15歳にして武装司書に昇進し、天才と称された若きマットアラストは世の中への反発から
とっかえひっかえ女を引っかけ、毎夜のように酒場に出て、荒れた生活を続けていた。
イレイアはそんなマットアラストの事を憂い、彼の事を叱るが、彼は意に介さない。
激しくイレイアに叱られた夜、マットアラストは酒場に居合わせた田舎娘?の
ハミュッツという名の少女に出会い、2人はお互いの命をかけた戦いを繰り広げ、
互いの強さを感じ、仲を深めていった。
クリックで別ウインドウ原寸大表示ハミュッツの強さを身をもって知ったマットアラストは彼女を武装司書に推薦、ほどなく
して、彼女はめきめきと力をつけ、あっという間に1級武装司書に昇格した。当時の
館長代行のフォトナはハミュッツの強さを異常だと察知し、彼女がいずれ、世界の脅威
になる者だとマットアラストに警告、そして、裏切り者のハイザーを討つ事を彼に命じる。
フォトナはその際に、ハミュッツも消せとマットアラストに命じ、彼を第2封印書庫に
連れて行く・・そこでマットアラストが見たものとは・・!?
家に帰ると、いつものように同棲中のハミュッツが温かくマットアラストを迎える。
マットアラストが世界の真実を知った事をハミュッツに伝えると、ハミュッツは
なんでもないような顔をして、感想を求める。
「俺の思った通り、どこまでもくだらなくて理不尽だった・・・」マットアラストがそう答えると、予想があたってよかったじゃないと返すハミュッツ。
マットアラストはハミュッツを抱え上げ、「するぞ!」と体を求めるのだったw
マターリw
俺がお前を殺すと言ったらどうする?とマットアラストが聞くと、ハミュッツは
あなたにだけは殺されたくない・・と答える。
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フォトナの命令通り、裏切り者ハイザーの討伐に向かったマットアラストとハミュッツ。
ハミュッツはマットアラストを残し、1人で討伐へ向かう。
ハイザーは癒着しているグインベクス帝国軍と共に、ハミュッツに立ち向かい、さすがに
相手が軍隊ではと、ハミュッツが心配になったマットアラストはハミュッツの元に
向かうが、すでに軍隊は全滅した後で、ハミュッツの圧倒的な強さにマットアラストは
笑いがこみあげる。ハイザーを倒したハミュッツの後ろで、彼女に銃を向け立つ
マットアラスト。ハミュッツは前に言ったように、「あなただけには殺されたくない」と
マットアラストに告げる。そして、結局彼は、彼女を撃つことができなかった。
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マットアラストとハミュッツの関係が今明らかに~!って感じでした。やけに仲がいいとは
思ってたんですが、付き合っていたんですね、しかも、同棲とかしちゃうくらいの仲。
なんかいいカップルだったのに・・。フォトナの言う通り、ハミュッツはバントーラ図書館、
武装司書になる為にマットアラストに近付いたんでしょうかねえ・・きっとそうなんだろう
けど、いったい世界の真実ってなんなんでしょう? 第2封印書庫にそのヒミツがある
ということなんでしょうかね。ヴォルケンが出て行っちゃったのも、その世界の真実に
関係があるのかなあ?? 気になりますねえ・・。
あと、ミレポックがレナスにラスコール・オセロについて聞いていたことが次ぎへの
伏線なんでしょうかね、ラスコール・オセロの名前に触れるとろくな事にならなさそう
だから怖い。ミレポには死んでもらいたくないよ!
若き日のマットアラストがやけにかっこよくて(今もかっこいいけど)、ますます好きに
なりました。大川透の声も最高ですよね。
前回までのレビューは以下からどうぞ
第1話 爆弾と本と沈み行く船第2話 爆弾と姫君と灰色の街第3話 爆弾と人間と死の神の病第4話 夕方とシロンとコリオ第5話 裏切りと杯と迷いの小道第6話 雷と怪物と殴る少女第7話 笑顔と仮面と死にたがりの男第8話 沼と仲間と浜辺の貝殻第9話 真人と戦場と私の世界第10話 変人と母親と黒蟻の巣第11話 弱者と迷宮と女王の指し手前半部分の一挙放送 見逃した人は見よう