玄関ホールで照明の下敷きになった生徒達の中で一人だけ
照明から這い出て、逃げようと玄関へ向かった生徒が
倒れてきた支柱の下敷きになって死ぬ…。えええええ…
他の友達放置で逃げようとしたから、え、助けないで
行っちゃうの？と思った矢先に、死んじゃうとか…なんてこったい。
恒一は鳴を捜して屋敷の中を歩き回る。その途中でも死体が
転がっていたり… って、逃げてきた生徒が恒一の目の前で
惨殺されたぁあああ、犯人は… ええええ、
風見君…！！風見君、勅使河原に殺されかけた上に、死者を死に帰せを知って
完全に疑心悪鬼になって狂ってしまったらしい。
その上、なんと、風見君は死者が恒一だと思っているらしく
恒一に斬りかかってくる。ちょっとぉおお。
ヤヴァイ、恒一殺される…！という時、風見君の後頭部を誰かが
強打…誰かと思ったら、赤沢さんだった…。なんか、赤沢さんも
尋常じゃない感じになっちゃってるんだけど。
赤沢さんは、風見はもう二人も殺しちゃってるから、生きてても、
しょうがないから
「介錯してあげる」と風見にトドメを刺そうとする。
と、ここで千曳さんが現れ、赤沢さんを止め、武器を取り上げる。
ガルルルル…みたいなｗ
その後、赤沢さんはどこかに逃走。恒一は千曳さんと一緒に風見も
連れて外に逃げるが、外に逃げた時、風見は既に死亡していた。
えええ…じゃあ、赤沢さんに殴られたのが致命傷になったって事か。
恒一は鳴ちゃんを探しに、再びふらーっと屋敷の中へ。えええ…千曳さん
恒一の事を止めなかったのかｗ 恒一が屋敷の中で鳴を捜すと、鳴が
見つかるが、鳴は、赤沢さんに殺されそうになっていた。恒一はすぐに
赤沢さんを止めようとし、鳴が死者じゃない事を説明しようとするが
赤沢さんは、まったく聞く耳をもたない。もうダメだな、赤沢さん。
鳴ちゃんを守ろうとする恒一に、赤沢さんは…
そんなに死にたいなら、一緒に殺してあげると、恒一も鳴と一緒に殺そうとするが、ここで屋敷に落雷が！！
落雷で屋敷の窓ガラスが一斉に砕け、赤沢さんに降り注ぐ…
死ぬ寸前に赤沢さんは、１年半前に恒一に会った時の事を思い出す。
兄が死んで土手で泣いていた時に、恒一に会った赤沢さん。
完全に思い出した記憶の中で恒一は制服を着ており、赤沢さんが
泣きながら
「大事な人が死んじゃったから…」と言うと、恒一は
「じゃあ、僕と同じだね」と言った。 つまり、恒一は1年半前に
身内の誰かの葬式の為に夜見山に来ていたという事…
赤沢さん…
死んでいく赤沢さんを見た鳴ちゃんの目には…
こう映っていた…
なんて怖いビジョンなの。これが
死の色…！赤沢さんは死に際に、恒一に１年半前の事を聞くが
恒一はもちろん覚えてなかった。
赤沢さんの死を看取った後、気付くと鳴の姿は消えており
携帯がつながるので電話を入れると、鳴は裏庭に居るという。
恒一がそこに向かおうとすると、来ない方がいいと言う鳴。
恒一が裏庭に到着すると、鳴の前では誰かが瓦礫の下敷きになっていた。
そこから這い出ようとする手が見え、恒一が助けようとすると
鳴は
「助けちゃだめ。色が…死の色が見えるから…」と言う。
鳴には前から死者が誰かわかっており、でも言えなかったという。
その時、瓦礫の下から這い出てきた人を見て、びっくりする恒一。
瓦礫の下から出てきたのは… 死者は…
三神先生だった。
エエエエ…
三神先生＝怜子さん！？ 三神怜子なのか！
学校ではあくまでも副担任の三神先生というスタンスだったので
見てるこっち的には三神先生＝怜子さんなんて全然わからなかったな。
ただ、１年半前に怜子が死んでるのではないのかというのは薄々
わかっていた。この前、第一話を見なおした時にわかったんだよね…。
でも、怜子さんが死者だったとしても、学校と何の関係が？と
思っていたんでわからなかったが、三神先生は怜子さんだったのか。
副担任がいるのは学校中で３年３組だけ…今年は教室の机の数は足りていたなのに災厄は４月から始まった。机が一つ足りなかったのは…職員室だったのだ鳴ちゃんが、怜子を殺そうとすると、恒一は自ら、鳴ちゃんの
代わりに怜子を殺すと言ってくる。恒一がつるはしを振り上げた時
恒一は、本当に殺していいのか躊躇する。恒一君、ここにきて
躊躇してどうする！！ 鳴ちゃんの目の事までちょっと疑っちゃってるし…
すると、鳴ちゃんが、1年半前、怜子さんが殺される所を目撃
した事を思いだしたと告げてくる。
なんですとー！？
ここで、鳴ちゃんが目撃した光景が流れたが、怜子さん、川の側で
男に殺されて、川に転落して、そのまま流れていった…
それを聞いた恒一の中ですべての事が繋がっていく…
九官鳥の泣き声…、1年半前… 祖父が言っていた言葉…「可哀相にな…理津子も怜子もなあ…」恒一は振り上げたツルハシを振り下ろし怜子を殺す。
さよなら…怜子さん怜子さんを殺した後、恒一は気胸を発症し倒れた模様。
場面が暗転した時に「さよなら…お母さん」って言ってたのはどういう意味だ？
そして後日…
鳴ちゃんと恒一は三神家の墓にお墓参り…
三神怜子の事はやはり恒一と鳴ちゃん以外は覚えていないという。
そこに千曳さんが現れ、８月の犠牲者は全部で１０人、そこには
管理人夫婦も含まれているという事が明かされる。管理人の夫婦は
高林君の母方の祖父母で高林君が死んだ後、精神状態が芳しく
なかったらしい。なるほど、まあ、そんな所だとは思ったが、オバさん
孫の死で狂っちゃったという事か。
千曳さんすらも三神怜子が居た事は思い出せない。
千曳さんは帰り道に気を付けなさいと言った後、災厄は終わった事に
改めて気付く。そうかーもう、余計に気を付けたりする必要がないのか～
それにしても、ほんと、地獄のような数ヶ月だったね…。
帰り道、恒一は鳴ちゃんを遊園地に誘うが、断られるｗ
鳴ちゃんは携帯を川に捨てたという。でも、すぐに新しい携帯を
持たされちゃうんだろうなーと言う鳴ちゃんに、新しい携帯になったら
たまにかけていい？と言う恒一。
鳴ちゃん「たまには…ね」
合宿の時、みんなで撮ったあの集合写真、恒一と鳴ちゃんが見るとちゃんと
三神怜子は写っているのだが、他の人が見ると、怜子さんの姿は見えないのだという。
そして、写真の怜子さんにはやはり死の色が見えるという鳴ちゃん…。
段々、恒一も鳴ちゃんも三神怜子の事を忘れていってしまうのかもしれない
それがいい事なのかどうかはよくわからないが、とにかく今は…
恒一「終わったんだよね？」エンドロールが流れた後、Cパート・・・・
次ぎの３年３組の為にMDに災厄を止める方法を録音して
現在の教室の掃除のロッカーの上に張り付けるテッシーと望月・・・
うむ・・・今回は災厄が止まったが、またいつか災厄が始まるからねえ・・・
根本的な解決にはいたってない所が後味悪い！
最終話はこんな感じでした。
いやー、まさか、三神先生が怜子だとは…
怜子が死んでるんじゃないかというのは、ほんと薄々思ったんですけど
それがどうしても今の災厄と結びつかなかった。そういう事だったのねえ…。
恒一もほんと、学校で、一切、三神先生に怜子さんとして接しないから
わからなかったわぁ… ただ、色々と思う所はあったんだよね、望月君とか
三神先生の事を好きっぽい描写があったけど、同じように怜子さんに
対してもなんか好きっぽい描写が、海に行った時にあったりしたから
あれ？望月君、年上好きなのかな？とか思ってたんだよねえ… 美術部の
顧問で、怜子も絵をやってる人だったので、そういう所も共通してるなあとは
思ったが、同一人物だという所までは…。
それにしても、最終話、なんか凄く沢山人死にが出たような…
もう途中から誰が死んだとかよくわからなくなるレベルの人死だったけど
全部で８月は全部で１０人と聞くと、あれ？そんなもん？と。
赤沢さんには助かってもらいたかったけどねえ…あと、風見君にも
助かってもらいたかったな。結局、殺人を犯した人は全員死んだって事かあ…。
あの合宿の時の惨劇って、実際、あんな事件が起きたら、日本中で話題に
なりそうじゃない？ｗ マスコミとか押し寄せちゃいそうだけど、そういう事には
ならないのかね？とちょっと不思議に思ったり。どうやって処理してるんだろうかねえ。
まあ、そこらへんは突っ込んではダメな部分なのか。
Another、最高に面白かったです。絵も綺麗だったし、なんといっても
鳴ちゃん、可愛すぎだった…！
前回までのレビューは以下からどうぞ#01 Rough sketch -素描- #02 Blueprint -思惑-#03 Bone work -骨組- #05 Build limbs -拡散-#06 Face to face -二人-#07 Sphere joint -変調-#08 Hair stand -紺碧-#09 Body paint -連鎖-#10 Glass eye -漆黒-#11 Makeup -惨劇-