SSブログ

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 ⑨ 三度、彼は元来た道へ引き返す。 レビュー [アニメ]

oregairu0531_top.jpg

由比ヶ浜結衣のサブレがなぜか八幡の家に…
スマホの犬の気持ちがわかるアプリをサブレに使う八幡。
前にあったなあ…バウリンガルだっけ? ちなみにうちは
猫なのでニャウリンガル買ったけど、あんまり使わなかったw

結衣は家族旅行の為に、サブレを比企谷家に預けており
帰ってきた由比がサブレを引き取りにやってきた。
その時、結衣は意を決して花火大会の事を切り出す…

花火大会、一緒に行かない?
サブレの面倒を見てくれたお礼ってことで…


八幡「だってよ、小町。行こうぜ」
最初から結衣と二人きりというチョイスはないようなヒッキーの
返答に、結衣はちょっとガッカリしたような顔をし、小町は
八幡をキッと睨む。ここは小町エンジェルの出番ですよ。
小町はいい感じに、結衣と八幡が二人きりで花火大会に行ける
ように誘導し、逃げ場がなくなった八幡は結衣と二人で花火大会に
行くことになった。



花火大会当日…
浴衣姿で現れた由比ヶ浜結衣、さすがの八幡もちょっと目を
奪われる。

八幡「まあ、その…その浴衣いいな」

ヒッキーからこんな褒め言葉が出るなんて…w
浴衣の方を褒めちゃってるが、その意図は結衣にも伝わった
ようで、結衣は照れながら「ありがと」と八幡にお礼を言った。
二人は電車に乗って花火会場へ…
なんて現地集合じゃないんだ?と結衣に訊くと…

結衣「現地集合なんて、味気ないし…」
八幡「味気とかいらんでしょ、海苔じゃないんだからさ」
結衣「い、いいでしょ!なんか文句あるの?」
八幡「ないです…」

電車が揺れて、結衣が八幡の方に倒れ込む…
oregairu0531_1.jpg
(*´∀`*)アラアラ
さすがの八幡も赤面かっ!!

「危ない、危ない。今のが並みの男子だったら
 うっかり好きになってるレベル」
 ↑
 八幡・心の声

赤面はしたが、さすがに八幡君、これくらいじゃ勘違いも思いこみも
しないのだ。

「単なる偶然やただの現象に意味を見いだそうとしてしまうのは
 "もてない男子"の悪い癖だ。偶然も運命も宿命も俺は信じない」
 ↑
 八幡・心の声

偶然はない、あるのは必然だけ… (。_゜☆バキッ


会場到着。花火大会が始まるまではまだ時間がある。

八幡「まだ時間あるみたいだけどどうする?帰る?
結衣「帰らないし!なんでそんな自然に帰宅提案できるの!?」

小町エンジェルは八幡がこんな感じで出てくるんだろうと予見
していたのか、既に結衣に買い物リストを送っており、二人は
その買い物リストのものを買いに祭会場へ。

祭会場を結衣と歩きながら思いを巡らす八幡…
さすがにこれだけお膳立てされて何も分からないほど鈍感じゃない。
むしろ敏感なほうだ。敏感で、過敏で、過剰に反応してしまう。
世の男子の八割は常に「こいつ俺のこと好きなんじゃね?」
という想いを抱きながら生きているのだから…。
だからこそ自らを戒める必要がある。
「そんなわけないだろ」と。

ヒッキーももっと何も考えずに楽に生きられたらいいのにねえ…
でも、こんな思想を持つ八幡だからこそ魅力があるのだな。


結衣と八幡が小町のお土産を買おうと色々と店を回っていると
結衣に声をかけてくるギャルズの一団がいた。
「あ、ゆいちゃんだー!」
「お、さがみーん!」
結衣がそのギャルズの一団に歩み寄っていった所で、八幡君は
存在感を薄めて背景に徹する技を繰り出す。
「小学校の劇でやってた木の役を思い出せ。ガラスの仮面を被るんだ」
oregairu0531_2.jpg
ワロタww
月影先生も真っ青の木の演技だぜ…

そんな感じで八幡がガラスの仮面をかぶっていると、ギャルズが
結衣に誰と来ているのか?と訊いてきた。ありゃ、ガラスの仮面が
壊れる! 結衣は八幡をギャルズに紹介し、ギャルズの中で結衣の
知り合いであるギャルを八幡に紹介…って、ギャルも同じクラス
なのかよ! ギャルの名前は相模 南、相模は八幡と目があうと
一瞬、笑みを浮かべた。 
oregairu0531_3.jpg
うわわっ 全然いい感じの笑みじゃない。
明らかに、嘲笑ってやつですよ! もちろん八幡もその表情に
気付いていた。スクールカースト最上位に位置している由比ヶ浜結衣が
連れている男が自分である事に引け目を感じ、結衣の為にもこの場から
去ろうと判断した八幡は焼きそばを買いにいくと言って、その場から
去った。 いやー、相模のあの嘲笑、凍ったわ…。


焼きそばを買い終わった所で、結衣がやってきた。
「ごめん…」と申し訳なさそうに言う結衣に、八幡は
「リンゴ飴…買うんだろ?」と声をかける。それまでちょっと
ションボリしていた結衣は嬉しそうに目を輝かせ、元の元気な
結衣に戻った。ここのシーンの八幡、優しいなぁと感心したわ。
oregairu0531_4.jpg
八幡君、ナイスフォローだった



花火大会が始まり、二人は混雑し過ぎてない場所まで移動。

八幡「こんなに混むって知ってたら小さなビニールシート
   くらいは用意してきたんだけどな」
結衣「えっ」
八幡「なんだよ?」
結衣「ヒッキーって、気、使えるんだ」
八幡「はぁ?ばっかお前めちゃくちゃ使えるよ。気ぃ使ってるから
   誰にも迷惑かけないように静かに隅っこにいるんだろうが」
結衣「あはは、そういうことじゃなくてさ…その、なんというか、優しい?というか」
八幡「ほう、よく気付いたな。そうそう俺は優しいんだよ。今までいろいろ
   あったが誰一人何一つ復讐せず見逃してやってきてるからな。
   俺が並の人間だったら今頃世界は終わってるまである。
   ある意味救世主だぞ俺は」

oregairu0531_m1.jpg

また暫く歩くと、かなり人が少ないエリアまで到達。
人が少ないと思ったら有料エリアだった。すると、八幡に声を
かけてくるギャルが… 雪ノ下陽乃、雪乃の姉だった。
父親の名代で花火大会に来ているという陽乃と一緒に、貴賓席で
花火を見れる事になった! ラッキーじゃん。


陽乃はいつもの感じで八幡をからかってきたりしていたが、会話の
中で、雪ノ下姉妹の母親の事が少し語られていた。どうやら、母親は
陽乃より怖くて、何でも決めて従わせようとする人らしい。だから
雪乃とは折り合いが悪い、要領がいい陽乃は上手くやっている…。

陽乃「で、今日はデートだったのかな?だったら邪魔しちゃってごめんね」
結衣「い、いえ、別にそういうわけでは」
陽乃「その照れかたは怪しいなー。けど、もしデートだったんなら…」

陽乃「雪乃ちゃんは、また選ばれないんだね」
oregairu0531_5.jpg
また…?
どういう意味だろうか。母親に選ばれなかったという事?

それと、陽乃は雪乃が大学は国公立理系志望ということを
結衣から知ると、「昔から変わらないなぁ…お揃いでお下がりで…」
意味深な事を言った。どういう意味なのかね…?
とにかく、いい感じには聞こえないわ…。

結衣「あの…陽乃さんはゆきのんの事嫌いなんですか?」
陽乃「やだなぁ、そんな事あるわけないじゃない。私は雪乃ちゃんの
   こと大好きだよ。ずーっと、私のあとを追いかけてくる
   妹のことが可愛くないわけないよ」

ずーっと陽乃のあとを追いかけてくる雪乃…
だから、雪乃は陽乃が進んだ進路と同じ国公立理系を目指しているのか…。
陽乃は「雪乃ちゃんのこと好き?」と結衣に訊いてくる。
結衣は一生懸命雪乃の好きな所をあげて、自分がどれだけ雪乃を
好きなのかを説明する。

陽乃「そう…それならよかった。みんな最初はそう言ってくれるんだよ。
   でも、最後はみんな雪乃ちゃんに嫉妬して拒絶する。
   あなたは…違うといいな」

結衣「そんなこと…しないです」

陽乃「で、比企谷君は? 雪乃ちゃんのこと好き?」

八幡「好き嫌い言うなって母ちゃんにしつけられてるんで」

ナイスな返しだな八幡w


花火も終わり、陽乃と一緒に駐車場まで歩くと、見覚えのある
ハイヤーが停まっていた。八幡達が車をマジマジと見ていると…
陽乃「そんなに見ても見えるところになんて傷残ってないよ」
陽乃が知っているということは、雪乃も知っていたという事だ。
陽乃は雪乃は悪くないとフォローを入れ、八幡にそれでいいよね?と
確認までとってくる。八幡はもちろん、それを了承したが、顔には
ひきつった笑顔が…。


帰りの電車の中で、結衣との話が途中なのに、結衣の下車駅に
着いてしまった為、八幡も一緒に結衣の駅で降りて、結衣を家の
近くまで送る事になった。

八幡「近くまで送る…」
結衣「ありがと…」
oregairu0531_6.jpg
結衣赤面!


道すがら雪乃の事を話す二人…

結衣「でもね、言えない事ってあると思うんだ。タイミング
   外すと、どうしてもね…。あたしもそうだったし」
八幡「知らぬ存ぜぬでいいんじゃねえの。雪ノ下にとって触れて
   ほしくないことは触れないでいるべきだ」
結衣「知らないままでいいのかな…」
八幡「知らないことが悪いことだとは思わないけどな。知ってることが
   増えると面倒ごとも一気に増えるし」

oregairu0531_7.jpg
結衣「でもあたしはもっと知りたいな…お互いよく知って、もっと
   仲良くなりたい。困ってたら力になりたい」

結衣は「もしゆきのんが困っていたら助けてあげてね」と
八幡に言ってくる。八幡は「いや、それはないんじゃねぇか」と
答える。雪乃が八幡に助けを求めてくるとは思えないからなぁ…w

結衣「ヒッキーは助けるよ」
八幡「そんなのわからんだろ」
結衣「だってあたしのことも助けてくれたじゃん」
八幡「言っただろ。お前だって知ってて助けたわけじゃない。
   俺にそういうの期待すんな」

結衣は事故がなくても八幡は自分を助けてくれたとハッキリ言う。

八幡「それは、ないだろ。そもそも助けようがない」
oregairu0531_8.jpg
結衣「ううん、だってヒッキー言ってたじゃん。
   事故がなくても一人だったって。あたしも、こんな性格だからさ、
   いつか悩んで奉仕部連れてかれてた。で、ヒッキーに会うの。
   そしたら、ヒッキーがまたああやってくっだらないバカな斜め
   下すぎる解決法だして、助けてくれるんだ。きっと。それでさ…
   それで、きっとあたしは…

まさに告白一歩手前のような状態だったが、ここで、結衣の
携帯が鳴り、話は終了…。電話は結衣の母親からだった。
結衣は、ここまででいいよと言って、帰っていった。
あれで、母親からの電話が入らなかったら、結衣なんて言葉を
続けていたんだろうか。「きっとあたしは…」の後、気になります!
「ヒッキーの事を好きになったんだ」と続けそうな勢いだったが…。
八幡も、そんな言葉があの後に続きそうだという事には気付いていただろうな。

oregairu0531_m2.jpg

新学期…
学校で久しぶりに雪ノ下雪乃に再会。
雪乃は「姉さんと会ったのね」と八幡に言ってくる。
若干気まずい雰囲気が雪乃との間に流れる中、八幡は部活は
今日から始めるのか?といつもの口調で雪乃に訊き、雪乃は
ちょっと戸惑った感じで「え、ええ…そのつもりだけれど…」と
答える。八幡は「了解。またあとでな」とこれまたいつもと
変わらぬ口調で言い、その場を去る。


俺は自分が好きだ。 
今まで自分のことを嫌いだと思ったことなんでない。
高い基本スペックも中途半端にいい顔もペシミスティックで現実的な
思考も、まったくもって嫌いじゃない。
だが、初めて自分を嫌いになりそうだ。
俺が見てきた雪ノ下雪乃は常に美しく、嘘を吐かず、誠実で
寄る辺がなくともその足で立ち続ける。
そんな雪ノ下雪乃に、きっと俺は憧れていたのだ。
勝手に期待して勝手に理想を押しつけて勝手に理解した気になって
そして勝手に失望する。何度も何度も戒めたのに、それでも結局直っていない。

雪ノ下雪乃ですら嘘をつく。
そんな当たり前の事を許容できない自分が…
俺は嫌いだ。


今回はこんな感じでした
いやー、なんか今回も色々あったなぁ…
まず、あの女子、相模南ですね。八幡を見た時の、あの笑い、
忘れられないわ… 八幡は自分にあの笑いが向けられているなら
我慢できただろうけど、結衣が笑い者になるのは避けたいという
思いからあの場を離れた。結衣もそんな空気を読んで、後で
合流した時に「ごめん…」と謝ったのね。 
相模、なかなかくせ者っぽいニオイがプンプンする人物ですよね。
陽乃の話はなかなか興味深かった。雪乃という人物がどんな娘なのか
ちょっと垣間見れたような気がしないでもないが、ハッキリしない。
雪乃は陽乃に憧れているの?憧れ…という感じでもないか、母親に
認めてもらいたいから、陽乃ようになろうとしている…的な
感じがしたんだけど、真相はいったいどうなんだろうね。
結衣は告白一歩手前だったな… 素直に八幡の事を好きだと
一生懸命伝えようと言葉を紡いでいる姿が可愛かったのです。
最後の八幡のモノローグ良かったな…

前回までのレビューは以下からどうぞ
① こうして彼らのまちがった青春が始まる。
② きっと、誰しも等し並みに悩みを抱えている。
③ たまにラブコメの神様はいいことをする。
④ つまり、彼は友達が少ない。
⑤ またしても、彼は元来た道へ引き返す。
⑥ ようやく彼と彼女の始まりが終わる。
⑦ ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。
⑧ いずれ彼ら彼女らは真実を知る。

nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:アニメ

nice! 4

So-netブログからトラックバック機能が消失してしまったので、いつもトラックバックでお世話になっていたサイト様を相互RSSに登録しております。

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 1

トラックバックの受付は締め切りました

漫画・アニメアンテナ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。