「あなた…オリジナルね」

布束砥信からそう言われて、巷で聞いたことがある
の事を思いだした御坂美琴。
その噂とは超電磁砲のDNAを使ったクローンが製造され
軍用兵器として量産されるとか…その類のもので、街で
その場にいるハズのない美琴の目撃情報まであった。

明らかに何か知っている様子の布束砥信に
いつもの調子で詰め寄る美琴だが…。