玉章(たまずさ)
かつて、崇徳上皇が京からさぬきの地に流された時…
うぐいすの鳴き声を聞いては京の都を思い出しむせび泣いた。
その話を聞いたうぐいすは崇徳上皇の事を酷く哀れに思い
自分の声を封じる為にくちばしに巻いたのが玉章(たまずさ)の
樹に生えた葉であった。

隠神刑部狸は息子に、自分をわきまえて生きて欲しいという
願いを乗せて、その名前を付けたのだが、その息子はいつの間に
玉章(たまずさ)を玉章(たまずき)、「玉座を狙う」という
意味に変え、妖怪の主になろうとしているらしい。
要するに、不良息子になっちゃったのかw

後は続きからどうぞ