ラスコールの謎を掴んだとされるパーニィの本は未だ見つからず事情を知っている者の
口も塞がれ、その上、アルメとの戦いで、自分の弱さを知り、ラスコール追跡が行き
詰まったミレポックは、精神的に追い詰められ街を彷徨っていた。一方のアルメは
捜していたパーニィの本を遂に見つけ、中に触れ、その真実を知る。
演じる事によって幸せを得ていたパーニィは神溺教団に目をつけられ、教団の
真人に祭り上げられ、いつの間にかすべてが教団のお膳立てによって事が
運ぶようになっていた。そんな日々に嫌気が差したパーニィはいつからかラスコール
に会って天国へ行く事を夢見るようになり、ラスコールの影を追う。そして、
ある日、楽園管理者とラスコールはパーニィの前に姿を現した。ラスコール達は
幸福を見失った真人のパーニィに見切りを付け、彼女の前に姿を現したのは
最後の慈悲だと彼女に告げ、彼女の命を奪った。最後にパーニィの首をはねた者は
ラスコールでも、楽園管理者でもない・・誰かだった。

後は続きからどうぞ