蔵がなぜか重いダンボールをかかえてたまやの前までいくと
みどりや史織、かんなも来ていた。もち蔵は意を決してプレゼントを
渡す。あれ、去年はあんなに渡せなかったのに。これももち蔵の
成長か、まあ、あと、今年はたまこからプレゼントをもらえたので
渡しやすかったかな。


みどり「わあ～なんだろ？」
かんな「けっこうなサイズ感ですよ…」

まあ、デラちゃん入っているからね


開けると…


デラちゃんが！！！

(ﾉД`)こんなに嬉しい事はない！


びっくりしてたまこの顔の周りを走り回るデラちゃん


その途中謎の光線機能が発動してチョイちゃん達からの
メッセージが流れ…



年は変わっていくけれど…
ちっとも、変わらぬものもある。
それは夜目には見えないが、心で見れば見えるものさ


そうして…うさぎ山商店街の大晦日は暮れていった
デラちゃん！初詣いこ！



最終話はこんな感じでした
私事ですが、ちょっと病気でして、しかし、たまこまーけっと
だけは、絶対見ると、ベッドから這い出て見ましたよ。
たまこまーけっとだけはなんとかレビューもと、休み休みで
なんとか仕上げられた…　

というわけで最終話！！
予想を裏切らぬ素晴らしい最終話でした
変に奇をてらった感じではないけれど、なんか最初にデラちゃんが
やってきた時とリンクするというか…　なんだろう、こんなに
嬉しい帰還方法もなかったなと。あの花、もち蔵が注文したもので
よかったぁ…　
グッとくるシーンも何箇所かあった。デラちゃんが泣きながら
全力疾走していく姿、あの時のたまこの言葉、デラちゃんが戻ってきた時…
ほんといい最終話でした。
具合がよければいくらでも語りたい気分なのですが、今日の
所はここら辺で…　のちに全快したら、こっそり追記ですよ。


前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 あの娘はかわいいもち屋の娘
第2話 恋の花咲くバレンタイン
第3話 クールなあの子にあっちっち
第4話 小さな恋、咲いちゃった
第5話 一夜を共に過ごしたぜ
第6話 俺の背筋も凍ったぜ
第7話 あの子がお嫁に行っちゃった
第8話 ニワトリだとは言わせねぇ
第9話 歌っちゃうんだ、恋の歌
第10話 あの子のバトンに花が咲く
第11話 まさかあの娘がプリンセス

そ、そういえば…
中二病でも恋がしたい　
の２期が決定的なＣＭが流れましたね～

さすが京アニ、何かしらサプライズ用意してた

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