僕は運命って言葉が嫌いだ。
生まれ、出会い、別れ、成功と失敗、人生の幸不幸…
それらがあらかじめ運命によって決められているのなら
僕達は何のために生まれてくるんだろう。

裕福な家庭に生まれる人、美しい母親から生まれる人、
飢餓や戦争のまっただ中で生まれる人…
それらが全て運命だとすれば、神様ってヤツは
とんでもなく理不尽で残酷だ。

あの時から僕達には未来なんて無く、ただ、
きっと何者にもなれないってことだけははっきりしてたんだから。


二週連続同じ事をアバンで先週は冠葉、今週は晶馬に
言わせてる。そして、これは第一話のアバンで晶馬が言っていた事。
そんなに、何度も繰り返すほど、これは重要な事なのかな?
さて、物語は先週からの続きで、陽毬の死を回避できず、どうする
事もできない冠葉が陽毬の手を取って祈っている所に、眞悧が
二人の黒ウサギを連れて現れた…という場面ですが…

後は続きからどうぞ