とある科学の超電磁砲S #11 自動販売機 レビュー

実験が終わったかと思い明るい気持ちで歩いていた
御坂美琴の目の前に現れたのは上条さん！
ただ、御坂美琴は覚えていても、上条さんは竜王の殺意の後に
降りそそいだ羽のお陰で記憶喪失な為に御坂美琴を覚えてない。
なので、フレンドリーな雰囲気で話しかけてきた美琴に
「何だコイツ？」
と思わず言ってしまい、美琴の怒りを買い電撃を食らいそうに
なるが、そこは速攻幻想殺し。

上条さんが２千円札を突っ込んでいたと聞いて大笑いの美琴。
「たっぷり笑わせてもらったし、じゃあ取り返してあげるわ」

　


一方…
黒子は初春と佐天さんと一緒にお茶中。
美琴の事を心配している黒子に佐天さんは、それは美琴に
男ができたからじゃないか？と人心を惑わすような事を言う。

佐天さん…ｗｗ
いや、でも、今の美琴が関わっている事の真相を知るより
男だと思っている方がいいよな…

初春「じゃあ、御坂さんの様子がおかしいのって…」
佐天「ズバリ、恋煩いよ！」

「( ﾟдﾟ)ﾊｯ!でも毎晩朝まで帰ってこないという事は…
　ひょっとして御坂さんっ…」

初春ｗｗ

まさか…お姉さまに限ってそんな…
と、黒子がかなり動揺した所で、近くから自販機の警報音が。
警報音がする方の自販機といえば、美琴の例の自販機があると
いう事を知っている黒子は、とりあえずテレポートして確認
してくる事に。


街中でも河原でもっ
幾度となく私を弄んでくれやがったでしょーがっ
あんなに激しかったのに忘れたとは言わさないわよ
はたから聞くと、誤解してもおかしくないような言い方だなｗ
黒子が聞いてなくてよかったよ…。
だが、その直後に黒子がやってきてしまった。
黒子は上条さんと美琴が一緒にいる姿を見て嘆き悲しんだ後
自ら自己紹介…

はじめまして殿方さん
わたくしお姉さまの"露払い"であり唯一無二のパートナー
白井黒子と申しますの


お姉さまのお知り合いのようですので
社交辞令としてご挨拶さしあげます

社交辞令ｗ


黒子が上条さんを美琴の彼氏扱いした為に美琴は
真っ赤になって激怒。喜びと怒りが50%50%な感じ…かｗ
美琴のリアクションを見て、黒子は一安心、相手が上条さんの
ようなヘタレ類人猿なら、美琴が男性全般に対して幻滅するん
ではないかと、今日の所はとりあえず二人を放置する事にした。
元気にシャウトしている美琴の様子を見て、黒子は
「元気になられたようですわね」と心の中で思い微笑む。


黒子達、友達の元へもうすぐ帰れる…そんな安堵感を美琴が
噛みしめていると、背後から聞き覚えのある声が…
「お姉さま？」
振り返ると、そこにはミサカ妹の姿が。
研修中だと言うミサカ妹を連れてその場を離れる美琴。

計画は中止されたのではないのか！？とミサカ妹に問いただすとミサカ妹は
絶対能力進化(レベル6シフト)計画は予定通り進行中だと答える。

「先ほど第10020次実験が行われたばかりです」


10020という数字と、実験がまだ終わっていない事を
聞いてショックを受ける美琴。そっか、今までの美琴は
具体的に何回実験が行われているとかまでは知らなかった
からな…。まさかの１万超とか、想像するだけで絶句だろう。



まさに天国から地獄、ショックを受けて気分が悪くなる美琴。
ただ、そんな事をミサカ妹は知らないので、子猫を見かけた
ミサカ妹が子猫の事を美琴に言おうと話しかけると、美琴は
「その声で、その姿で、私の前に現れないで…ッ！」
とミサカ妹に向って叫んでしまう。
ミサカ妹は素直にその言葉に従い「失礼しました」とその場を
後にした…　美琴に叫ばれた時のミサカ妹の表情がまた
なんともいえずに悲しいというか、あんな風に叫ばれたら
ミサカ妹だってビックリしちゃうよな…。

ミサカ妹が去った後、美琴が自己嫌悪に陥り、街灯の鉄柱を
素手でガンと叩いて手が腫れ上がっているのがまた痛々しい…。


一方上条さんは…街中でまた別のミサカ妹に遭遇。

ミサカ妹がジュースの缶をばらまいてしまった上条の事を
手伝い、上条さんのマンションまでジュースを運ぶのを
手伝うという例の場面の一部ですね。
姫神秋沙とインデックスがマンションの部屋の前の廊下で
スフィンクスのノミ取りをしていて、ミサカ妹が弱電撃？の
特定周波数でノミを退治してくれたあの場面…　懐かしい


カイツ＝ノックレーベンの所には血相を変えた天井が現れる。
絶対能力進化計画を引き継いだ施設の数の多さに天井は怒って
いたが、カイツに上手く言いくるめられる。
実験を引き継いだ施設の数は全部で183施設。
これで襲撃者の心が折れるならそれでヨシ、もしも襲撃が
続いたとしても我々の取り分が増えるとカイツは言う…
情報にアクセスした美琴は実験が183もの施設に引き継がれた事
を知り愕然としていた。

そして気づく…
実験が企業にできるレベルを完全に超えている事に。
学園都市の中は衛星とカメラで常に監視されている。
屋外で繰り返し行われている非人道的な実験を学園都市の
上層部が承知していないはずがない…

つまり…学園都市全体が敵なの…？



一方通行…

なんかクチャクチャとガムでも食べてるようだが
ペッと彼が吐き出したモノは指…
「やっぱ不味ぃ」とか言ってたけど、そりゃそうだｗ
っていうか、ついでで、指をどんな味してるか興味があって
ガムみたいに噛むって、一方通行、サイコだわぁ…。


ある日、突然、絶対能力進化計画に誘われた一方通行。
一方通行は既に学園都市の第一位、今より強くなったからって
それが何だと、最初は計画に対して無関心であったが
「最強どまりでは君を取り巻く環境はずっとそのままなのだろうね。しかし
　最強の先にある絶対的な力ならば君の生活に変化をもたらすかも…」
と言われ計画に興味が湧き、クローンの大量生産を目の当たりに
しても、レベル６を望むようになった。

予定ではあと9970体で一方通行はレベル６になる



常盤台の寮…
昼間の元気がすっかりなくなった美琴を見て心配する黒子。
「まさかあの類人猿に何か…」と上条さんに対して「許すまじ」と
怒りを募らせるｗ　

美琴は例え学園都市に災厄がもたらされ、自分が元の生活に
戻れなくなっても『アレ』を破壊する事を決意。アレとは
樹形図の設計者の事ですね。この時、美琴はまだ知らないんだよな…
もし自分が学園都市の根幹に関わるような災厄をもたらしたら
どうするか？と黒子に訊くと、黒子は例え美琴が相手でも自分の
仕事を真っ当すると毅然とした態度で言う。

その言葉に美琴はフッと微笑む。
黒子が寝静まった後、美琴は思う…

よかった…
計画の中止とひきかえに黒子に捕まるなら
それも悪くない…


今回はこんな感じでした。
実験が終わったと思い、久々に上条さんと再会して
黒子達仲間の所にこれで戻れると、思った矢先に、実験が
未だに続いている事を知るって、ほんと、天国から地獄ですよね。
しかも、学園都市自体が敵だという事になると、途方もないと
いうか…　いくら学園都市３位の能力者だとしても、一人で
抱えるにはあまりにも大きすぎる問題だ。
一方通行の指クチャクチャシーン、なんであそこでいきなり
入れてきたのか…　生の人間の指なんて不味いに決まってるじゃんｗ
一方通行って、もし、この実験に関わらなかったらどんな
道を歩んでいたんでしょうねえ…。
ショックを受けて動けなくなってる美琴をミサカ妹が左右に
揺れながら覗き込もうとしている姿が可愛かった＾＾

前回までのレビューは以下からどうぞ
#1 超電磁砲（レールガン）
#2 寿命中断（クリティカル）
#3 超電磁砲量産計画（レディオノイズけいかく）
#4 妹達（シスターズ）
#5 絶対能力進化計画（レベル6シフトけいかく）
#6 あたし…みんなのこと見えてるから
#7 お姉さまの力になりたいですの
#8 Item（アイテム）
#9 能力追跡（AIMストーカー）
#10 原子崩し（メルトダウナー）

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