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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 ⑩ 依然として彼らの距離は変わらずに、祭りはもうすぐカーニバる。 レビュー [アニメ]

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奉仕部の空気が重い!
この雰囲気を打破するのは由比ヶ浜結衣では無理…
溜息の結衣、どうなっちゃうんだ、奉仕部。

なん…だと…
黒板を見て驚愕する八幡。なぜっていつの間にか文化祭
実行委員にさせられていたから。ロングHR中に居眠りをした
為に平塚先生が勝手に決めてしまったようだ。というわけで
男子の実行委員が八幡に決定、で、女子は…?
女子の方の委員を決める時に、相模 南という女子がいよいよ
本格的に登場してきたわけだが、この女子が…最悪だった。

 


相模 南は前回花火大会の会場で、あからさまな嘲笑をむけて
きたあの女子である。八幡や結衣と同じクラス、最初、結衣が
女子の実行委員に推薦されそうになった時に、相模は
「えー、結衣ちゃん、やるんだー? そういうのいいよね~
 仲良い同士でイベントとか超盛り上がりそ~」
と、八幡の方に視線を一瞬やって、周囲の友人と共にクスクス…
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まさに、あの花火大会の時と同じ嘲笑だった
ひぇえ… 一番たちわるい系じゃないですか。

結衣が困ったように
「んー、そういうんでもないんだけど…」
と言うと、三浦
「つーかさ、結衣はあーしと一緒に客呼び込む係だから無理っしょ」
といつもの堂々とした態度でキッパリと言ってくる。
相模達は三浦には小馬鹿にしたような態度はせず、今度は
ちょっと焦ったような笑顔をして三浦の意見に同調…

ここで、葉山が一気にまとめにかかってきた。
さすが葉山さんw 
「つまり、人望もあってリーダーシップを発揮してくれそうな人に
 お願いしたいってことでいいのかな?」
この葉山の言葉につかさず戸部が「したっけ、相模さんじゃね?」
相模を推薦。葉山もそれに同意して、相模に白羽の矢がたった。


「えぇ?うちぃ?ぜーったい無理だってぇっ~」
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そういいつつ、顔はかなり嬉しそうだぜ…


そんな相模を見たヒッキーの反応
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おいおい…そんなんじゃ一級拒絶鑑定士の俺の目は誤魔化せないぜ?
女子が本当に拒絶するときはもっと冷たい目をしてほとんど無表情で
「あの、本当にやめてくれる?」って言うんだぜ。
心臓凍えるかと思うほど怖いし、死にたくなる。

ワロタww 一級拒絶鑑定士w

トドメは葉山のもう一押しで、相模は嬉しそうに頬を染めながら
「まぁ他にやる人いないならしょうがないとは思うけどー。でも、うちかぁ」
なんて言いながら了承していた。スクールカースト重視な相模に
とっては葉山に頼まれたりしたら、そりゃ箔がつくし嬉しいだろう。
それにしても、この相模という人物、見ているこっちとしては
胸くそ悪いタイプである。


さっそく実行委員会が始まった…
雪ノ下雪乃も実行委員の一人だった。ヒッキーが実行委員に
選ばれたのも、この為の必然だったのか。生徒会長の城廻めぐり
という女子の挨拶の後、実行委員長の選出に移るが、誰も
立候補する者はいない。そんな中、城廻会長は雪乃を見て
陽乃の妹の雪乃なら陽乃が委員長をやった時の用に凄い文化祭に
なる的な期待を向けてくるが、雪乃は「実行委員として善処します」
といつもの口調でバッサリ。陽乃を引き合いに出されちゃ、雪乃も
嫌な気持ちになりそうだよなあ… 周りはそんなの知るよしも
ないけどさ。ヒッキーはわかってそうだけど。

すると…なんと相模が自ら実行委員長に立候補。

相模「あの…みんなやりたがらないなら、うち、やってもいいですけど」
城廻「ホント? えーと…」
相模「2年F組の相模です。こういうの、少し興味あったし、うちも
   この文化祭を通して成長したいっていうか…」

(゚Д゚)…

そんな相模に対してのヒッキーの内心
「なんでこっちがお前の成長を手伝わなあかんのじゃ」
ヒッキー正論だわw 委員長は相模で決定、委員会が終わった後
相模は大きな声で、また周りの女子と一緒に話していた。
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その横を通る八幡は絶対、そんな相模に対していい感情は持っていない。


奉仕部…
委員会が終わり教室を出ると、結衣が雪乃と一緒に八幡を
待っていたようだった。八幡の姿を見て、手を振る結衣。
3人は奉仕部の部室へ…。 部室に着くと、いつものように
読書を始める八幡と雪乃、結衣はなんとか、話そうと話題を
切り出し、話は文化祭までの間、部活はどうするかという話題に。
結衣も八幡も雪乃も文化祭までは他の仕事で忙しいということで
とりあえず文化祭が終わるまでは部活は中止にしようと思うと
雪乃が言い、そういう事になった。じゃあ、これで今日の部活は
終わり…とみんなが席を立とうとすると、部室に相模が友人を
連れて入ってきた。

「平塚先生に聞いてやってきたんだけどぉ~
 奉仕部って雪ノ下さんたちの部活なんだぁ~」
そう言った後、また友人達とクスクス笑う。そのクスクス笑いヤメレ。


「うち、実行委員長やることになったけどさ、こう自信が
 ないっていうか… だから助けて欲しいんだ」

うわわ…。何言ってるの相模。

雪乃「自身の成長、というあなたが掲げた目的とは外れるように思うけれど」
そうだ、そうだ! 雪乃の言うとおりだ!
相模はみんなに迷惑かけるのはマズイとか、誰かと協力して
成し遂げることも成長の一つだとか、テキトーな事を並べ立てて
自分が調子に乗ってやってしまった事の手伝いを雪乃に頼むという要求を
正当化しようとしてきた。
こんな相模の頼み事、雪乃は当然断ると思ったが、なんと雪乃は
相模の要求を了承した。

雪乃「話を要約するとあなたの補佐をすればいいということになるのかしら」
相模「うん、そうそう」

(゚Д゚)・・・・
相模は雪乃が手伝ってくれるという事になって大喜びで
去っていった。相模が居なくなったあと、由比ヶ浜結衣は異論を
唱えるが、雪乃はとりつく島もない様子な為に、結衣は
「それっておかしいと思う」と言って教室から出て行ってしまった。
八幡も結衣の後に続いて教室を出て、結衣に合流。結衣はけっこう
不機嫌だった。結衣は相模の事が好きではない、だから、相模の
お願いを雪乃が聞いてしまうのはいたたまれないのだ。その上
相模のお願いは、あんなしょーもないものだしねえ…。
そんな事を八幡に吐露した後、結衣は自分が思ってたより雪乃の
事が好きなのかもと呟く。

結衣「約束、ゆきのんが困ってたら助けること」
八幡「できる範囲でな」
結衣「そっか、なら安心だ」

そうも無条件に信頼されても困る ←八幡・心の声
いや、八幡は絶対、雪乃が困ったら助ける。八幡だから
助けられる。そんな絶対的な確信があるんですよ!!

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実行委員会の定例ミーティングが始まった。
雪乃は副委員長に就任しており、相模の隣に座っていた。
最初、相模はハツラツとミーティングを進めていたが、すぐに
雪乃の辣腕っぷりが発揮されて、委員長である相模の影が
薄くなった。っていうか、相模は全然役に立ってない状態で、
もう、途中から雪乃が全てを進めているような状態。
委員会中、そこらから、雪乃に対する賞賛の声があがり、
相模は机の下で手を握りしめていた。


2Fの文化祭の出し物は劇
「ミュージカル ☆の王子さま(☆ミュ)」である
監督・演出・脚本 海老名姫菜 

当然、キャストはオール男子。しかも、八幡を飛行士(ぼく)
王子さまを葉山にキャスティングしてきた。

八幡「いや、無理っだって」
海老名「えっ!?でも葉山×八は薄い本ならマストバイだよ!?
    ていうか、マストゲイだよ!!」
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海老名さん、今日も腐ってるw


八幡は実行委員なので現実的に無理ということで、葉山を
飛行士(ぼく)にし、王子様に戸塚をキャスティングする事になった。
衣装担当は手作りが得意な川崎さんに決定。海老名さん、腐ってるけど
テキパキと適材適所に人を決めていく感じとか、なかなか頼りになるな。

ちょっと不安な戸塚彩加…
戸塚「これ、すごい難しそうだけど、僕でいいのかな?」
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八幡「…すごく、いいと思います」

そんな感じでクラスの劇についての話し合いが終了し、八幡が
委員会に行こうとすると、相模は自分の席に座って、いつもの
友達の一緒になんか楽しそうに雑談している様子が見て取れた。
委員会の教室に到着すると、部屋にはなんと、雪ノ下陽乃が来ていた。
城廻めぐりが陽乃に有志団体で参加してくれと頼んだらしい。
陽乃がやってきた事で、なんか雪乃と陽乃の間に険悪な雰囲気が…
暫くすると…
「ごめんなさーい!クラスのほう顔出してたら遅れちゃいましたー」
と相模が楽しそうに入ってきた。クラスのほう顔出してたらって言い方
だと、いかにもクラスの方でなんか仕事をしてきた的に聞こえるが
実際は何もしてない、ただ、友達と喋っていただけの相模。


城廻「はるさん、この子が委員長ですよ」
相模「あ、相模南です」
陽乃「ふぅん…文化祭実行委員長がクラスに顔を出していて遅刻…へえ…」
相模「あ、その…」
陽乃「やっぱり委員長はそうでなきゃね~!文化祭を最大限楽しめる者こそ
   委員長にふさわしい資格だよね」
相模「あ、ありがとうございます…」
陽乃「で、委員長さんにお願いなんだけど、私も有志団体で出たいんだよね。
   雪乃ちゃんには渋られちゃって」

この時、相模は雪乃と陽乃が上手くいっていない事を感じ取り
これは雪乃に嫌がらせをする絶好の機会だと感じたのか、勝ち誇った
顔をしながら、陽乃の参加を了承し「地域との繋がりもこれでクリアでしょ?」
と雪乃に言う。
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ヽ(`ω´)ノ相模ムカツクぅううううううううう


陽乃は八幡に声をかけてきた。
八幡が委員会のメンバーである事が意外だと言う陽乃。それに
対して、雪乃が委員会のメンバーである事の方が意外じゃないの?
と八幡が突っ込むと…
陽乃「そう?わたしはやると思ってたよ。だって、部活には居づらく
   なってるだろうし、姉の私が昔、実行委員長をやっていたんだもん。
   あの子がやろうと思う理由には充分よ」
と返す陽乃。
なんだろう、雪乃と陽乃のこの関係は…
雪乃はあえて、陽乃と同じ道に進み、陽乃に勝ちたいのだろうか?
陽乃はそんな雪乃の事をよく把握しているから、こんな発言だしねえ…。
雪ノ下姉妹の関係ってほんと複雑だよな。

と、ここで、突然、相模が大きな声で「みなさん、ちょっといいですかー」
と、委員会に向って何かを言い出した。何を言い出すのかと思ったら、
さっき陽乃が言った事を真に受けたような言葉を並べ立てる。

「少し、考えたんですけど、実行委員はちゃんと文化祭を楽しんでこそかなって。
 自分達が楽しまないと人を楽しませられないっていうか…
 予定も順調にクリアしてるし、クラスの方も大事だと思うので
 少し仕事のペースを落とすっていうのはどうですか?」

クソみたいな提案してきたな。
しかも陽乃の受け売りみたいな言葉でさ。
だいいち、相模は仕事してないだろ…。

もちろん、この提案に雪乃は反対だった。
雪乃が「それは考え違いだわ。バッファをもたせるための前倒し進行で…」
と言いかけると、陽乃が「私の時もクラスのほう、みんな頑張ってたなぁ」
と、相模を調子づかせるような事を言う。相模は再び勝ち誇った顔で
雪乃を見て、調子のいい言葉を並べ立て自分の提案を正当化した。
相模…むかつくわ… もう見てられないレベル。


後日…
明らかな変化が委員会に現れていた。
相模の提案にならって、委員会を休む者が出始め、その仕事の
しわ寄せが委員会の出席者や、雪乃にふりかかっていたのだ。
委員長である相模の姿はない…w 
城廻「やっぱり相模さんの提案、ちゃんとダメって言えばよかったかな…」
後悔先に立たずとはまさにこの事ですね。

と、そこに有志の申込書類の提出で葉山がやってきた。
葉山はすぐに委員会の状況を把握し「人手足りているのか?」
八幡に訊いてきた。

葉山「見る限りじゃほとんど雪ノ下さんがやってるように見えるけどな」
雪乃「その方が効率いいし」
葉山「でも、そろそろ破綻する
   そうなる前にちゃんと人を頼った方がいいよ」

葉山にしては珍しく、けっこう厳しい口調だな。
特に「そろそろ破綻する」なんてハッキリと言うなんて。
葉山は自ら有志団体の取り纏めだけ有志団体側の代表ということで
手伝うと言ってきた。雪乃が返事をせずにいると、城廻は「雪ノ下さん
誰かを頼るのも大事な事だよ。はるさんだって、こういう時は…」
また陽乃を引き合いに出して雪乃を諭してきた。委員会の視線が
雪乃に集まり、八幡は思う…

葉山の言うことも、めぐり先輩の言うこともまったく
もって間違っていない。最高だ、感動だ、麗しい仲間意識だ。
だが…じゃあ、一人でやることは悪いことなのか?
どうして、今まで一人でも頑張ってきていた人間が否定されなきゃいけないんだ。
そのことが俺は許せない…

ほんとだよ、なんでここで、雪乃が否定されなきゃいけないんだ。
八幡はついに口を開く…

「頼るのは大事でしょうけど、そもそも頼る気満々の奴しかいないんですよね」

おおっけっこうガッツリ言ったなww
さすがにこの八幡の言葉にみんな一瞬凍ったので、場の雰囲気を
やわらげる為に八幡君、この直後に懸命のフォロー。もちろん
そのフォローでは、自分を貶めてみせる。自己犠牲フォローだよ…w

雪乃はふっと息を吐くと口を開いた
「確かに、雑務にもしわ寄せがいっているようですし、一度
 割り振りを考え直します。それと、お手伝いの件、城廻先輩の
 ご判断もありますし、ありがたくお受けします。…ごめんなさい

なんで、雪乃が謝らなきゃいかんの。わけわからんわ…
人に頼るのはいいけど、謝る必要はないよな。
ちょうど、この話題が終わった所で、相模が明るく遅れてやってきた。
葉山「お疲れ、相模さんはクラスのほう行ってたの?」
相模「うん、そうそう」
うん、そうそう、って、君はクラスの方でも何もやってないでしょ? 
クラスでただ友達と喋っていただけでしょ?
何がうん、そうそうなんだよ。
葉山ももちろん、そんな相模の事はわかっているだろう。だって
クラスの方は三浦や海老名が仕切ってやってるんだから。

委員長が押さなければならない判子を、雪乃が相模に頼むと
相模はちょっと嫌そうな声を出しながら、これからは委任するんで
雪乃が判子とかもやってくれればいいみたいな事を言ってきた。
( ゚д゚)ポカーン… 城廻先輩や委員会の人々も「まじ引くわー」的な
表情でそれを見守っていたよ。相模は判子をポチポチっと押して
「楽しい事をやってると一日が早い~!じゃあお疲れ様でした~!」
と、一瞬だけ来て去っていった…w 

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夜…
家で大きな溜息をつきながらお風呂に入る八幡。
小町「めずらしくお兄ちゃんが疲れた人の声出してる」
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色んな面で疲れる一日だったに違いない…。


後日…
委員会に行くと雪乃の姿がない…
平塚先生がやってきて、雪乃が体調を崩して休みだという事が告げられる


今回はこんな感じでした
いやー、とんでもないキャラ出てきましたね~。
前回、花火大会の会場でもクソみたいな態度をかましてきた
あの女、相模 南。 まさか、ここまで酷い人間だったとは…。
多分、100人が100人、この相模という人物にむかつくだろうと
いうレベルの酷さですよ。 ほんとビックリしたわ…。
周囲もわかってる人は相模が楽して、全部雪乃の押しつけている
事とかもわかっているっぽいのに、何で誰も相模に一言言わないんだ?
城廻先輩とかが一言相模に言ってくれればいいのに、なんで
言わないんだ? 葉山も、相模がさぼっている事はわかってるハズなのに。
こんな酷い状況で、いったいどうやって事が進んでいくんだろうか。
今回の事で、八幡も雪乃も、すごく色々とありそうだな。
想像するだけで、ちょっと怖い。でも、八幡がどうやって事を
解決するのか…それが楽しみでもある。

最後に・・・・ウチっていうのヤメレ・・・・

前回までのレビューは以下からどうぞ
① こうして彼らのまちがった青春が始まる。
② きっと、誰しも等し並みに悩みを抱えている。
③ たまにラブコメの神様はいいことをする。
④ つまり、彼は友達が少ない。
⑤ またしても、彼は元来た道へ引き返す。
⑥ ようやく彼と彼女の始まりが終わる。
⑦ ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。
⑧ いずれ彼ら彼女らは真実を知る。
⑨ 三度、彼は元来た道へ引き返す。

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