クジラの子らは砂上に歌う 第2節 鯨(ファレナ)の罪人たち [アニメ]
泥クジラの平穏が終了・・・・
「これが・・
外の人間が住んでいた島・・・?」
リコスが居た島がただの廃墟だった事が分かったオウニ。
「あなたたちは本当に
何も知らないのね」
泥クジラの若者達は泥クジラ以外の世界を何も知らない。リコスはオウニとチャクロを墓に連れて行く。無数にある墓標にショックを受けるチャクロくん。知らない人達のお墓にお祈りを捧げるなんて優しい子ねえ。リコスはその先にある奇妙な建物に二人を案内。そこで二人が目にしたのはヌース(魂形)と呼ばれる生き物だった。リコスはヌースの名前とかなんとか・・どういう事よ。
かつてこの船に乗っていた者達はヌースに感情を栄養分として与え続け、リコスを含めて人々は感情を失くしたという。
「ヌースを発見した人々は感情を彼らに
預ける事にした。感情は世界を滅ぼすから。
必要のないものだから。
あなたが知りたがっている外の世界は
感情のない人達が心のない人形兵士(アパトイヤ)を
使っていつ終わるともしれない戦いを続けている・・
そんな世界」
外の世界、いったいどうなってるんです?
リコスは自分を置いて帰ってくれと言ったがオウニは泥クジラを出られるならそれでも構わないと言い、ヌースに自分の感情なんかいくらでもくれてやるとヌースに近付いた。チャクロはオウニを止めようとし自分がヌースに触れてしまい駆け巡る色々な記憶を垣間見た。リコスはチャクロをヌースから離したが、チャクロは放心。そして泥クジラからの追っ手が来て3人とも回収された。長老会はリコスの島への渡航や島からの物資の調達を一切禁止とし、リコスは監禁、チャクロとオウニは尋問の後、罰として体内送りへ。この長老会の対応を見ても、外界と接するのは泥クジラにとってはタブーなのだ・・・。
無印のネリ(CV:加隈亜衣)がリコスのお世話係かい。飛蝗現象(ひこうげんしょう)という大型のバッタが光を発しながら大移動をする自然現象が夜に起きる為、釈放されたチャクロはネリに頼んでリコスを連れ出す。待っているサミ、ネズ、ロウの所にリコスを連れてくるチャクロ。 前々から気になってたけど、メガネのロウくん可愛いよね。よく見える場所まで昇る途中、サミがだっこしてとチャクロに言い出す。
「無理だよ!だってもうサミ重いもん!」
「サミ重くないもん!!
チャクロの意地悪、バカ!ドケチ!」
サミくん、ちょっとヤキモチ交じりでチャクロに頼んだんだな。女子に重いとか言ってはいかん。
クチバはタイシャを連れて行く。クチバくんタイシャの事が好きなんだよなあ・・・ここらへんの恋模様が後々を考えると切ないわ。
リコスは「見えたの・・・」と言って、幼い頃の自分が軍の寮に入る時の様子を語り出した。ランランラララララ~って例のナウシカのアレが流れてきそうな映像だなw 重い荷物に歩みを止めたリコスを父親が負ぶってくれている様子が出たけど、パパイケメンだな! リコスの家族は今どこで何をしているんだろうか・・・。「なぜこんなに苦しくなるの」と涙を流すリコスに、いつか泥クジラがリコスの家族のところへ辿り着くかもしれないし、泥クジラでは兵士になって戦って死んだりしないから、ここで一緒に暮らそうと誘うチャクロ。
「私、貴方達に言わなければならないことがあるの。
この船は・・ファレナは・・・」
そうリコスは言いかけたが、その時、飛蝗現象が始まり、その続きをリコスは言わなかった。ここでリコスがちゃんと伝えていれば何か変わったかな・・・とちょっと思ったり。
翌朝・・・・
チャクロは朝食後畑へ。そうか・・・チャクロ達の親とかほとんどみんな亡くなっているのね。だから子供達だけで共同生活みたいになってるのか。畑に行くとサミとスオウ居た。サミがチャクロといい雰囲気なのを察したかスオウは仕事があるからとその場を去る。
リコスが切迫した様子で長老会に話があると言っている事をネリから聞いたスオウはリコスに会いに行く。リコスは必死にスオウに訴えてきた。
「ここから逃げて
できるだけ早く
この島・・ファレナは・・
あなた達は・・
ファレナの罪人たちは
狙われている・・・」
その頃、クチバは自分の想いをタイシャに告げ、チャクロはサミと近付いてきた飛行船を見上げていた。飛行船の窓が開き、中から銃を構えた兵士達が一斉に泥クジラへ向かって射撃を開始。サミは咄嗟にチャクロの前に立ち・・・
こういう展開になると、けっこう死亡フラグ立ってたなという感じよね・・。チャクロが泥クジラにいれば兵士になって戦って死んだりしないと言っていたのが今となっては悲しく感じる。
予告・・・
戦いが始まる・・
クジラの子らは砂上に歌う 第1節 私たちの大事な世界の全てだった
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