- アニメ
氷り魔法を基礎から習うグレイ。冷気を操りたくば冷気と一つになれ ということで
雪の降る雪山で、裸で走り回る訓練から始まった修行・・
数ある魔法の中でも
造形魔法は"自由"の魔法
造り出す形は十人十色
術者の個性が最も出る魔法
精進せよ そして己の"形"を見つけ出せ・・
そう言われながらグレイの修行の日々は続いた。ちなみに、グレイの脱ぎ癖はこの時に
ついてしまったものと思われるw 修行中、リオンは常に自分の夢は「いつかウルに
勝つ事」とグレイに言い、グレイはデリオラを倒す事だけに執念を燃やしていた。
そんなある日、グレイはデリオラの居場所を偶然耳にし、ウルの制止も聞かずに
1人、デリオラを倒しに向かってしまう。
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デリオラは強く、グレイでは歯が立たなかったが、気付くと、ウルとリオンが来ていて
ウルが1人、デリオラと戦っていた。言うことを聞かなかったグレイを破門した
はずのウルだったが、実際は、グレイの事を誰よりも大切に思っており、グレイの
心の中の闇を取り払ってあげたいと思っていたことから、その心の闇のデリオラを
グレイの為に倒す覚悟を決めてやってきていたのだ。右足をすでにもっていかれ
それを補う為に、造形魔法で氷りの足で戦うウル。
素晴らしいだろ?造形魔法は・・ あの怪物がお前の闇ならば
私にも戦う理由があるという事だ・・
気絶していたリオンが目を覚ますと、ウルが最強の魔導士だと信じていたリオンは
ウルがデリオラに負けそうな姿を見て嘆きだし、ウルが本気を出さないなら、自分が
デリオラを倒すと言い出し、自分で勝手に魔導書を読んで習得した"絶対氷結"を
使いデリオラを永久に氷の中に閉じこめようとする。ウルはそんなリオンを
氷らせ止める、なぜなら、絶対氷結(アイスドシェル)は使った者の身を滅ぼすから。
しかし、デリオラを倒す為には、絶対氷結を使う以外手だてはなく、リオンが
やろうとする前から、ウルは絶対氷結を使おうと思っていた。
ウルはグレイの見る中、絶対氷結を使い、デリオラを氷らしていく。すると、ウルの
身体は氷りへと姿を変えていき、身体にヒビが入っていく。絶対氷結とは、自らの
肉体を永久に氷へと変える魔法、ウルはデリオラを包む氷となって永遠に凍り付いて
しまったのだった。完全に氷に姿を変える前に、ウルは、リオンが絶対氷結を解くために
人生を棒に振らない為に、自分は死んだと伝えてくれとグレイに言う。
私は生きている 氷となって永遠に生きている
歩き出せ 未来へ
おまえの闇は私が封じよう
グレイの闇はウルによって消し去られ、リオンは夢が打ち砕かれてしまった。
ウルが恐れていた通り、リオンはそれ以来、人生を棒にふっていたのだった・・・。
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遺跡にたどり着いたグレイ達は、遺跡が傾いているのを目の当たりにする。
すると、リオンの手下達が、グレイ達を取り囲む。エルザはここは自分に任せて
「リオンとの決着をつけてこい」とグレイに言う。グレイはその場をエルザと
ルーシィ達に任せ、1人遺跡の中へ。遺跡の中では、ナツとリオンが戦って
いたが、そこへかけつけるグレイ。グレイはナツに、リオンとのけじめを
つけさせてくれと頼み、リオンとの決着をつける為に、絶対氷結の構えをする。
グレイには死ぬ勇気はないと言うリオンだったが、グレイは本気だった。
そして、ついに、すべてを終わらせる為に、グレイが絶対氷結を発動する!?
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ウルとの別れの部分、なんか悲しいですね・・ 氷になって永遠に生きているって
いったって、元の姿に戻れるわけじゃないので、もの悲しいだけなんですよ・・。
ウルはグレイの心の闇を消し去ったということですけど、ウルが死んだんじゃ
新にグレイの心に闇を作っちゃわないの?って感じですけど、そこらへんは
グレイ、ちゃんと少し大人になって、前向きに生きていく事になったということで・・。
でも、問題はリオンですよ、グレイは前向きに生きていこうと決意したけど
リオンは、あれ以来、人生を棒に振って、デリオラと戦う事だけを思って
生きてきたわけですからねえ・・。
まあ、こんな長かった悪魔の島編も次回で終了ですかね~? この話、グレイ
メインだから、一生続いてくれてもよかったんだけどw
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話「妖精の尻尾」
第2話「火竜と猿と牛」
第3話「潜入せよ!エバルー屋敷!」
第4話「DEAR KABY~親愛なるカービィへ~」
第5話「鎧の魔導士」
第6話「妖精たちは風の中」
第7話「炎と風」
第8話「最強チーム!!!」
第9話「ナツ、村を食う」
第10話「ナツVSエルザ」
第11話「呪われた島」
第12話「月の雫(ムーンドリップ)」
第13話「ナツvs.波動のユウカ」
第14話「勝手にしやがれ!!」