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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 番外編 だから、彼らの祭りは終わらない。 レビュー [アニメ]

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参加する事に意義がある…

近代オリンピックの父、ピエール・ド・クーベルタン男爵が
演説で取り上げ、広く知られた言葉だが、この言葉はしばしば
誤用され、強制参加の為の脅迫文句となってる節がある。
世の中、行くだけ無駄だったなんてもんは腐るほどあるだろうに。
参加する事に意義があるのなら、参加しない勢力に参加する事にも
意義があるはずであり、何事も経験というのであれば経験をしない
経験にだって価値があるはずだ。
むしろ誰もが経験する事をしないというのは逆に貴重といえる。

ヒッキーモノローグキタ――(゚∀゚)――!!
なんか久しぶりに聞くような気がするw
それにしても相変わらずの説得力…

 
 

城廻「よし、がんばるぞー!エイエイオー!」
ノリノリのめぐり先輩に対して…

3人「お、オー…」
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Oh… 
体育祭なのである!
めぐり先輩とは同じ紅組。



時間は少し遡り体育祭の前に…

千葉県横断お悩み相談メール
新たな奉仕部の活動内容として、平塚先生のアイデアで
メールでの悩み事相談を開始した。題して「千葉県横断お悩み相談メール」
なんだ、横断ってw

さっそくメールが届いている

PN:めぐ☆めぐさんからの相談
体育祭を盛り上げるためのアイデアを募集しています、
それと、最後なので絶対勝ちたいです!

めぐ☆めぐさんw 城廻めぐりだというのが一目瞭然である。
少しすると、めぐり先輩が奉仕部に直接やってきて、協力を
要請してきた。

めぐり先輩が八幡にけっこう近寄ってきたので八幡は困り…
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結衣はふくれるw
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かわいいのう…


めぐり先輩のお願いは男子と女子の目玉競技を一緒に考えて
欲しいというものだった。毎年地味らしいので、今年は派手な
ものがいいらしい。というわけで、上手く体育祭の実行委員の
一員のようになってしまい、委員会に連れて行かれる奉仕部3人。
委員会の部屋に行くと、案の定、すべては平塚先生の差し金で
「人員確保できたか」と平塚先生はにんまり。

雪乃「体育祭も平塚先生がご担当なさるんですか?」
平塚「まぁな。こういう仕事は若手にお鉢が回ってくるものだ。
   ほら、私、若手だから。若手だから

大事な事なので2回言いましたよ、この人… ←ヒッキー心の声


さっそく目玉競技を決める会議開始。
活発に意見が出るが、各方面への配慮で何かと規制が多く
なかなか決まらない。

以下が却下された案の一部…

玉入れ(意味深) 玉転がし(意味深) 障害物競走
大食い競争 試召戦争 デカスロン デカメロン デカパン
ボディーチェリー チムチムチェリー 大岡チェリー

なんだよ大岡チェリーってw


八幡は俺達が考えるのにも無理がある、ここは適材適所でと言う。

八幡「できない奴が無理してやっても意味がない。その道のプロを呼んだ方がいい。」
雪乃「つまり、依頼を放棄するということでいいのかしら?」
八幡「違う。ワークシェアリングだ、ジョブローテーションだ、アウトソーシングだ。」
   
ものは言いようだw
めぐり先輩からも了承されたので、八幡は結衣に何やら
耳打ち… 結衣は「わかった、呼んでみるよ」と答える。

結衣に耳打ちした時、結衣との距離が近くてちょっと照れる八幡
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ヒッキーはほのかな香水とシャンプーの香りで
軽くクラクラしていたのだ!!


そして呼ばれた適材適所な人達とは…
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海老名さんはわかるけど、なんで材木座も呼ばれたの?
6.25巻には「八幡或るところに我あり。八幡思う故に我あり」
いう理由ではせ参じたと材木座自ら言っていたけどw

海老名さんに事情を説明すると…

「盛り上がればいいんだよね?
 ナニが盛り上がってもいいんだよね?
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ワロタ ナニってww

海老名さんは「じゃあ、考えてみる~」とノリノリ、ついでに
材木座も「義輝におまかせ~☆」とノリノリで承諾してくれた。
というわけで海老名さんと材木座の熱いアイデアが盛り込まれ
体育祭の準備は着々と進み、いよいよ体育祭当日となった。
始まる前から感極まるめぐり先輩に、依頼はまだ半分しか
達成していない、勝利してこそ依頼は完遂されると告げる奉仕部。

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体育祭スタート…
白組は葉山の活躍で着実に点差を広げ紅組に勝ち越していた…

目玉競技その① 
女子対抗千葉市民騎馬戦 略してチバセン!
ルールは普通の騎馬戦とほぼ同じだが、鎧を着てコスプレした
大将騎を複数決めて、その大将を倒した数で勝敗が決まるというもの。
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可愛い! セイバー風味w

海老名「プロデュースドバイ私、メイドバイさきさきのスペシャル衣装だよ♪」
川崎 「さきさき言うな!」
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「君達、仲いいですね…」←八幡・心の声

チバセンが始まる前…
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なぜか、海老名の馬だけがマッチョ
女子対抗なので、当然馬も女子なわけだが、って
海老名の馬、女子に見えないぉおおお

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ワロタw


チバセンは雪乃達の活躍もあり、紅組の勝利!
あとは、紅組男子が勝利すれば白組に逆転できる。
海老名が考えた男子の目玉競技は棒倒し。
海老名さんが考えたにしては普通だな…?と思う八幡だが
海老名的には棒倒しは充分に腐要素満載なのである。

海老名「デュフフフフ…男子がくんずほぐれつを倒すだなんて…卑猥!」


白組の方の大将はもちろん葉山。
紅組は…というと、運動部の部長が大将をやらなければ
ならないということで、なんと戸塚が大将になっていた。
大将用の大きめの学ランを着てる戸塚にみとれる紅組男子。
戸塚「変じゃないかな?テヘっ」
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キャワイイぃいいいい
戸塚きゅんのヒロイン適性半端ねぇ…!!

八幡「似合ってる!全然変じゃない!」
「そう、じゃなく、これはだ…!」 ←心の声


葉山達1軍が相手だとあってか、最初やる気がなさそうな
紅組男子であったが、材木座が上手い具合に発破を掛けて
みんなを盛り上げ、八幡は何か秘策があるようで、それを
材木座にコソコソ…。 いざ試合が始まると、戸塚きゅんが
可愛すぎて敵味方構わず、メロメロになったりして、様相は
混沌としてくる。そんな中、材木座は大げさで派手な動きと
声を出して、人々の注目を集め、その隙に八幡は、紅いハチマキの
上に白い包帯を巻いて悠々と敵陣の棒を目指す…

これぞ、俺が長年のぼっち生活によって培った能力…
ステルスヒッキー

ステルスヒッキーww って、八幡、自分で自分の
事、ヒッキーって呼んじゃってるし。


これは八幡の作戦勝ちか…!?と思われた時、敵陣で
葉山がガッツリ待ちかまえていた。八幡の事をマーク
しないわけがないと言う葉山。

葉山「悪く思わないでくれ。スタンドプレーにはチームプレーで対抗させてもらう」
八幡「それは数の暴力っていうんだ」
葉山「人聞きが悪い。物量作戦さ!」
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葉山君、爽やかだな~。
爽やかだが、何かそこには冷たいものを感じるけどね!

周囲を白組男子に囲まれヒッキー打つ手なしで降参か?と
思われた時、八幡は「材木座!!」と材木座に合図を送る。
すると、材木座がどこからか現れ、白組陣地の棒に向って
猛突進。戸部達を吹き飛ばして、白組の棒を倒す事に成功した!!
囮の囮… 最初は材木座が囮だと思わせておいて、実は八幡の
方が囮だったという、八幡の秘策、なかなか凄かった。

勝利に沸く紅組…

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後日…

雪乃「まさか…負けるとはね」
結衣「反則負けは意外だったね~」
雪乃「だれかさんがハチマキで下手な小細工しなければ勝っていたのに…」
八幡「悪かったよ。誰も見てないと思ってたんだよ」
結衣「いいや、けっこう見てるもんだよ!」
雪乃「そうね。あなたが包帯を取り出した時は何するのかと思ったわ」
結衣「あは、ゆきのんも見てたんだ!」

雪乃「たまたまね…」
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おおっ雪乃が照れてる

八幡「おまえら、見てんじゃねーよ…」


体育祭で負けた事が、けっこう悔しかったと雪乃が言うと
結衣が「来年こそは勝とう!」と意気込み、雪乃も「そうね
来年こそは」と微笑む。今まで体育祭を楽しんだ事がなかったと
思われる雪乃が初めて楽しんだ体育祭、多分、八幡も同じくらい
楽しかっただろう。


祭りの後の祭りが終わり、全ては後の祭り。
取り返しのつかない事もある。
だが、泣いても笑っても日々は続くし
高校生活は終わっていく。
だから、彼らの祭りは終わらない。


番外編はこんな感じでした。
一部6.25巻の内容でしたけど、アニメの方は6.25巻とは違った
感じでよかった。最終話の脚本は原作者の渡航さんという事で、よくある
アニメオリジナルストーリーで、あれ?なんか違くね?という感じも
なく、番外編らしい、楽しい話でした。
八幡の秘策はよかったですね、まさか、囮の囮だとは…
ただ、あの包帯は見た瞬間に、あれ?これダメじゃないの?と思ったw
材木座は今まで出番が少なかったですけど、番外編では大活躍だった。
海老名さんが、相変わらず面白すぎる。
「ナニが盛り上がってもいいんだよね」
と言った時は、思わず吹きましたよ。俺ガイル内では色々な
笑いの要素が詰まってますけど、海老名さんの笑いの成分は
なかなか濃くて楽しい。

今後の俺ガイル、2期はあるとしてもずっと先でしょうけど
とりあえずは、9月に出るゲームが楽しみですね!
あと、Blu-rayのリリースも続くのでまだまだ終わらない。
6.25巻の続きもどこかの巻の付録になると、渡航さん自身が
なかがき(まだ終わってないのであとがきではなくなかがきだそうです)
でおっしゃっていたので、それも楽しみですね。

前回までのレビューは以下からどうぞ
① こうして彼らのまちがった青春が始まる。
② きっと、誰しも等し並みに悩みを抱えている。
③ たまにラブコメの神様はいいことをする。
④ つまり、彼は友達が少ない。
⑤ またしても、彼は元来た道へ引き返す。
⑥ ようやく彼と彼女の始まりが終わる。
⑦ ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。
⑧ いずれ彼ら彼女らは真実を知る。
⑨ 三度、彼は元来た道へ引き返す。
⑩ 依然として彼らの距離は変わらずに、祭りはもうすぐカーニバる。
⑪ そして、それぞれの舞台の幕が上がり、祭りは最高にフェスティバっている。
⑫ それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。


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