クズの本懐 第11話 やさしいかみさま

ここ数話、完全にビッチ先生がヒロインじゃｗ　
　
　
　　
　
　
　
　
　

ん？
茜っていつも幽体離脱して自分を見下ろしてるのかｗ
そういう冷めた目で自分を見下ろして他人事のように今に至るけど
鳴海とのお付き合いで何かが変わりつつあると。

花火と麦は夏以来話しても会ってもいない。
季節はもう秋・・・三ヶ月くらいは会ってないってことかい。
麦もさ、無責任というか、なんというか。

茜は自分がクソビッチでああいう性格だということを鳴海に
カミングアウトしているので、二人で熱海旅行へ行ってる最中も
もう変な演技しなくていいから楽そうだな。ある意味、初めて
素な自分をさらけ出せてる相手なんじゃないの？
旅館に着いて茜が迫っても手を出してこない鳴海。
1回やってるのになんでと不思議がる茜だが、思い出せば1回
やった時に酒に弱い鳴海に一杯飲ませていた。
まさか酔っていて覚えてないとか・・・いや、さすがにそれはないだろｗ

鳴海は露天風呂に入りながら、今夜は茜と一緒に星を見よう！と
意気込んでいた。しかし、直後、メガネを踏んでしまうという悲劇が。
目が古典的な３３になってるんだけどｗｗ
これでもう星は見られないですね・・・・




茜と一緒に星が見られない・・・とガッカリしながら部屋に戻ると
窓際で月明かりに照らされて晩酌している茜が。その姿を見た
鳴海の瞳には星がキラキラ。星は見られなくなったけど、茜が鳴海の星だ！
って、鳴海くん、乙女かーい！
それにしても鳴海くん、茜が男好きなのをやめなくていいとか
なんと心の広い男だ・・・独占欲とかないのか？　普通の思考じゃないよね。
茜はそんな鳴海にペースを狂わされまくりでドキドキ緊張してしまう。
今まで、自分のペースを狂わさせる事なんてなかった茜にとって
新鮮な体験だな。

「俺は好きな人にはただ元気で生きてて欲しいんです」
鳴海が好きな相手に求める事はただひとつ、元気で生きてて欲しいという事。
回想シーンから察するに、その根底には大好きな母親を幼い頃になくした
というのがありそう。しかも、その死んだ母親に茜が似ているんだろうなと。
鳴海がどうして茜に執着しているかというと、母親に似てるからってことか。
母親に似てる茜に一目惚れ・・・　うむむ？



「ああ、こんなに気持ちいいんだ・・・」
自分を見下ろす自身の生き霊の姿はいつの間に消えていた。
「あるじゃない、私にも。当事者意識」
ついに心と体が一体化したって感じかね。
翌朝、鳴海は茜にプロポーズをする。
茜は「いいけど」と返事。
「めちゃくちゃ浮気しますよ？」
「いいんですか！？　やったぁ！」
茜が浮気しようと何しようと、鳴海は本当に構わないのかねえ・・・
結婚して月日が経つうちに軋轢が生じてきそうだけどねえ・・・

鳴海との旅行の後日、茜は麦とデート。
最初で最後のデートだと麦は確信しており、茜から結婚する事が
告げられた。麦は茜に「おめでとうございます」と言った。

「私、麦ちゃんの顔はほんと好きだったよ」
って、顔だけかい！まあ、最初から、麦では太刀打ちできる相手では
なかったよな。別れた後、泣きながら「ずっと貴方を変えたいと
思ってた！」と叫ぶ麦。

「でもそんなの間違いだったんだ。変わってしまう前の貴方が
　俺は好きだったから。だから・・俺は忘れません！」
「ありがとう」
麦くん、メガビッチな茜の方が好きって事ですね。
茜もビッチな自分をここまで愛してくれる人がいる事は嬉しいだろう。
というわけで、茜にさよならした麦、次回最終話で麦と花火はどうなるのか。


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