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悩みをかかえるちさきは、光達と一緒に学校に行かずに
ウミウシのおなかを見ていた。誰にも言えない気持ちをおなかの
赤いウミウシに打ち明けるとこれから先の事を教えてくれると
言っていたまなかの言葉… だが、おなかの赤いウミウシは見つからず。
一人遅れて地上の通学路を歩くちさきは呟く…
光への気持ち、なんとかしなきゃ…
と、そこで漁の手伝いをしていて遅れて学校に行こうとしていた
紡とバッタリ会う。ここで言っていた紡に言葉が気になったんだけど…
「今朝は大量だったからな。近頃、おかしいくらい金目が獲れる」
なんでもない事かもしれないけど、ウロコ様が言っていた言葉と
どこかしらリンクしているような…？
「あんた…光が好きなの？」
紡君、ズバっと訊いてくるねえｗ これをきっかけに、ちさきは
紡に自分が光の事を好きでいると、嫌な子になってしまう…と気持ちを
吐露。しかし、その途中、紡からストップがかかる。
Oh……
ちさきはまなかに「忘れて！」と言って、とりあえずこの話は一旦終了…
あかりは至に、美海を傷つけたくないと別れを告げ、美海にも
「私、ちゃんとどっか行くから、だから安心して」と告げるが
美海がその直後、姿を消してしまったので大騒ぎになる。
大あわてで自分の所為だと混乱するあかりに光は、自分が美海を
見つけてやると言う。大人に任せろと言うあかりに、光は言う…
子供扱いすんなよ！
いくら大人ぶったってな、お前なんか俺の母ちゃんの
代わりになんかなれないんだよ！！
だから…とっとと美海の母ちゃんの代わりになれ！！
光、また成長したな。
まさに、あかりの背中を押すような言葉だ。
光はあかりと約束した通り、美海を発見。
っていうか、美海自らひょっこり現れたｗ
美海が見つかった事は、すぐに連絡され、あかりは至から
その事を聞く。あかりは、初めて自分の「あきらめたくない」と
いう本当の気持ちを告げ、至もそんなあかりの気持ちを理解する。
帰りたくないという美海と一晩過ごす事にした光達。
そこで、美海と二人きりになった光は美海の本当の気持ちを
初めて知る。美海はあかりを嫌っていたのではなく、あかりが
美海の母になって、また母を失うのが怖かっただけだったのだ。
好きにならなければ…辛くならない…
そんな美海の気持ちがわかる光だが、「誰かを好きにになるの、
駄目だって、無駄だって…思いたくねぇ…」と自分の気持ちを
美海に言う。誰かの事を好きなのか？と見海に訊かれ、美海も
含めてみんなの事が大好きだと光が答え、美海にロリコン疑惑を
かけられる光だった…
翌日…
光に手伝ってもらって自分の本当の気持ちをあかりに伝える美海…
壁に「どっかい」までガムでかかれた文字が「どっかいかないで」
になり、それを見たあかりは自分はずっと美海のそばにいると美海を
抱きしめて泣く…
美海はあかりの涙の水滴を指に取り「海が大好き」と言い
あかりは美海に抱きついて子供のように泣くのであった…
光「あーあ、どっちが子供だよ」
今回はこんな感じでした
なんかいい感じにまとまった一安心といった感じです。
あかりは地上に嫁に行ってしまうのかな？ そうなるとまた
一悶着ありそうだけど、今回見ていて、地上に嫁に行く事とか
地上と海の者が関わる事は、エナとかの問題以外にも何かありそうな
雰囲気が伝わってきた。特に、うろこ様の言っていた言葉とか
この先、地上が滅ぶような感じに聞こえたんだけど…。
海の中につもるぬくみ雪ってなんなんだろう、単純にヘドロみたいな
ものかな？って思ってたんだけど、違いそう… あと、金目が
やけに獲れるっていうのも気になった。
とりあえず、あかりと至、美海の問題はいい感じで納まったが
まだ、ちさきの事とかは何も解決していない。
次回はどうなるんだろう？
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 海と大地のまんなかに
第2話 ひやっこい薄膜
第3話 海のいいつたえ
第4話 友達なんだから