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部決会議とは…？
部数決定会議の事 出版する本の部数を決める為に各部署の
トップが集まって相談する会議の事。丸川の場合、
受注担当、本を売る営業、本を作る編集、それと偉い人（井坂さん）
で構成されている。井坂さんって、専務よね。
井坂さん、時間なくて資料読んでないとか、ゆるい！ｗ
横澤さんとか、ちょ～イラっとした顔してるし。
さっそく会議が始まり、なぜだか、みんながけんか腰の物言いで
話が進んでいくのに圧倒される律。受注担当のお姉さんの声が
今井麻美なんで、まるで会議に牧瀬紅莉栖が居るような錯覚に…
しかも、口調がけんか腰なんで、「バカか！」とか紅莉栖が言いそうな
口調だったりするｗ
とにかく、圧倒されまくって、青くなる律っちゃんに、突然
意見を振る井坂さんも意地悪だわ～ｗ だが、そこがいい。
会議後、死にそうになって歩いていると、小野寺出版時代に担当
していた大御所作家の角遼一に出くわす律。角先輩のパパだわーっ
素敵なおじさまじゃないか。角先生の紹介で、現在、丸川で角先生を
担当している長谷川さんと出会う律。長谷川さんの声、草尾毅だわん。
長谷川さんと話しているうちに、高野さんが、仕事にかなり厳しいと
いう話題になり、前の会社でトラブった等、ちょっと高野さんの事を
悪く言われたような気がした律は、つい声を荒げて、高野さんを
庇うような事を言ってしまう。
なんで俺、高野さんを庇うような事言ってんだよ…
そりゃ、律っちゃん、好きな人のことを悪く言われたからでしょ。
まあ、それでも、長谷川さんはいい人で、角先生の出来たばかりの
新刊を律っちゃんにくれる。久しぶりに文芸のハードカバーの
立派な本を見て、心躍る律っちゃん。そんな律っちゃんの頭を
叩いて、余計な事考えないで仕事しろと言ってくる高野さん。
なんか、高野さんの気持ちが伝わるな～。
と、そこに、長谷川さんが、角先生の本をいっぱいもって
やってくる。好きな本をくれるという長谷川さん、いい人だなあ…。
律っちゃんは、その本を全部持っていたが、保存用に少しもらうことに。
長谷川さんは律っちゃんを飲みに誘ってくる。そんな二人の
やりとりを見ていた高野さんは、「ダメだ。うちの新人に余計な
事をしないでくれ」と長谷川さんを追い払おうとする。
長谷川さんは律っちゃんの耳元で「鬼編集長のいない所で誘うから。
彼が怖くなったらいつでも文芸においで。丸川はわりと
異動とか融通きくよ」と言ってその場を去る。
と、ここで羽鳥さんｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
律っちゃんにコピー頼んだだけですけどねｗ
コピーを取りながら、律っちゃんは部署異動願いについて
考えてしまう。ええ～律っちゃん、異動しちゃダメ！
そんな律ちゃんを見ている高野さん… あー高野さんの心中が～。
高野さん、機嫌が悪くなったのか、帰る間際に仕事をどっさり
追加され、律っちゃんは今日も帰りが遅くなってしまう。
夜の図書館の返却ポストに本を返しに行く律っちゃん。
どうも高野さんの気持ちがわかってない様子…なんで自分以外の
他の部署の人にもつっかかるのか？とか思ってるんだけど
そりゃ、他の男に愛する律っちゃんが誘われていたら、つっかかる
だろう！ ザ・ヤキモチですよ。
夜の図書館は静寂だけが存在して、気持ちいい～と律っちゃんが
浸っていると… 高野さんが現れる。高野さんも借りた本を
返しにきたのだ…。
律っちゃんが先に帰ろうとすると、高野さんは
「他の部署の奴とあんまりキャッキャッやってんじゃねーぞ」
と律っちゃんに釘をさしてくる。そんな事を言う高野さんに
もしかして、嫉妬とかしちゃってるんですか？と、冗談交じりに
言う律だが…振り返ると、高野さんはマジメな顔をして律を
黙って見つめていた。
ｷｬ━━━(*´∀`*)━━━━!!
熱視線だわ… 図星だからね…
そんな高野さんの、驚いた律はその場から走り去る。
そこは否定してバカにする所だろ？
どうして高野さんは俺のペースを乱す…
と心の中で思いながら走っていると、階段の所で滑って転びそうに。
危ない！と思ったら、高野さんが律を抱き支える。
そのまま律を抱きしめて離さない高野さん。
昔、よく図書室にいたよな…
おまえ、なんか変な事言ってたけど１０年前の事
どれだけ覚えている？
お前が俺に告白したのは、忘れてねえだろうな？
二人で一緒に帰った事…
その時、俺んちで初めて寝た事とか…
高野さんにこんな事を囁かれ、どいて下さいと高野さんを
どかそうとする律。
じゃあ、お前が告白してくれる前から
俺がお前の事を知ってたって事は？
そう言って、律にキスをする高野さん…
ｷｬ━━━(*´∀`*)━━━━!!
一回ふりほどいたものの、またキスをされ、律っちゃんは
高野さんをひっぱたいて、その場から走り去る。
って、律っちゃん、乙女すぎるぞ！！
マンションに帰った律っちゃん… 高野さんの言葉が気になる。
自分が知らない１０年間の間、高野さんは何処で何をしていたんだろう？と
思ってしまう。エレベーターを降りると、高野さんの部屋から
猫が飛び出し、それを追って横澤さんも出てくる。
律っちゃんが高野さんの部屋の隣に住んでいる事を知らなかった
横澤さんは怪訝そうな顔を浮かべ、何しに来た？と言い出す。
事情を説明しても、なんか横澤さんがアレなんで、高野さんが
おかしくなったのが律のせいだとかいい加減な事を言わないで
欲しい！と律っちゃんが言うと、高野さんと大学時代からの付き合いの
横澤さんはその頃の話しをし出す…
大学時代の高野さんは、ある時から、急にグダグダのダメ人間になり
大学はさぼりまくって、酒浸り、誰彼構わずとっかえひっかえ
付き合うような手のつけられない状態になった。
その原因が律だったという横澤さん。
高校時代に律にいきなり蹴り飛ばされて、何を怒っているのか
わからないままフラれ、その後、律が行方不明、数年後、やっと
高野さんが落ち着いた状態になった所に、律の元同級生から
律の消息が知れて、やれやれと思ったら、そもそも、律には
高野さんと付き合っていた時点ですでに許婚がいた事が判明。
告白してきた律が二股をかけていたと思った高野さんはショックを
受け… という事らしい。
律がそれは誤解だ！というと、横澤さんは、律に胸ぐらを掴み…
誤解だろうと何だろうとお前が政宗を傷つけた事に変わりはねえんだよ！
と言う…
横澤さん、怖いよぉぉ (ﾉД`)
今回はこんな感じでした。
高野さんの、ヤキモチが、なんとも素敵すぎる。
律っちゃんが文芸に行っちゃったらヤダし、他の男とキャッキャする
姿も見たくない…そんな高野さんの気持ちがビシビシ伝わってくる
話だった。そして、階段の所で、躓いた律っちゃんを抱きしめて
律っちゃんが告白する前から律っちゃんの事を知っていたと言う
高野さんが、なんとも切なくてよかったわ・・。 なんか長谷川さん
からもガチホモ臭がしたんですけど…。
いくら、横澤さん、荒れてた時代の高野さんの事を知っていて
高野さんの事が好きだからって、律っちゃんに対する態度が
怖すぎるよぉ・・・と、いつも思うんですけど、今回も怖かった。
次回はいよいよ最終回ですね・・・お名残惜しい
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 First impressions are the most lasting.
第2話 A man has free choice to begin love but not to end it.
第3話 In love there is both dotage and discretion
第4話 Adversity makes a man wise.
第5話 Love is lawless.
第6話 Go to the sea,if you would fish well.
第7話 Coming events cast their shadows before them.
第8話 Looks breed love.
第9話 The die is cast.
第10話 Absence makes the heart grow fonder.