凪のあすから 第3話 海のいいつたえ レビュー

今、ウロコ様オナラしなかった！？

ワロタ…　光の姉・あかりと父、ウロコ様の３人で
話しているのを盗み聞きしようとする光とまなかだが
３人の話し声はあまり聞こえず、まなかはウロコ様の
オナラの音だけ聞こえたらしい…ｗ　

光達が盗み聞きをしているのに気付いたあかりは
光を見て優しく微笑むが…

　
　


光、まなか、ちさき、要の４人は廃校になった中学校に
集まり、あかりの件をどうするか的な事を話し合うが
光は要と二人、男だけで、あかりの相手の男をどうするかを
話し合うことに。別教室ではまなかとちさきがガールズトークで
光はその一端をちょっと聞いてしまった。
まなかが紡に対してなにか特別な感情を持っている事は
思いっきり聞いちゃったわけだが、光がまた暴れるかなと
思ったら、まるで聞かなかったかのように普通に振る舞っていた。
光の中で心境の変化が…！


その夜、家ではあかりも父も何事もなかったかのようにいつも通り。
しかし、就寝後、となりの部屋から幽かに聞こえる姉の泣き声。
夜、姉が誰にも気付かれないように泣いていたのはこれで２度目、
一度目は母が亡くなった時…。あかりはいつも自分の事は二の次に
考えて生きてきた。光は、相手の男にはむかついてはいるが、あかりが
男とキスしている姿を見て、あかりがやっと自分の事を考えるようになったと
少しほっとしていた。まなかの事もモヤついていたけど、まなかは
もっとモヤついてると思ったら、なにか心境の変化があったらしい。




翌日…
あかりの相手の男を追いかける光。
あかりの相手の男は紡の家に用事があって尋ねていた。
男が紡の家から出てくるといきなり襲いかかる光。
光を紡の祖父である木原勇が止める。勇は地上の者と海の者が
添い遂げるのは並大抵の事ではないと言う…

地上の人間と海の人間の大きな違い、それは"エナ"
エナは胎児が包まれている羊膜と似たような組織で地上の
人間はこれを破って生まれてくる。しかし、海の人間は
まるで魚の鱗のように肌と一体化した状態で生まれてくる。
海の人間が水中で呼吸ができるのもエナがあればこそだが
海と人間と地上の人間との間に生まれた子供はエナを持たずに
生まれてくる。つまり、もし、あかりに地上の人間との間に
子供ができたら、海で子供を育てる事ができない…


あかりの恋人の潮留至はあかりと真剣に交際していると
いうのだが、結婚するつもりなのか？と聞くと口ごもってしまう。
なんか煮え切らない態度の至を光は殴り、暫くして勇が
光を投げ飛ばし、光は気絶し、気付けば紡が介抱してくれていた。
紡君、ほんとイケメンだな。　光も紡がいい人だという事は
重々承知しているのだが…。


光が帰ろうとする時、勇とちょっと話してたけど、ここで
勇の肌がキラっと光って、まさかのエナ！？　つまり…紡の
祖父・勇は、海村出身の男なのかな。ってことは、勇は地上の
女子と結婚したのか…。そういう事なら、なんとなく、色々と
合点がいくな。勇さん、海村の子達の事を色々理解してるし
孫の紡が海村に憧れを抱くのも…


家に帰るとあかりが至とのことをもう辞めると言ってきた。
所詮、地上の者と海の者が結ばれるというのはムリなんだと
諦め加減に言うあかりは笑って明るく振る舞い、ふざけて
光を抱きしめたが、あかりは泣いていた…。　


紡と光の関係が…！
学校に行くと、紡の事を紡と呼ぶ光。二人の関係が
なんか変化したなー。まなかは、光が紡の事を紡と呼んでいるのを
聞いて、ずるいと大騒ぎ、海村の子達は、みんな紡の事を紡と
呼ぶことになった。仲良くなったなぁ…　微笑ましい…と
思ってみてたら、他の学校の生徒の視線が冷たい…うわわぁ…。



おじょしさま、もう少しで完成！
先生はラーメンをおごってくれると言い出す。しかし、海村の子は
エナの事があるからそろそろ帰らねばならない…すると、紡は
みんなの為に作った水庭が完成した事を披露、これを期にまなかは
お魚がもういない事もカミングアウトし、すべてはいい感じに。

何がよかったって、紡と光が仲良くなった事だよ…

友人同士になれてよかったー
今後、まなかをめぐっては二人の友情には色々ありそうだけど
とりあえず今は嬉しい一時だな。

紡とみんなと一緒に帰っていると、光は至が姉の働くスーパーに
向かう姿を目撃。様子を伺っていると、いつも絡んでくるクソガキが
また絡んできた…　

「パパと女が別れるのを協力して…」

(ﾟДﾟ)！

光は至が子持ちだという事を知って衝撃を受ける。


なるほどー、だから結婚に関して口ごもっていたんだ。
子供の美海ちゃん、思いっきり二人の事を反対なんじゃん。
だから、見海とその友達のさゆが、あかりが働くスーパーの
壁とかに嫌がらせしてたりしたのか。
至としても、あかりとの事は真剣に考えているが、娘の事を
考えると、結婚という事までは決心できないというか、
踏み出せないという事か…　紡との関係とかは良好になったのに
別の所でドロドロしてきたぞ！　子供の事や、エナの事、
あかりと至の前には問題が山積みだが、二人は幸せになれるのだろうか。
あと、学校の生徒達の態度も気になった。嫌がらせとか
されないといいけど…。
紡の祖父が汐鹿生出身っぽい事も驚いたな…
おじちゃんからもっと話を聞いてみたい。
今回は光がちょっと大人になったのも印象的な回だった。
こうやって、少しずつ彼が成長していく姿が見られるといいね＾＾


前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 海と大地のまんなかに
第2話 ひやっこい薄膜

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