村迫正雄が死亡するまで…血を吸われて以来、その同じ奴に毎晩のように血を吸われ続けた
正雄。奴を家に入れてはイケナイと思っていても、逆らえず
奴から周りの誰にも話すなと口止めされ、家族に気付かれぬまま
血を吸われるのが四度目の夜、正雄は独りで死んだのだ
そして起きあがった。
目を覚ますと棺桶の中。土の下に埋まっており、どうやっても
自分では出る事ができない。しかし、辰巳が正雄の墓を掘り起こし
正雄を外に出す。
クリックで別ウインドウ原寸大表示正雄は蘇生しても相変わらず正雄。基本、起きあがっても性格などは
一切変わらないので、正雄のまま。ただ一つ変わる事というのは
吸血鬼化する事だった。
不老不死だが、日の光を嫌い、心臓に杭を打たれたり首を切断されたら死ぬし、人の血を食事とするそこらへんはよくある吸血鬼設定と一緒。 ただ、全員が起きあがる
わけではなく、数人に1人の割合らしい。現に村迫博巳は
起きあがらなかった。
辰巳によって正雄は吸血鬼として教育されていく…w
ちなみに、
辰巳は吸血鬼の中でも特殊な人狼という存在で
昼間も動けるのよね。
9月29日 木曜 先勝安森節子が運び込まれる。もう家族のほぼ全員を失っている
徳次郎が可哀相だなあ… この前、ついに事の真相に気付き始めた
敏夫は、節子を入院させる事にする。
9月30日 金曜 友引清水恵の墓を暴く日 昭とかおりは小さなスコップを持って出発…
ってそのミニスコップで何をしようと??砂場遊びじゃないんだからw
待ち合わせ場所に行くと、夏野が大きなシャベルと桑を用意して
待っていた。
クリックで別ウインドウ原寸大表示敏夫は静信を呼びだし、先日の事を詫びる。そうだー謝れーw
静信から
役場の石田さんがここ最近の証拠となる書類一式をもって失踪した事を聞く敏夫。
なるほど…そうきたか…全てを察しているような敏夫の口調に驚く静信。そして敏夫は
「伝染病はもういいんだ」と言う。
敏夫は死んだ者達は出血性ショックで死んだという事実を明かし
それは起き上がりの仕業だと断定する。静信はショックを受けるが
敏夫はさらに続け、いままで村で起きた事象が、吸血鬼、あるいは
起き上がりの仕業であればすべて説明がつくと静信に言う。
敏夫はこの事を確かめる為に入院中の安森節子を不寝番で守り
夜襲ってくるであろう吸血鬼の存在を確かめると言い、静信に
協力を求める。
その頃、夏野達はついに清水の墓を暴こうとしていた!
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けっこう、大きな展開があった回でしたよね。
夏野達と敏夫が起きあがりが現実にあるものとして行動を
始めた事が大きい。しかし、辰巳がね~少なくとも、夏野達の
事はバレてるワケで…そして、敏夫達の事も、今回節子さんを
守る事によって、バレるわけで…いよいよ、本格的に吸血鬼と
人間の戦いの構図が浮かび上がってきたということですかね。
漫画の方だと、時系列の描き方が、各キャラごとに描かれてたり
するんで、前後してたりしてるんですけど、アニメだと
比較的、ひとまとめになっていて分かり易いわ。
しかし、正雄が…w 正雄って、どれだけブサイクに描くことが
できるか選手権をしてるくらいすごい顔で描かれてますよね。
なんか憎めなくなってきた。
前回までのレビューは以下からどうぞ第遺血話第腐堕話第惨話第死話第偽話第髏苦話