終わりのセラフ 第14話 交錯するカンケイ

クルル、フェリド、柊暮人、グレン・・・ここらへんの人
みんな何かそれぞれ大きな計画もってるよねえ・・・。　
　
　　
　
　　
　
　
　　
　
　　

というわけで、シノアや三葉に付き添ってもらって
鬼呪装備の修業を始めた優一郎と君月。
もともと鬼呪の制御能力が異常に高い与一はすでに自ら
鬼の具現化もできる為、今回の修業は優一郎と君月だけ。

修業に失敗すると鬼が暴走して大変な事になるので、外の
廃墟の中で修業は行われる。鬼の具現化、憑依を操る事が目的の
修業、まずは優一郎から修業開始。
さっそく阿朱羅丸に血を吸わせると、優一郎は一瞬苦しんで
倒れてしまった。しかし、これが修業、優一郎の精神世界の中では
色々繰り広げられているので、その間、鬼が暴走しないように
意識のない優一郎を見守るというのが仲間であるシノア達の役目。

「この訓練が終わったら全部話しましょう。
　優さんのことだけじゃなく私達みんなの話を」
内心、色々と葛藤がある君月や与一、君月達はその事を明かし
仲間でいたいから、どうすればいいかみたいな事をシノア達と
少し話し合う。



その頃、優一郎の精神世界では・・・
阿朱羅丸ちゃんと対峙する優一郎。阿朱羅丸は優一郎にとっての
悪夢を優一郎に見せて暴走を促そうとするが、そんな使い古された手で
暴走するような優一郎ではない。今は、ミカエラにも再会したし、
ミカエラを救いに行くという大きな目的もあるしねー。
独りぼっちはつらい、阿朱羅丸の仲間になってやるという優一郎に
阿朱羅丸は手を貸す事にする。
修業は成功し、目を覚ます優一郎。

吸血鬼の都では、フェリドが何か策略をめぐらせているのか
日本の管理を任されているクルルちゃんの不利になるような事を
上位始祖会で証拠映像と共に証言、第3位始祖の
レスト・カーに色々突っ込まれたりしてしまう。
レスト・カーくん、ショタ吸血鬼じゃないかー　ショタといえば
小林由美子の声ですよ！！

終わりのセラフの因子をもった子供は残らずクルルが殺したというけど
実際、ミカエラや優一郎なんかも生き残っているしね・・しかも
ミカエラに関してはクルル自ら生かしたから。そこらへんを
突っ込まれると色々不利になるクルルちゃん。
ミカエラを生かしたのはクルル、優一郎を逃がしたのはフェリド、
上位始祖会が終わった後、フェリドは自分とクルルは秘密を共有した
仲間ってことじゃないのか？と言い、クルルに手を差し出す。
「手を握れよ、クルル・ツェペシ」
フェリドの本性一瞬チラリ。
フェリドもクルルも何かやろうとしてるんだよなー・・・



続いて君月の修業を開始。
意識を失った君月だが、優一郎の時よりも暴れてヤバイ感じ。
君月の鬼呪装備・鬼籍王も阿朱羅丸と同じように、君月にとって
一番痛い所の悪夢を見せて君月を屈服させようとしてきた。
ここで意外にも君月を踏みとどまらせたのは優一郎からの影響だった。
血が繋がっているわけでもない家族を命懸けで救うという優一郎の
事を鬼籍王に話す君月、そんな優一郎に自分は負けるわけにはいかない
君月は自分にナイフを突き立て、自らの呪縛を解いた。
鬼籍王は「まいったね・・・」と言って君月に力を貸す事に。

無事目を覚ました君月。
えー・・優一郎と君月、さっそく覚えたての憑依化を使って
模擬戦！？　じゃれあってるだけだったけど、君月が小さな声で
優一郎に支えられた事を呟いたのが可愛かった。

優一郎、君月、与一、この3人のずば抜けた能力、グレンが
集めてきた彼らについてシノアと三葉がデータを確認すると
彼らの過去データは抹消されていた。

人体実験、滅多に現れない黒鬼装備の保持者が3人、吸血鬼との戦争・・・
シノアは何かとても嫌な事が起きる気がしていた。




終わりのセラフ 第1話 血脈のセカイ
終わりのセラフ 第2話 破滅後のニンゲン
終わりのセラフ 第3話 心に棲むオニ
終わりのセラフ 第4話 吸血鬼ミカエラ
終わりのセラフ 第5話 黒鬼とのケイヤク
終わりのセラフ 第6話 新しいカゾク
終わりのセラフ 第7話 三葉のチーム
終わりのセラフ 第8話 殲滅のハジマリ
終わりのセラフ 第9話 襲撃のヴァンパイア
終わりのセラフ 第10話 選択のケッカ
終わりのセラフ 第11話 幼馴染のサイカイ
終わりのセラフ 第12話 みんなツミビト
終わりのセラフ 第13話 人間のセカイ


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