那須島を追い詰め、斬りかかろうとしていた贄川春奈の前に現れた
杏里は己の腕から本物の妖刀、罪歌を取り出す。杏里は自分は人を
愛せない代わりに人を愛する罪歌に寄生して生きていると春奈に
告白する。春奈と杏里が対峙した事によって、罪歌にまつわる真実が
明らかになる。

その頃、春奈が統率する罪歌の子供達は集団で一斉に静雄に襲いかかっていた。

強い

セルティが闘う静雄を見て、かっこいい!とまで感じるほど、静雄は
強かった。その姿はまるで鬼神、竜巻のように人々を巻き上げ、何百人と
集まった罪歌モドキ達を圧倒していた。そして、闘う静雄の表情は
今までに見たことがないくらい活き活きとしていた。

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