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終盤に来て、あかりという少女の霊の話に２話も費やす意味がイマイチ
わからなかったのは先週。が！今週見ていてその意味が垣間見えて来た。
美風の用事い付き合わされ、マヤに会うことができなかった文明は
翌日、亜美から事情を聞かされる。なぜ、そんなにマヤがあかりを
助けたいと思っているのか文明が理解できないでいると亜美は
マヤは優しい子で、文明がちゃんと見ていないだけだ と指摘される。
それに…人ごとだと思えないのかも…
マヤの事が気になる文明はマヤを職員室に呼び出して話を聞く事にする。
文明はマヤに昨日から何を怒っているんだ？と聞いて、もし自分が
悪いなら謝ると謝ってくる。そして、自分はパートナーとして
もっとマヤの事を知りたいと真面目な顔でマヤに訴える。
一瞬照れた表情を見せるマヤ
そりゃ照れるよねｗ
文明は自分もあかりの事に協力すると言い、今日の放課後・・と言いかける
すると、そこに美風が現れ、またもや邪魔をされる。マヤは鼻の下を伸ばす
文明を一発殴ってその場から黙って去る。マヤと文明の間は本当に
一進一退状態だな・・すべては美風のせいのような気がするんだが。
美風は文明に放課後付き合って欲しいと誘ってくる。(ﾉ∀`)ｱﾁｬｰ
放課後、マヤ達は再び、あかりの父に会いに行く。行っても門前払い
状態なのだが、夜までずっと部屋の前で粘るマヤ。夜もだいぶ
遅くなってきたので、今日の所はそろそろ帰ろうかとした所、
ついにあかりの父が折れ、マヤ達は部屋に招き入れられる。
一方、文明はというと、美風に付き合わされ、どうでもいいような
観光巡り。先生には長野の事もっと知ってもらいたいんです。とか
美風は言うが、文明君、いま、それどころじゃないと思うんだが。
この程度の用事だったら、後日でもいいし、文明はマヤの用事を
優先すべきだったと多分心の中では思っているのではと思った。
ところで、文明と美風が栗ようかん食べてましたね～ 長野に実家が
ある友達が栗羊羹をよくくれたの思い出しました。おいしいよねえ。
生前のあかり・・
生前のあかりはどこにでもいるような普通の子で、幸せな家庭に育って
いたが、いつしか、仕事の為に家庭をかえりみなくなっていた父の
せいで両親が離婚になり、その後、父親があかりを引き取った。
それでも、父は仕事に忙しく、家庭をかえりみず、それでもあかりは
明るく元気に生きていた。しかし、クリスマスの日、いつものように
仕事で家に帰るのが遅い父が知らない所で、サンタクロースを
家の外で待っていたあかりはそれが原因で凍死してしまったと
いうのだ・・・。 学校や父親からサンタクロースなんかいないと
否定されたあかりは、それでもサンタクロースが居ると信じ、
家がわからないとサンタが困るだろうと思い、家の前で待っていたの
だという・・・・ なんてこったい・・。
事情がわかり、帰路につくマヤ達、マヤはみんなであかりの為に
クリスマスパーティを開かないかと提案し、翌日の放課後、パーティを
開くことに。
その頃、文明はやっと美風から解放される・・・かと思ったらまだ
引き留めてくる美風。美風はお店じゃなくて、家で文明に食事を
つくると言ってくる。文明が誘いに乗りそうになった時、千尋が
偶然を装って（近くにアキカンみたいのが何本もあったｗ）文明に
話しかけてくる。千尋は文明を美風もろとも食事に誘うが美風も
引き下がらない。さながら、文明を廻って、美風と千尋の戦い？みたいに
なった時、文明が学長（マヤ）に呼ばれているから・・とその場を
去ろうとする。そこで初めて、千尋からマヤの生家が取り壊される事を
文明は知り、走ってその場を後にする。
で…その時、千尋は、素直に文明が居なくなってしまった事で
泣いていたのだが、美風の表情がすごく恐かった。なんか物事が
うまくいかなかった・・・的な顔をして走り去る文明睨んでいる感じ
だったんだよね。
このシーン見ると、千尋より美風の方がくせ者ではないかと思える
取り壊し予定の生家に、マヤの姿があった。マヤは昔を思いだし
家の中を歩き回る。そこに文明も現れる。マヤは未だに、父親が
オカルトにのめり込み、学院をつくる事に没頭した理由がわからないと
吐露する。マヤは文明に明日のクリスマスパーティに協力する
ように要請、文明の役どころはもちろんサンタクロースという事で。
翌日、クリスマスパーティの準備を整え、あかりを迎えに行く
マヤ達。クリスマスと聞いたあかりは嬉しそうにパーティに参加。
ささやかながら、マヤ達はステキなクリスマスパーティをあかりの
為に演出する。そしてパーティもクライマックス、サンタの登場と
いう場面になり、外にいる文明に合図を送るマヤ。合図を受け取った
文明が中に行こうとすると、文明に近付く影が・・！
部屋に現れたサンタは文明ではなく、あかりの父だった。あかりの父は
あかりに渡せなかったクリスマスプレゼントをあかりに渡し、喜ぶあかり。
そして、思わずあかりを抱きしめ、あの日来てあげられなくてごめんねと
謝るあかり父。
ありがとう…サンタさん…
ありがとう…パパ…
あかりは無事成仏していった…( ；∀；) ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ
文明とマヤは二人で、取り壊し途中のマヤの生家に行く。
すべてを思いだしたマヤ。父親が、オカルト学院を作った理由、
それはマヤにあったのだ。幼い頃に、クリスマスに何が欲しい？と
聞かれたマヤは、幽霊やＵＭＡなんかが一緒に勉強できる学校が
欲しいと父に言っていたのだ。そして父親はマヤの願いを叶える
為に、オカルト学院を作った・・・・父の気持ちも知らずに
振り向かなかったのは自分のほうだと涙を流すマヤ。そんなマヤの
そっと握る文明。
マヤは決意をする。
ノストラダムスの鍵を見つける事、そして、父を殺した奴らを
見つける事、オカルト学院と人類を守る事を。
ここで、マヤと文明のパートナーとしての絆が深まった！
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今回、あかりという少女の話を通して、マヤの心境に大きな
変化があり、それがこの話のメインパートだったと思われますよね。
父がオカルト学院を作った理由はマヤの願いを叶える為、このことを
マヤが思い出す事によって、今までは、オカルト学院を憎んでいた
マヤが、オカルト学院を守ろうという気持ちに転じるのは、
マヤにとってのノストラダムスの鍵を探す理由が出来た事になる
わけですから。
今までもそうでしたが、今回も、美風が何故か文明とマヤが接触
するのを邪魔しようとしているように見える。しかも、純粋に
恋心とかからじゃなくて、もっと他の理由があるのでは
ないかと思えてくる。それに比べて、千尋は素直に文明の事が
好きなので、美風と千尋が去っていく文明を見送るシーンなんか
見ていると、ふたりのリアクションが対照的で、美風の
怪しさが際立ってましたよねえ。
ここにきて、思ったのが、学長は実は生きていて、千尋達はその学長に
協力しているのではないか？という事、そう考えると、なんとなく色々
説明がつくような感じが。 降霊術で学長の霊を呼んだのにあかりが
現れたのも、そもそも学長は生きているので呼ぶ事はできないから
ではないかとか・・。学長が死んだというあの一連の事も千尋達が
協力していればできるのではとか・・ あと、文明のいた未来？？
のシーンに学長らしき人物が居た事とかも・・ そして、美風が
ただの人ではないような・・？
・・・と思ったのだけど、私の予想なんかだいたい外れるんで
こんな展開だったら面白いな？という妄想という事にしておきますｗ
前回までのレビューは以下からどうぞ
Episode.01 マヤの予言
Episode.02 文明の到来
Episode.03 美し風、吹き抜けて
Episode.04 文明の崩壊
Episode.05 夏のこずえ
Episode.06 文明の道程
Episode.07 マヤの亜美～ゴ
Episode.08 まんま亜美～ヤ!
Episode.09 雪のあかり
で…次回の予告でぶったまげましたが、なんですかあのタイトルは
「マヤの死」って・・