この嫦娥町の山には、昔から固有種の狼が住んでいると言い伝えられている
その名も嫦娥狼、土地の人は彼等の化身を大神様と呼び、畏れ敬っていた。

食事中に目を輝かせながら、嫦娥町の伝説を語る、博士の父、正明。いつもの
話にうんざりの博士と妹のマナ。正明は嫦娥町に伝わる古い童歌の
フレーズを言い、こんな夜には出るんじゃないかな?鬼が・・と
不気味な事を言う。

"引っ越した"と眠が言っていた小笠原の家の玄関には、木彫りの狼の頭
一個の八朔が何者かによって置かれる・・これの意味する所はいったい!?

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