メリーが楽しそうなのは、彼女が夢魔探し以外はしたことが
ないからだった。初めての事ばっかりだというメリー…
夢路が何気なく、現界に来てからどれくらい経っているのか？と
聞くと、夏のセールを１０回くらい見たかも？と答えるメリー。
つまり、
１０年！？ 夢路は自分の予想を遙かに超えたその
年月に驚く。
メリーはこの１０年、いつ現れるかもわからない連中を
ずっと１人で探し続けていたのだ。それしかやる事が、
やれる事がなかったと言うメリー。本当はこのやり方で
帰れるのかとわからなくなった時もあるが、自分からそれを
取ったら何も無くなってしまう、でも、今は、夢路が
「やる事」とくれた、夢路が自分を「何者か」にしてくれたと
嬉しそうに笑って
「ありがとね」と言うメリー…
うーん、１０年間も１人でずっとやってきたと思うだけで
切ないっすなあ…
クリックで別ウインドウ原寸大表示買い物帰り、ショッピングセンター内で、エンギの器の由衣に
出会う夢路達。といっても、もちろん、彼女がエンギの器
だなんて事は知らないのだが、由衣は夢路の事を気に入った様子で
夢路の名前を聞いてくる。由衣の友達の堀江奈桜の声は
浅野真澄だ～。 夢路達と別れた後、由衣はエンギと交信し
いまから「境界」の扉を開き、影響範囲内の半径５０ｍに
人に取り憑いた夢魔がいれば、あぶり出して倒すという、いつもの
作戦を実行する。
半径５０ｍ以内に居たメリーと夢路は白昼夢内に取り込まれ、
エンギはメリー達が夢魔かと思い、色々聞いてくる。
どうやら、エンギが捜しているのは、
灯台（ファロス）エルクレスという者らしく、夢路達に
ファロスエルクレスは何処にいる？？と
いきなり聞いてくる。
ファロス…エルクレス…？？誰？？という感じの夢路とメリー。エンギは夢路がメリーの器で
メリーが夢魔だと勘違いし、攻撃をしかけてくる。ってーか、
エンギちゃん、勘違いも甚だしい…もうちょっと人の話を
聞くべきじゃ…ｗ メリーも、「こっちに来る夢魔は私達の
敵よ」とエンギの攻撃を受けて立ち、戦闘状態になる二人。
「紫閃月下 霰茄子」とかいう技？を繰り出してくるエンギ。
自信満々のエンギだが彼女の霰茄子はメリーをかすりもせず
メリーはエンギの剣を真剣白羽取りする。
メリーがエンギに、あっちの世界に送り返すと言うと、エンギは
自分の姉、
パティ・スリーピースの事を思い出す。現界の世界に
興味を持ちそして、殺されてしまったパティ、エンギは
パティを殺した者を捜す為に由衣に協力してもらい現界に
来ているのだ… エンギは、メリーに、現界に降りた夢魔には
幻界に戻る術がない、帰る事も返す事も不可能、メリーの
言うような都合のいい帰り道があるというのなら、パティは
殺されはしなかった！！と激怒。
倒された夢魔の行き着く先は消滅なのだとエンギは言う。
クリックで別ウインドウ原寸大表示同じ咎を背負い、パティの無念を晴らすと霰茄子 十五夜という
フェアリーテイルのエルザのような技を出し、メリーを追い詰める。
メリーはエンギが言った言葉がショックで戦意喪失…
消滅…帰れない…じゃあ、今までしてきたことって…？完全にメリーの動きを奪ったエンギは、トドメを刺そうとする。
夢路はメリーを信じ、エンギが言った帰る方法がないというのは
信じない！とメリーの前に立ち、盾になりエンギの攻撃を
モロにくらってしまう…
ショック！！今回の最後のカットで、夢路が斬りつけられたのを見たメリーが
ショックを受けた顔で、原作の方にも同じような感じのカットが
あるから演出なんだろうけど、いきなり、この絵出たんで、ちょっと
笑ってしまった… シリアスな場面なのに…
今回はこんな感じでした。メリーが１人で１０年間も彷徨って
いたという事がわかる所は切なさ全開、私の想像さえも遙かに
超えていましたよ… そんな生活していたら、そりゃ、今の
生活が楽しいだろうねえ…。 エンギがいきなり攻撃してきて
色々やっかいですね、悪い人じゃないんだろうけど、いつも
こういうキャラが出てきて思うのは、あんまり話し合いとか
しないでいきなりっていうパターン多しですよね。だいいち、メリーも
夢路もファロスエルクレスを知らないって言ってるのに。
で、ファロスエルクレスって誰？ｗ と、こっちも( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ
エンギの口から、倒された夢魔は消滅すると聞いたメリー、
今後の彼女のモチベーションの大きく影響してしまいそうだよねえ。
前回までのレビューは以下からどうぞ第1話 夢現第2話 夢もキボーも第3話 夢の向こうから第4話 夢喰いメリー